没後20年展に招かれ、初めて坂口屋弘氏の遺作を武蔵小杉画廊で鑑賞した。何とも言えない不思議な画風で50歳という若さで亡くならなければより多くの作品を世に出されたと思うと残念だ。同展は12月21,22、23日まで11:00~18:00最終日は16:00まで
坂口屋弘は芸大卒業後、小笠原に小学校教師として赴任され、退職後本人があこがれてたスペインに3年間移住した経歴があり、スペインの巨匠ピカソやダリの影響を受けたと思われる。帰国後、リトグラフの研究し、多くの作品はリトグラフが多いが、リトグラフの作品に手を加えるという技法も駆使している。その間、絵画教室で子供の教育にかなりの時間を咲き、昭島市内とあきる野市に教室を設けたので多くの卒業生がいる。
アルハンブラ 個展の案内状リトグラフの傑作 マリア母子像がアラビアンナイト風にアルハンブラ宮殿の上に浮かんでいる
AHOH!油彩、1990年代前半に多くの作品が見られるが、これは最も大型F4で力が入っている。
初夏と熊使い 作品集の中から油彩、作者の独特の世界が漂っている
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