中国よサヨナラ、インドよコンニチワ
人口が中国をぬいてインドが世界一、中国のGDPが3.5%と目標の5%を大きく下回るというニュースが流れた。それだから中国よサヨナラ、インドよコンニチワというわけではない。......
今週に入って、日本株への外国人買いが凄いことになっていると報じられている。逆に日本の個人投資家は日本株を1兆円ほど売って、米国や欧州の株や投信を買っている。外国人の買い越し額は1兆円近く、11日のブログでは米国の投資関係の情報誌「バロンズ」が日本株を推奨していると分析したが、中国勢も参加している現象が起きた。18日、上海株式市場で、2日続けて日本株ETFに買いが加熱し、異常に基準価格が値上がりしたため取引を禁止した。これは投資家が損失を被ることを回避するための措置だった。中国では昨年来、中国株が不振なため、好調な日経225ETFを求める投資家が殺到している。こんなことは初めてで「中国よサヨナラ、日本よコンニチワ」現象が起きている。
昨年来、中国の経済が変調をきたし、かつ国家権力による企業経営への干渉もあり、外国資本が流出しているが、中国の投資家も中国株から外国株へ資金を移していることが証明された。
中国政府は昨年のGDP成長率が5.2%と目標の5%を達成したと発表したが、米国の専門家はこの数字を疑っている。ブルームバーグの報道ではロジウム・グループのディレクター、ローガン・ライト氏によれば、投資全体は昨年ほぼ横ばいであったことから、政府のGDP統計は中国の成長を「大きく誇張」していることを意味する。実際の成長率は1.5%程度と同氏は指摘する。 こうしたことは中国の投資家に大きく影響しているだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます