行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

カンボジャサッカーの課題

2018-09-19 21:35:55 | スポーツ
本田圭佑氏がカンボジャのサッカーナショナルチームの監督を引き受けたと聞いてその勇気に驚いた。初戦は3対1でマレーシアに敗れたが、今後の活躍に期待したいが、課題につて触れてみる。カンボジャについては以前このブログで触れた「NPOアジアの子供達の就学を支援する会(ASAP)」の大沼副代表から最近の活動報告を聞いた。
 
その中で、音楽や体育の教師の知識不足が指摘され、教師の教育の強化が急務ということだった。この1年の事業で小学校に運動場を寄贈(約100万円)したところ、初めてバレーボールを先生方が習った。また地域の人々が運動場の珍しさで生徒の体育の授業を見に来るという。日本では小学校や中学校には運動場があるのは当たり前だが、カンボジャではある方が珍しい。ASAPでは、グランドの使い方や学校での運動の取り組み方を勉強してもらおうとカンボジャの先生を日本に招待し、9月28日には現地の話を直接聞く機会を設ける。注
 
サッカーも運動場があれば、子供たちが興じることはアフリカで証明されている。迂遠ではあるが、カンボジャのサッカーを強くするには全土の小中学校に運動場を作り、コーチを育てることこそ必要では無いか。先般タイの洞窟に閉じ込められたのは地域のサッカーチームであった。タイでは全土にそうしたサッカーを育てる環境が整っていると考えても不思議では無い。カンボジャもそうなってこそサッカー基盤が強化される。
 
注、講演会 「いま、なぜカンボジャに教育支援なのか カンボジャの現役先生と語る」
9月28日 10:00から12:00 場所 あきる野市雨間430 学校法人多摩川学園 多摩川幼稚園

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