米、欧州女子ゴルフツアー共催のスコットランド・オープン、昨日のブログで、「古江と畑岡は最終日4打差、9位からのスタートなので期待したい」と書いたがまさか優勝とは予想しなかった。なぜならトップを走るのが元世界チャンピオンの強豪ニュージーランドのリディア・コだったからだ。今朝のニュースで古江彩佳優勝と聞いてビックリ、現地からのハイライト録画を早速見た。
古江は最終ラウンド、前半で5バーディ、ノーボギーで一気にトップとの差を詰め、後半パー3の15番では6メートルのバーディーを沈め、首位を行くフランスのセリーヌ・ビュティエを捉え、単独首位に躍り出た。さらに17、18番も連続バーディー、後半も5バーディ、ノーボギー21アンダーで3打差をつけて初優勝。ツアールーキー153cmの小さな王者にやんやの喝采の中、賞金30万ドル(約4000万円)をゲット。
それにしても大会コースレコード62、大会記録の通算21アンダーには小さな体のどこにそれだけの爆発力があるのか、凄いに尽きる。勝因としてインタビューで天候に恵まれたと言っていたが、確かに今回の平均飛距離208ヤードを考えると強風下だったら苦戦しただろう。因みに2位のセリーヌ・ビュティエは255ヤード、勝因はショットメーカーたる正確さとパットが最終日は26という好調さだろう。昨年から帯同しているキャディは地元出身でライン読みもよかったのだろう。
いよいよ、全英女子オープンが始まる。古江、今回7位の畑岡、エビアン選手権で3位に入った西郷、好調の勝、西村優菜など日本勢の活躍が見ものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます