7月28日付けの日経夕刊に純資産総額ベスト10投信が報道されていた。その内3位までの投信を吟味してみた。いずれも純資産1兆円をこえる巨大投信だ。
1位はアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
ベンチマークは、S&P500株価指数(配当金込み、円ベース)としているが、1年のリターンは分配金込みで2.07%、ベンチマークよりかなり悪い。信託報酬は1.727%もとられる。どうして1位なのか判らない。
2位はこのブログで度々紹介しているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)
分配はしていないが、1年の騰落率は13.74%、信託報酬は年率0.0968%と格安で、急激に人気が出てきてランク入りした。
3位はピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
主に世界の高配当利回りの公益株に投資、 特定の銘柄や国に集中せず、分散投資の典型で毎月決算を行い分配をしている。分配金を含めた1年のリターンは25%とダントツだ。しかも信託報酬は年率1.21%とリーズナブル。
投信はよく吟味して買うべきで、3位のピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)の年間リターンは素晴らしい。ポートフォリオが電力、ガス、電話・通信といった公益株なので、コロナ不況には影響されなかったことが要因だ。年金生活者も安心して保有できる。
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