最終ラウンド、トップを走る山下美夢有が15番でパーパットを外し、8バーディで猛追してきた勝みなみと1打差となった。勝みなみは最終ホール15mのロングパットをねじ込み通算15アンダーで首位に並びプレーオフとなった。
プレーオフでは2人ともフェアウェイをキープ、第2打山下は残り160ヤードを6番でピン奥5m、飛ばしや勝は残り145ヤードぐらいをウエッジで、寄せるかと思ったが、まさかのミスショット、ボールはグリーン右カラーへ、勝は本戦18番で長いパットを入れており、今回も強めにバーディパット、狙ったが外れ、3mのパーパットを残した。
一方、山下の下り5mラインはかなり難しいが、幸い本戦でわずかに外したラインとほぼ同じ、この経験を活かした微妙な下りスライスラインを見事によんで流し込み決着を付けた。西郷真央に並ぶ今季最多の5勝目を飾った。
山下美夢有は、今季メジャー2冠を達成。また最終日は70で回り、日本選手初の年間平均ストローク60台69.9714の記録を樹立。最多年間獲得賞金でも、2億3502万967円と15年のイ・ボミ(2億3049万円)を上回った。記録ずくめの21歳はコーチの父親に涙ながら感謝の気持ちを語った。
今期スタート10試合で5勝を挙げた西郷真央、最近はドライバーの不調に悩み、スプーンを使用したり工夫をしたが、アイアンも悪くなりこの最終戦ではまさかの35オーバーとツアーのワースト記録を作リ、最下位。安定したショットメーカーもこうなるとは?!ゴルフの難しいところだ。
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