週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#198 -’08. 高瀬ダム

2008年08月13日 22時00分00秒 | 長野県の名所旧跡
高瀬川の最上流にある東京電力の揚水発電ダムがこの高瀬ダムである。
高瀬ダム湖の水が大変美しかった。
海も湖も河も池も、空が碧い程水面が綺麗に碧く見える。
当日は天気も良くダム湖が実に美しかった。
勿論、PCでの画像縮小以外の画像処理や色調調整はしていません。0813220000


大町温泉郷の緑翠亭景水で本日(9日土曜日)は何処へ行くか検討していると、家内が高瀬ダムへ行こうと言い出した。
その資料によると東京電力が2時間の見学ツアーを行っているとの事である。
普段の自分であれば二時間も拘束されるのが嫌であったが今回は何故か反対しなかった。
電話での予約が必要である事が分かった。
今日の今日では空きがいないと思ったが最初の回に空きがあるとの返事を頂いた。
足の弱い母が居ても見学の一部をバスの中で待つ形になるが大丈夫との事。
9時の最初の回に申し込み、早速景水を出発である。
大した距離を走らずに直ぐ到着した。
高瀬川テプコ館のことは別に。

大町ダム、七倉ダムと上に登って行くと途中から東京電力専用道路になり東京電力の車両と許可を受けたタクシーなどしか走ることの出来ない道になった。
眼前に最終目的地である高瀬ダムの巨大なロックフィルダムの威容が現れてきた。



車中では東京電力の方が色々説明してくれるが、この巨大な岩も整然と綺麗に並べてあるわけではない。
地震など色々の事が考慮されて波打って置かれていると。
この一番外側の巨大な岩石の上の道をジグザクに登って行く。



東京電力の方による説明である。
発電関係の事は勿論、周りの山々の事など詳しく解説してくれます。
槍ヶ岳から発した水が此処で最初のダム湖として活用される。
Wikipediaによる解説はこちらを。



お隣にはカノ有名な黒四ダムがある。
それは関西電力で、こちらは東京電力の高瀬川渓谷に掛かるダムである。



北アルプスの表銀座に対し此処の山々は裏銀座との事でした。
我が家から見る事が出来る槍ヶ岳から発した流れであること、また、お世話になっている東京電力と言うことで尚、一層親近感がました。



画面中央の小さなピークが烏帽子岳とのことでした。



北アルプス裏銀座コースを縦走しているパーティーが歩いていることでしょう。



高瀬ダム湖を背にして、下流の七倉ダム方面を望んで。
右手には唐沢岳があり、川の下流に大町が。



バスの先にトンネルと白っぽい岩石の所に展望台があり、槍ヶ岳を見る事が出来ました。
上手く写真に写っていなかったのが残念です。



展望台からの眺めです。
ダム湖の水位が上がったときに水を緊急に排出する洪水吐(こうずいばき)の上部が見えます。



小さくてわかり難いですが、対岸の赤い線が満水位の所で、この日は三メートル程度低いとの事です。
揚水ダムですから、夜間の電力に余裕があるとき、発電で使用した水を再度七倉ダム湖から揚水して使用します。



Ⅴ型の谷の先に槍ヶ岳がみえました。
ダム湖には流木止めのフロートが浮かんでいます。



ダム提側に入り込んで来た大きな流木です。
流木の処理、流れ込んだ岩石の処理など、毎日大型ダンプが走っているそうです。
夏休みは観光客が多い為、休止との事。



スキーのジャンプ台より傾斜がきつい様な事を聴いた気がしますが定かではありません。
先ほどの洪水吐です。
まだ、一度も使った事がないとの事です。
水の位置エネルギーを電気に変えるわけですから、洪水吐から水を流す事はお金を流す事と変わりません。
また、この洪水吐の最後の所が山側の岩石を削らないように傾斜が付けられていると言っていました。
説明を受けないと分からない事だらけでした。


大町に着いてから予約しましたが、今回の2泊3日の旅行の中で一番景観が良い所でした。




コメント (4)
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#197 -’08. リア・フォッグランプ

2008年08月13日 00時00分12秒 | 
最近、車を運転していて二度ほど気になる事があった。
それはリア・フォッグランプを付けて走っている車に遭遇したことである。
霧が出て、視界が悪いなら用途に合った使用方法であるからして、疑問に思うこともない。
二度とも全く霧など発生していない晴天の夜間である。

一度目は、8月1日の金曜日に東京を発って、日付も変わり2日の深夜である。
小淵沢インターで高速を降りて、お気に入りの道を登り大平を左折して鉢巻道路にはいった。
前方にベンツとその少し前に国産車が走っていた。
深夜であることもあり、鹿との遭遇にも神経を使って走っているが、ベンツが自分の走りたい速度より遅い。
それにしても、リア・フォッグランプを付いて居るので後ろを走る自分としては眩しい事この上もない。
ベンツを運転している方は運転が未熟なのか、それとも意図的にリア・フォッグランプを点灯させて後ろの車をけん制しているのか定かではない。
リア・フォッグランプが点灯している事に気が付いていないのなら致し方ないが、意図的に点灯させて居るなら大きな迷惑である。
即刻辞めてもらいたいものである。

今回は、ベンツとその前の国産車も追い越しをかけて追い抜いた。
鹿との事も考えて追い越しを掛けたくなかったが余りにも眩しかった。
追い抜いた二台の車の視界から消えるべく、車間をドンドン開けて走っていった。
ソウコウすると、一台の車が路肩に停車している。
気にはなったが、追い抜いた二台の車ともそれ程はなれていないので、停車する事無く走り過ぎた。
また、少し走ると左路肩に駐車する車が一台いる。
それも、懐中電灯が動いている。
何か困った事でもと思い、停車して声を掛けると「かぶと虫を獲っている」との返事である。
事故や故障でなくてよかった。
追い越した車に追いつかれることも無く、峠の我が家に辿りついた。
そのベンツの方が読んでいるとは思わないが困った御仁である。

後に一度は、8月10日の深夜に原村を発ち、中央高速の渋滞も解消して軽快に走っていると、走行車線の自分の車を追い越していったBMWがやはりリア・フォッグランプを点灯させて走っている。
自分の運転の未熟さをリア・フォッグランプの力を借りて後方の車両を蹴散らしているのであろうか。
困った方達である。

多分、追い越しを掛けられた方は私のことを困った人であると思って居る事であろう。

照度は全く暗いですが。
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