行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

外国メディアが報道した野田新首相第一報

2011-09-02 10:09:39 | Weblog

日本のメディアと大きく違うのは異口同音に「この5年間で6人目の首相」という紹介だ。はっきりとメリーゴーランドみたいだと報じた新聞もある。確かに、小泉の後、安部、福田、麻生、鳩山、菅と毎年変わっていることは他の国では見られない珍しいことだ。

野田さんの最初の挨拶での金魚より泥鰌というくだりは、訳すのに四苦八苦、ウナギ(eel)のように泥の中にいるといった訳は泥鰌が海の生物と思ったのだろう。英語には一応loachという泥鰌の訳があるが、ネイティブでも知らないのかもしれない。ただ、loachには間抜け、馬鹿といった意もあるので使用しなかったかもしれない。eelには言い逃れが上手な政治家という意味もあるがそこまで考えているかどうか?

野田さんの出自については、貧しい家庭の出身、父親は軍人(military)で、鳩山と対照的だと紹介している。自民党の例をあげ、地味で目立たないが国民の支持率が落ちなかった小渕さんのような人物だと玄人筋のような評価をして、長持ちを期待するような記事だ。この記事を今日の朝日は引用して、小渕(冷めたピザ)と野田(泥鰌)の比較表を作って掲載している。

以上は、欧米、タイ、シンガポール、ロイターなどの記事だが、中国、韓国ではかつて野田がとりあげたA戦犯問題が頭から離れない警戒気味の報道だ。


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