京都にある歌舞練場は次の四ヶ所です。花街は現在は五ヵ所のようです。
- 祇園甲部歌舞練場は四ヶ所ある歌舞練場の中で一番歴史がある1913年に新築移転して今に至っている。しかし、帝国ホテルの建築と兼ねて改築中です。
- 先斗町歌舞練場は今回の京都モダン建築祭の一つの会場になっていて、歌舞練場内を見学してきました。こちらは1927年に建築されて鴨川をどりの会場となっています。
- 宮川町歌舞練場は京おどりの会場となっており、1969年に建築されました。以前ツアーで、宮川町の舞妓さんの舞を見ながらディナーを頂き、その後に記念撮影や舞妓さんから色々お話を聞く機会がありました。舞妓さんの生の声が聴けて楽しい時を過ごす事が出来ました。
- 上七軒歌舞練場は歴史は古く1897年で、増改築が1951年に現在の形になったとの事。
先斗町歌舞練場
芸妓さん舞妓さんが歌舞を披露する、花街のシンボル「先斗町歌舞練場」を特別公開。劇場建築の名手、木村得三郎の設計です。水平線を強調した壁面や蹴上部分のレリーフタイル、引っ掻き模様のスクラッチタイルなど、F.L.ライトの影響が随所に感じられます。装飾陶板やボーダータイルを用いた「なまこ壁」のような意匠が特徴的。当時「東洋趣味を加味した近代建築」と賞賛された花街建築を堪能してください。(建築祭HPから引用です。)
先斗町歌舞練場は大正14年(1925年)に着工し、昭和2年(1927年)に完成しました。 設計は大阪松竹座(大正12年)東京劇場(昭和2年)などを手がけて劇場建築の名手といわれた大林組の技師、木村得三郎氏です。 鉄筋コンクリート造り、地上四階、地下一階で、当時「東洋趣味を加味した近代建築」と賞賛されました。
次の写真は鴨川からの先斗町歌舞練場の写真をウキペディアから借用したものです。
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3 入口から入ります。
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6 突き当りの一階のバルコニーからは鴨川の流れがみえます。
7 武家屋敷街で良く見かけたなまこ壁の意匠を彷彿させるタイルです。
8 歌舞伎で言えば花道でしょうか。
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10 舞台から客席側を撮影です。歌舞伎は舞台に登るのは全員男性です。女性役は女形です。歌舞練場に登るのは舞妓さん、芸子さん、立方さん、地方さんですが、全員女性です。そんな事もあり、自分は舞台には上がりませんでした。(只の面倒で)
11 花道の脇にも席がありますが、桟敷席とは少し趣をことにします。
12 二階席の一番舞台側は本来の桟敷席です。見学の方々が靴をぬいで休憩していました。
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15 歌舞練場から望む長閑な鴨川です。
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20 提灯も都鳥です。二階サイドの桟敷席はテーブルもありそうです。
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22 椅子席ではありません。本当の桟敷席です。飲み食いが許可されて居れば食事もお茶もお酒もいただけそうですが。
23 先斗町のシンボルマークの都鳥です。
24 歌舞練場前入口の敷石の隅には真鍮製の都鳥がはめ込まれています。
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入ったことが ないので
参考になりました。
先斗町どころか、甲部祇園歌舞練場ですら入った事がありませんでした。
今回は京都モダン建築祭の催事があったので入る事ができました。
時代を感じさせてくれる歌舞伎もの等の出し物雰囲気を感じより親近感をましました。
機会があれば、都おどりや鴨川おどりなど、舞妓さんや芸子さんなどの歌舞音曲を直に楽しんでみたいものです。
今日は、昭和記念公園に紅葉・黄葉を愛でにいってきました。ご返事が遅くなり失礼しました。
いつもコメントありがとうございます。