行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

新党「たちあがれ日本」は高級老人倶楽部

2010-04-07 22:59:35 | Weblog
平沼赳夫・元経済産業大臣と与謝野馨・元財務相はようやく5人の国会議員を集め新党を作った。二人の新党代表は71歳、郵政民営化では反対・推進と対立したし、保守と改革でかなりスタンスが違う。同じなのは高校が麻布というだけだ。

しかも加わる面々は中川義雄(72歳)園田博之(68歳)、藤井孝男(67歳)といったやはり賞味期限きれそうな高齢者、与謝野さんいわく「健全な批判勢力が参議院に存在しないと、今の民主党の政治は暴走してしまうんですよ。それは食い止めなければいけない。良識ある批判勢力を参議院に構築するために、我々は老骨にむち打って、今回の事にでた」新党にふさわしくない老人倶楽部の誕生だ。

与謝野さんには自民党の首領として、ポスト小泉に期待していたが、その後の行動は財務官僚のいいなりで、「埋蔵金など無い」と言い切って政治家としての信用をなくした。また麻生内閣での給付金のばらまきや経済対策で中小企業の交際費枠の拡大など財政再建・消費税増税を口にする割にはやることが理にかなっていない。(昨年の4月10日のブログで書いた)

第3極としては力不足で老骨にむち打っても参議院選挙ではつぶされるだろう。むしろここのところ世論の支持を吸収しているみんなの党に期待したい。

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1 コメント

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老人の寄り集まり (なんで立ち上がるのか~)
2010-04-24 00:31:53
たちあがれ~

後期高齢者の新党は自民党の末期を如実に見せつけられているようで…

さて。

与謝野(衆議院自民党比例区)や他の新党の舛添(参議院自民党比例区)は、自民党の看板で議員さんですから議員バッチを外してから選挙に挑まなくてはいけない

舛添は声高に吠えるまえに選挙で落選の憂き目を味わってもらいたい

さあ普天間問題が拗れ鳩山総理(愚かなひと)が辞任。
いっきに衆参総選挙に突入してくれないかなあ

×民主
○自民

となったりして
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