国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の無人補給船「こうのとり」2号機が、宇宙ステーションに到着した。26日に在米国の日本人が宇宙ステーションを追跡するこうのとりをカメラで捕らえた写真が掲載されていた。時速8000kmで周回する宇宙ステーションをこうのとりは時速28000kmで周回しながら接近し、27日、宇宙ステーションと同じ速度で併走し、カナダ製のロボットアームで捉まえられた。昨晩はロボットアームがこうのとりを本体に連結する最高の宇宙ショウが繰り広げられ自宅のPCで見られたが、何故TV放送で中継しないのか疑問が残った。
27日、茨城県の筑波宇宙センターの管制で、こうのとりは宇宙ステーションの後ろ5キロの場所に到着、そこから3時間かけて徐々に近づき、宇宙ステーション下方、10mの場所にぴたりとつけた。 宇宙ステーションからの管制でロボットアームがこうのとりを掴み、「人間とロボットの協働がもたらした成功」と米国のNASAが賛辞を送った。
こうのとりは5月から長期滞在する予定の古川聡さんら飛行士の食料や飲料水のほか、実験機器や東南アジア4カ国から託された植物の種などを届けた後、今度は宇宙ステーションからでるゴミを積んで3月に離脱し、大気圏に再突入して燃え尽き、お役目はごめんとなる。 将来は地球と宇宙ステーション間で人間を送り迎えするシャトル便に発展する糧になった。
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