行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

大統領選挙で見た同盟国米国の惨めな現実

2020-11-04 17:57:59 | 政治

大統領選挙の結果がまだわからないが、17時40分、ニューヨークタイムスの速報を見るとトランプ優勢のようだ。米国のコロナ新規感染者は11月2日93000人、ホワイトハウスの医師は新たな事態に入ったと報告している。異常事態下の選挙だ。

警官の殺人が繰り返され、その映像がSNSで即世界中で拡散する。そして抗議の暴動へ商店街が襲われる。
トランプ大統領支持者集会で見られる自動小銃で武装したテロリストのような集団、選挙結果によっては暴動が起こるとワシントンの商店街ではベニヤ板でショーウィンドウを覆う。一般市民も何が起こるか判らないので銃を買いに走る。スーパーでも銃が買える国だ。銃器店主はこれまでにない売れ行きとほくそ笑む。人権とかヒューマニズムといった米国の価値観がどこへ行ってしまったのか?

現役の大統領が郵便投票に不信を表明している。手紙が届かないようでは近代国家の体を成してない。国の基本が崩れだしている。

トランプになってから米国第一主義、分断された米国では結構これが受けて、同盟関係も危うくなってきた。パリ協定からも離脱、国連機関からも距離を置く、日本はこうした国に安全保障を頼っている。

米国社会や政治は病んでいるが、GAFAを初め米国企業は元気が良い。ウォール街はコロナ暴落から活気を取り戻し、テスラに見られるように米中冷戦などお構いなしに中国へ投資する。


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