行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

参議院6増は、新ゲリマンダリング

2018-07-14 22:49:20 | 政治
財政再建は延期に延期、消費増税は避けられないとしている与党自民公明、にも拘わらず気が狂ったとしか思えない参議院定員増だ。その原因は当に自民党の以下の都合による。
三年前、1票の格差を縮めないと憲法に触れることから、島根・鳥取、徳島・高知に合区された。そうなると当然2名の候補者が失業する。それを救うため、比例区の定員を増やし、特別枠を作り失業候補者を救い県の利益代表にするというのが今回の公職選挙法改正案だ。
 
自党の候補者が当選するように都合良く区割りをするゲリマンダリングより、今回の特別枠の方が簡単だ。平成の新たなゲリマンダリングといえる。少子化傾向が明確になり、人口減少社会で、国会議員を6名も増やすとは自民公明はどう国民を納得させるのか?一強政治だからほおかむりをすることが目に見えている。
 
地域代表は衆議院議員いるのであるから、参議院ではブロック制と比例代表全国区で、議員の数を半分に減らすことが必要だ。
 
ゲリマンダリングの由来 ウィキペディアより
1812年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の当時の知事エルブリッジ・ゲリーの政策に由来する。ゲリーが自分の所属する政党に有利なように選挙区を区割りした結果、幾つかの選挙区の形が奇妙なものとなった。そのうちのひとつが怪獣サラマンダーの形をしていたことから、ゲリーとサラマンダーを合わせた造語・ゲリマンダーが生まれ、後の政治家は結構選挙区を自分の政党の有利なように選挙区の区割り(ゲリマンダリング)をした歴史がある。

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