日本オープン、欧州ツアー帰りの岩崎亜久竜(25)が制覇、これまで鳴かず飛ばずだったが、新コーチのアドバイスでショットが安定した。実力者石川が追い上げ,1打差でむかえた18番、ドライバーは大きく右の林の中へ、これでプレーオフかと誰でもが思っただろう。
テレビ塔の障害物による救済を受けたが、前方には木の枝があり、グリーン左の池もある。普通だと出して、3打目で寄せるが、しかし、岩崎亜久竜の選択は勝負に出た。残り238ヤード、4番アイアンでしかもラフからスライスをかけて2オンを狙った。かなり難度の高いショット、見事に池の上からスライスして2オン、バーディで日本一をつかんだ。さすがこれぞプロというショットだった。
女子ゴルフ「富士通レディス」15日の最終日が、悪天候によるコースコンディション不良のため中止。2日目に通算12アンダーで単独トップに立ったツアールーキーの桜井心那(19)がツアー4勝目を挙げた。ゴルフは自然との勝負でもある。天気予報を分析し、「最終日の予報が雨だったので、とにかく2日目にスコアを伸ばそうと思っていた」というから並みの19歳では無い。前日の最終18番パー4、9mのフックラインを決めてバーディー、自己ベストスコアの63をマークし、岩井千怜と並んでトップとなった。後続組の岩井が18番で痛恨のボギー、桜井の執念の9mパットが優勝を呼び込んだ。それまでもパットは若いのに巧いと思っていた。この日は24パットと最後の9mパットを含め凄かった。
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