行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

久しぶりに日本中が沸いた1日

2010-06-25 22:57:34 | Weblog
理想的な勝ち方でデンマークを破り決勝トーナメントへ、日本中が興奮した。こんなことはトリノオリンピックフィギュアスケートで金メダルを取ったイナバウワー以来だ。
前半のフリーキックでの加点は見事な技術の勝利だろう。テレビ放送のスローヴィジョンで見ると、本田のキックはボールが回転しないナックルボールのようで揺れ動いてキーパーも驚いたようだ。遠藤のキックは反対に落ちるスライダー回転で大きく曲がり外からゴールに入ってきた。

特に注目されたのは本田選手、言葉も満足に話せないままオランダに渡り苦労し、トップ選手にまで上り詰め、今度はロシアで新境地を開こうとしている。まさにグローバルスタンダードの若者で、世界の一流選手が集まるワールドカップでも引けをとらない。
最近の日本の若者は草食系が多く、積極性に欠け、海外赴任さえ忌避するといわれ、今回のように海外で活躍する日本サッカー選手を見てグローバルに活躍する若者が出て来ることになれば沈滞ムードの日本も活性化されるのではないだろうか

個性の強い一流選手をまとめる監督は大変で、岡田監督の苦労が先ず実ったと言える。前回優勝チーム、準優勝チームのイタリア、フランスは優秀な選手を集めながら敗退した。ひとえにチームワークができなかったこととそのことから内紛騒ぎまで起きたことは悲劇であった。帰国すれば期待をしていたファンの厳しいブーイングが待っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅総理、勘が狂ったんでは | トップ | G20の合意は雇用を犠牲にする »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事