amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

組み立てと測定 5inch2way

2013年12月10日 | AUDIO

完成しました。

まずは今日の作業経過。

まずは,リアバッフルにSP端子の取り付け。


ネットワークを取り付けてるところを撮り忘れました。底板にホットボンド固定です。
その上から,吸音材を取り付けます。


このドームウーハー,ごらんのようにストロンチウムマグネットですよ。防磁タイプになってます。


で,できあがり。

あとは,ダクトの調整ですね。
まず計算はバスレフエンクロージャー設計プログラムのお世話になって・・・・
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/bassreff_canvas.htm




Fdをあまり下げると,重低音のおいしいところがやせるので,やや自重して,50Hzを見当にやってみました。
ダクト長は,15.5cm,13.5cm,12.5cmとして,最終的に13.5cmで決定しました。計算上Fd=52Hzです。

実際に測ってみないとなかなかうまくいかないんです。あとは音楽を聴いて調整。
とりあえずデータです。
15.5cmサインスイープ TW軸上30cm。

13.5cm サインスイープ

12.5cm サインスイープ

ともに,50Hzまでは十分な音圧を確保しているようです。
TW軸上で計ったのでクロスオーバーの上の方がレベルが高くなってますが,,,


ダクトは13.5として決定して,ダクトの開口部の特性です。SPを壁面に近づけると,低音の音圧はもっと上がるでしょうね。


1m離れての特性。

250Hzと2kHzのディップが気になりますが,吸音材処理でもう少し押さえましょう。

山中千尋のAbyssなど150Wアンプでガンガン鳴らしましたが,ご機嫌です。このサイズでこれだけの音が出れば満足です。(フロアタイプの3WAYには負けてますが,,,)

ちなみにFL-90(Usher8955-3WAY)はこちら。
http://www.geocities.jp/mkttid/u89553way.htm

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ネットワーク

2013年12月08日 | AUDIO
ネットワークの分割周波数の決定は,今は便利な計算ソフトがネット上に公開されていますので,そちらを利用した方がいいようです。
ここなど↓
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark_canvas.htm

でも,忘れないように自分へのメモとして残しておくと

6db/oct 8Ωの場合
C=19900/f (TW)
L=1270/f (WF)

12db/oct 8Ωの場合
C-14100/f
L=1800/f
※TWは分割周波数f×1.31(31%贈)
 WFは分割周波数f×0.76(24%減)

というふうに教わりました。懐かしいコーラルの教科書です。

また,アッテネーターは,A=減衰量db,インピーダンスをR0,直列側をR1,負荷に並列する側をR2として

R1=R0^2/R0+R2
R2=R0/〔《10^(A/20)》-1〕



インピ補正回路は面倒だから書くのやめた。

ただ,これらは,先のサイトにみんなあって,数字を入れれば計算してくれる。便利になったモンです。昔は手計算でした。


まずアッテネーターですが,固定式とします。6db減衰とすると,
R1=4Ω,R2=8Ω程度がいいようです。


丁度手持ちに8.2Ω10Wがあったので,これを使っちゃいます。

実際こういうパーツは探すとなると,結構大変です。

ネットッワークのLやCも希望のものを探したら,ものすごく高くなってしまう。
0.56mHで3800円ですと!!暇つぶし工作には高すぎる!。で,パーツからそろえるのをあきらめまして,中華のネットワーク購入することにしました。ペアで,1140円ですよ,これ!!ただ,WF側は空芯じゃないですけどね。
http://www.sp01.jp/52_581.html

それでやっと届いて,工作再会。


アッテネーターに繋げば,あとは組み込むだけ。


スピーカーターミナルも準備して,

あとは箱に収めるだけです。さて,どんな音がするでしょう??

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再塗装完了 5inch2WAY

2013年12月07日 | AUDIO
結局,塗装し直しただけです。

側面は,近くのDIYのお店では気に入った色がなかったのですが,遠出もいやでしたので,我慢ごろのブルーグレー。前の色よりグレーが強い。


養生して,バッフルを塗る。この角度からは綺麗ですが,正直言うと,

きれいにサンダー掛けしたつもりですがねえ・・・・。光の具合によってはでこぼこ,,,orz
薄付けパテ等の手間を惜しむとこうなるんですね,,,
でも,2度塗り3度塗りはやめます。

これからダクトのセッティングを考えます。


容積 7.7L (15*+30*18)-(補強等)でお試し計算
Fsは44Hzとの実測データがあるんですが,50Hzとして,いろいろパラメータを入れてみて





まあ,このあたりで調整するといいのかな??
ダクトを長めに作っておいて試聴と測定をしながら詰めます。

お世話になっているサイトは以下です。
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/bassreff_canvas.htm

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Remake 5inch2WAY

2013年12月03日 | AUDIO
もう少し木工を続けます。

MercuryのC120RBというドーム型のウーハーとシルクドームTWのHFD35を使った2WAY。
ずっと以前作ったのですが,リメイク。エンクロージャーも新たに作ろうとも思ったんですが,開けてみたら,バッフルに21mmのフィンランドバーチのように堅いベニヤを使ってかなりがっちり作ってあるので,この箱を再生します。

ついでにネットワークも新調しようと思います。

C120RB。公称インピ6Ω。Fs=44Hz,88db/W@1m,アルミボビン エッジワイズ巻き。
ただしもう手には入らない。

TWのHFD35は,8Ω,94db/W@1m,1.5~23kHz。これも入手できない。
Mercury自体,民生用機器はもう作ってないんですね。

箱の状態


バッフルの厚み。プライを数えたら12ありました。12pry。もうこの板も手に入らないだろうと思う。大切に使わなくっちゃ・・・ Fdは50Hzあたりにします。


ネットワークの計算はいろいろなサイトがありますが,とりあえず,
昔からお世話になっている「自作スピーカー設計プログラム」さんの
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/
このあたりを利用すればかんたんでしょう。
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark_canvas.htm

ということで,また週末工作。
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2inchTQWTの周波数特性

2013年12月01日 | AUDIO
仕上げを後回しにして,とりあえず音出しをしてみました。




居間で愛用の防磁三男君との聞き比べです。
マグネットを補強したいため,まだSP自体は固定してません。
聴いた結果ですが,かなり低い方まで再生できているようです。また,若干高音にシャリシャリ感がありますが,色づけとしては悪くないと思います。
ここで,マグネットを補強するために,小さなネオディウム磁石を付けてみました。完全にネオディウムの方が磁力が強く,正相も逆相もありません。でも,心なしか音圧が上がった気がします。


こんな安物SPでもここまで鳴れば実用になります。


周波数特性は,本当に簡便なもので,参考程度です。マイクは古いソニーのコンデンサ,アンプは3886アンプ,ソフトは,MySpeakerを使いました。


とりあえず軸上20cmでのサインスイープ特性。共鳴管式はでこぼこが多いのですが,あまり目立ちません。50Hzにピークが一つ,3k~4kにかけてピークがあります。


ダクト上の特性です。100HZまでは効いています。計算上もこんなモンでした。


ついでにピンクノイズでの計測。全体域で音を出していますので,実際に近いのはこっちいかも。

調子に乗ってホワイトノイズ。50Hzの共振が両方とも凄いですね。

先日評判がよいということで購入したLOGICOOLの2インチSP(一応密閉タイプ,アンプ内蔵)も比較のためにデータを取ってみました。



軸上30cmくらいです。100~200Hz間の10db差が低音感の差になってるんでしょうか,TQWTの方が有利です。


そうそう,このSP,フランジがないのでどうしようかと思ったんですが,留め金具は今はなかなか手に入らないようです(千石にありました)。あきらめてベニアで小さく作ろうかとも思ったんですが,,,やめて,,,,

見てくれも考えて,このように!    ホットメルト止めです。ホットメルトを箱スピーカ取り付け部にすりつけて,ヘアドライヤーで暖めてぺたりと。たぶん外さないからいいや!!

ということで,小さなSPのプロジェクトはお仕舞いです。(あ,仕上げが,,,)

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