2019年12月のブログで「統合型リゾート(IR)事業をめぐり、衆院議員秋元司容疑者(48)が逮捕された汚職事件に絡み、東京地検特捜部は26日、東京都内のパチンコチェーン会社を家宅捜索した。関係者によると、同社は秋元容疑者の元政策秘書が設立した芸能関連会社にコンサルタント料を支払っていた。 黒幕は中国企業だけでなく、もっと大きなギャンブル中毒患者を生み出しているパチンコ業界がIR推進に関係しているようだ。
私はかつてラスベガス、マカオ、シドニーなどカジノを訪ねたが、その華麗さ、熱気には一種の魔術みたいな雰囲気が漂い、賭けてみようという気分にさせる。マカオやシドニーでは香港、中国、台湾といった中国系の人々が早朝から、脇目も振らず熱中し、異様な雰囲気だった」と書いた。
ところが最近の報道(日経)ではカジノにはジャンケットというVIPルームがあり、富豪達はそこでバカラ賭博などに興じており、マカオでは45%のシュアを占めている。そこで稼いでいるマカオのカジノ王周が中国当局により、逮捕され拘留中とのことだ。周はシドニーやヴェトナムホイアンでもジャンケットを運営し、中国本土や香港などからプライベートジェット機代やホテル代を負担して富豪達を招待している。また日本のIRにも目を付けているとのことだ。
逮捕されたのは、北京政府が毎年海外のカジノに20兆円もの巨額が持ち出されていることに危機感を持ったことや、豪州政府も周が香港の犯罪組織と関係を持っていることが明らかになったことが背景にある。今や全てのジャンケットが閉鎖された。しかし、周1人が逮捕されたとしても、代わりのカジノ王がいくらでもいる。
長崎のIRはどのように誰が運営するのだろうか??
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