いよいよ暮れも押し詰まってきました。と,いいながら,,暇を見つけては暇人工作です。
さて,組上げた段階で思ったほど明るさが出ていないのは,接触抵抗が原因ではないかと思っていました。
そこで,特にマイナス側の抵抗を測ってみたら,なんと1.3Ωもありました。
計算すれば,(3.7V-3.3V)/(0.25Ω+1.3Ω)で,258mAしか流れません。電池を4Vとしても450mA程度です。実際に,電流を測っても350mAがやっとでした。
《※4端子法で1オームの抵抗を正確に測り,0.998Ωとして抵抗感の電圧を測定》
原因のたどっていくとおしりのプッシュスイッチが渋く,接触がよくありません。バラすのも面倒なので,あいている穴から接点回復剤を吹き付けておきました。動きも渋くなくなり,明るさも少し(気持ちの問題ですが)明るくなった感じです。
次に,18650電池を納めるために伸ばしたマイナス側のバネが実はステンレスだったので,0.9mmの銅線に変えてみました。これで,抵抗を測ると,なんと0.1Ω(それでも抵抗はあった!!)。1オーム以上違っています。
計算では,(3.7-3.3)/0.35=1143mAと改善されているはずです。
これで,電流の方は一応良しとしました。(この間の写真は撮り忘れました)
最後に,レンズを保護するカバーを100均から探し出してきました。
こんなルーペがいいようです。
黒の接眼部とヘッドのフードネジをホットメルトでくっつけて・・・
これはなくてもいいのですが,透明の台の部分をフードとして取り付けます。
これをなぜ残したかというと,黒の部分と透明の部分に凸レンズが2枚入っていて,拡大鏡となっていたのです。凸レンズでは集光になってしまうので,ますます光束は狭まりますので,使わないとして,このレンズ部分にディフューザーを差し込めば便利だと考えた次第。
見てくれもまあまあでしょう。
くみ上げた姿はこんなです。
ヘッドは上下に90度,左右に360度回りますので,カメラ補助光のみならず,いろいろな用途に使えそうです。
照度計で測るのがまだですが,この工作はこれで完成とします。
年内に何とかできあがりました・・・特に意味ないけど・・・・・