amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

miniAMP A12 修理

2025年02月26日 | AUDIO

孫に持ち帰らせた ミニAMP A12。これは 高速OPAのLH0032の等価回路をディスクリート素子で再現してミニアンプに組み上げたもの。もう15年くらい前に作ったものです。ずっと棚にしまっておいて孫にやったのですが、片チャンネルから音が出たり出なかったりするといって戻ってきました。

A12基板はヒロさん提供のもので、しっかりしたものですので、たぶん作り方が悪い。マニュアルはここかな(この基板はもう提供していないようです)。

 

いちおう備忘録として、そのときの記事を貼っておきます。

完成まで 01 02  04

視聴

VR付け

パワーはそれほどでもないですが、けっこう駆動力もあり高音も綺麗だった記憶が・・・・と懐かしい思い出に浸りながら、中を開けてみました。

とりあえずは、目視で点検。

これがLH0032の等価基板。

電源は単純な整流平滑ではなく、しっかり定電圧回路を奢ってるんですね。これも無くさないうちにアップしておきます。1 回路等2 配線  

まずはデテントボリュームの半田付けが怪しいですね・・・なんでこんな付け方をしたのか忘却の彼方。まずはここをやり直し。

次に基板です。

VRからシグナルINのハンダがなんだか素人っぽい。なにか天ぷらみたいです。ここもやり直し。

とりあえずここまでやり直してからデバイスのチェックに入ります。でも、導通等を確認、問題は発見されないので、オシロとかの出す前に音だし。

いやあなにも問題ありませんでした。半田付けが適当であったため、経時の変化でクラック等が入ったんでしょう。

ということで、完成の写真を撮る前に、ケースのふたを閉めちゃいました。

こんな下手な半田付けしたのは誰だ!!  ワタシです

j久しぶりに懐かしいアンプでした。

 

 

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F77G98-6を箱に

2025年01月24日 | AUDIO

 

AUDIOネタのついでに、手持ちの77mmユニット=F77G98-6(東京コーン紙製)を箱に入れました。といってもその箱は新規の設計ではなく、余分な箱の流用です。

かつて秋月で売っておいたF77G98-6、どこかのOEM用製品ですね。これ結構多くのマニアが手に入れたのではないかしら。安くって性能がいいっていう評判でした。

入れたのはこの箱。バスレフポートはあるものの、調整用でして、見ての通りダンプドバスレフ。密閉に近い動作としてます。

入力はフォスの8cmのFE83相当と想定してます。

シミュレートして見ると

こんな感じになるかな? 上がポートを120Hzとした場合。

下が密閉の特性。200くらいまでフラットであとはダラ下がり。このくらいでもいいかも。

周波数特性は、面倒くさいのでもう測りません。専用箱を作ったらやります。

 

そうそうF77G98-6のデータシートが見つかりました。入力はフォスの8cmのFE83相当と想定してます。

 

再生してみたら、これはこれで結構いいです。

流用の箱なので、5穴のユニットをつけたときのねじ穴が無残。

これで少し鳴らし込んでみます。

マークオーディオのユニットと聞き比べたり・・・・

少しぱさついてるようにも感じますが、このSP、同じような2L程度の箱に入れてドロンコーンで共振させたらどうかと考えてます。とりあえずはエージング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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迷走3日目 OM-MF5測定

2025年01月22日 | AUDIO

何にも出来ずに3日目を迎えました。音楽が聴ければいいわけで、別に測定なぞ出来なければ出来ないでも構わないのですが、これまで出来たのが出来ないのは気分が悪い。

 

いろいろじたばたしてました。

相変わらずマイクを認識しません。PCのマニュアルを探して見たんですが、この型番のものは見つからず、これに近いもので調べてみました。

HP ProDesk 400 G4のもの。本機はPRODESK400GS-SFF。

5番目のオーディオ出力のところにヘッドホンマイクの入力がある。そうするとここから入力するには4端子のミニプラグが必要か・・・持ってな~い!

裏側

1番のコネクタに入れても入出力は聞いてこない。マイク入力の端子としては間違いはないようだが・・・

 

とりあえずコンパネから設定を見直す。

システムサウンドの変更あたりをガサゴソ・・・

マイクはフロントパネルに接続しなければならないようだけど、ヘッドホンとマイクが一緒のやつでないとだめ (持ってない!!)。

 

だめもとで取り寄せたUSB接続のマイクが来たので、USBから試してみた。

¥1000ちょっとの出費

ちょっとちゃっちい・・・・・

フロントに接続

 

サウンドレコーダーでお試し

オーッ、USBは認識しますね。

「マイクテスト。マイクテスト。」なんてしゃべってみると波形も出てます。一応USBマイクではOKとなった。

 

ただデスクトップの場所では、いちいちスピーカやアンプ、それにマイクスタンドなどを出さなければならないので面倒。古いノートでも出来ないか。こっちならスピーカのそばでやれる。ちょうど真下にアンプも転がってる。こっちでやる。ただこのコンデンサマイクは、スピーチ用で周波数特性はあまりよくないだろうなぁ・・

昨日だめだったノートを取り出して、接続。当たり前だけど、昨日と同様マイクの認識はなし。コンパネを開いて再設定。マイクは認識するようになったが、ソフトでは認識しない。

 

使っている測定ソフトは何十年も前の「マイスピーカ」。バージョンを見たら1.12と古やつだった。もう公開が終わっているけれど、最終は1.24だったので、アップデートしてみた。

そうしたら、なんとマイクを認識市、測定するようになりました。また、同様にHPのデスクトップも後ろの端子入力でマイクを認識しました。(後述しますが問題あり)

マイク入力がおかしかったのは、アプリのバグだったようです。

 

 

とりあえず測定。

軸上約30cm サインスイープ信号。150Hzあたりにピークがありますが、60Hzくらいまでは出ているようです。抱くとの設定はまずまずというところ。

同様にホワイトノイズ。傾向は同じですね。当たり前!

ダクトの効き具合。箱の振動を拾うので手持ち。

150Hzのピークはユニットの特性かな?

 

実はこれ、USBではなく パナの定番WM61でとったもの。8cmユニットとしては結構いい線いってると思います。

 

ついでだからということで、

マイクが認識されたので、信用度の高いデバイスで。WM61の方もミニジャック仕様にしておこうと、ちょこっと半田付け。

たまたま2線シールドもありましたし、いつか買った3端子のジャックも。

取り外せるようにこんな風にしておきました。

これをノートに刺してやってみたという次第。

 

もう一つ問題が、、、

上のデータを見ておわかりのように、「マイスピーカ」をアップデートしたら、ライセンス登録が切れてしまって、お試し画面になってる。何十年もまえのソフトなので、もらったPWなんてどこかに消えちゃってる。ここでまた悪戦苦闘でした。結果的にはみごとライセンス登録できましたが、どうしたかは、もう公開されてないソフトなので、表示しないで起きます。ただ、このソフトは手軽でとっても便利なものでした。

手元にあったデスクトップ用のSPを測定してみました。クリエーティブの背面ドロンコーンです。

UNREGISTERDの表示が消えてます。

ということで、ながくなりましたが、測定はおしまい。

 

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OM-MF5の測定できず

2025年01月21日 | AUDIO

先日2Lの箱に入れたマークオーディオのOM-MF5、礎盤ですぐ周波数の測定に入ったのですが、PCがどうしたわけかマイクを認識しない。もう何年も測定などしていないから、勝手が狂ったかといろいろ調べてました。

まず、windousのアップデート。システムを見たら23H2のまま更新されてない。アップデートを試みたら、カスペルスキーを更新しないとWinのアップデートはできませんと出てくる。このPCにはカスペルスキーは入れてないんだよなぁ・・・・どうして?何度やってもだめで、結局再インストールすることに、

使ってるのはこれなんですが、、、HP-PRODESK400GS-SFFというi5の第8世代でなんとかwin11が入ったもの。

ところがシステムを開けてにると、、、、23H2のまま。アップデートは最新ですと出てくる。手動でするほどでもないので、カスペルスキーがなんとかという部分が消えただけいいかということで、事なきを・・・・なんてことなく、まずMS Office消えちゃってる!一太郎スウィート関係も火狐もchromeも全滅。全部やり直し。

幸いなことに測定ソフトのMySpeaker(公開終了)は無事だった。

再度マイクが認識されているか確認。デバイスのは出てこない。サウンドレコーダで見てみると

ライン入力以外が出てこない。

ライン入力がセレクトされているので、もちろん録音されてない。

このPCはあきらめて、古いノート(win10)を出してきて、やってみたけど・・・

やっぱりマイクは反応していない。でも、以前はこれで音がとれたんだけどなぁ・・・win8の時代だったかな・・・・・?

ノートからはコンデンサに1.5Vのバイアスはかかってます。何が悪いんだろう。

 

マイクの故障は?ばらしてみました。

これまでこれを使ってきた

中身はこれだけ。ダイオード1個。断線はなし。????

ついでに3.5のステレオミニプラグはないのだけれど、手持ちのECMを出してみた。

左のデンコちゃんのピンがスタンダードのパナ WM61。20~16000Hzまで反応するやつ。右側は何かの取り外し品。ミニプラグを探して突っ込んでみたが、やはり反応はなし。

さて、わからない。どこを間違えてるんだろう。

ということで途方に暮れてます 

これで上手くいくはずだったんだが・・

ご教示いただけるyとありがたいです。ダメ元で安いUSB入力のECMを取り寄せ中。

 

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MarkAudio OM-MF5を箱に

2025年01月19日 | AUDIO

OM-MF5は雑誌の付録ながらなかなか優秀なユニットなので、そのうち適切なエンクロージャーに入れて活用しようかと思って,時間がすぎた。お正月に孫が帰省してきてオーディオに興味ありそうで,そのうちスピーカの需要も増えるかもと思って,取りあえずまともに鳴りそうな箱に入れておくことにした。元々はコンパクトなTLSの箱に入れてみようとは思っていたんだが,無垢材がめちゃくちゃ高くなってきたので,やめた。手持ちでは20×20×13cmのバスレフがあるので,つけているユニットを外して.お気楽に付け替えるのが手っ取り早い。

完成の図

もともとはMF5用に作ってのだが,バッフルの後だと箱の幅が足りずに着けられなかった代物。フロントに着けるとフレームが物足りないのだが,機密性を高めるために厚めのスポンジを入れてごまかした。

ユニットはこれ。T/Sパラメーターは以下

T/S parameter

・Revc. = 4Ohm
・Fo = 124 Hz
・Sd = 0.0028 m²
・Vas = 0.9 Ltr
・Cms = 0.80 ㎜/N
・Mmd = 1.96 g
・Mms= 2.05 g
・BL= 2.62 TM
・Qms= 2.58
・Qes= 0.79
・Qts= 0.60
・SPLo= 85.4 dB
・Power = 8 Watts(Nom)
・X max = 3.5 mm (1 way)

シミュレーションソフトはどこかにあったはずだが,見つからない。かつてのメモを便りにまあ大丈夫だろうと出たとこ勝負で,、、

この箱の原型は,Fehiさんの防磁3男。同氏のサイトはもうなくなっているようなので,かつていただいた図面をわ無くさないように掲載しておく。

著作権はFehiさんです。内側のスリットの長さを変えて共振周波数を変える。ちなみにこの図面はオーダックスHT080G0(デスコンです)用のもので,Fd64Hz程度のもの。フォスのFE83EだとF0が140Hzと高いのでスリットを短くして20×50×180程度(Fd79Hz)にするといいようだ。今回は図面のまま使う。ダクトは20×50×350で,Fdは64Hz(もう少し高くしたいがそのまま)。

配線を半田付けしてねじ込むだけですので,直ぐに完成。

エージングのため,BA-F1でちょっと音が大きめで再生。かなりのロングストロークみたいで,低い音への追従性もいいようで,今のところ改良する必要は感じないです。

なお,写真のようにフロントバッフルはFehiさんの箱の前に縦横1cmずつフィンをつけて22×14cmにしてあります。元々は9×20cm。

ちいさなSPでもけっこう良く鳴りますね。

ということで,フロアスピーカの上に並べときます。

 

実は何年かぶりで周波数測定もしたのですが,マイクが不調で取れませんでした。今のPCはコンデンサマイク用の電源はついていないのかな?あとで調査。

 

防磁3男はいくつか作ってます。

これがFehiさんオリジナル。これ作って音の質の良さにびっくりしました。

そのときのリンクを張っておきます。

リビングルームAUDIO

 

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AV amp maranzPS5200 & PioneerVSA-AX3

2024年12月15日 | AUDIO

久しぶりのオーディオネタです。

埼玉にいる孫から私があげた自作アンプからノイズが出るので、ほかに代わりのアンプはないかと問い合わせ。

あげたのはLM3886 3パラアンプ。このアンプです。開けてみないと分からないので,返送させるとして,使えそうな予備アンプは,製品ではBA-F1のパワーしかない。最もライン出力だと直接入力できるのだが,左右のVRが別なので,使い勝手はよくない。20kgの重量級でsansuiの音がいいので,あまり手放したくない。自作アンプは家にいる孫は使っていてあとは動作が不安定な電流帰還アンプしかない。そうこうしているうちにせっつかれて、じゃあヤフオクで安いのはないか探してみた。

ピュア オーディオ用の機器は,通電のみ確認とか動作未確認(ほとんどが壊れてる)とかで動作は保証しないモノが多いし,けっこう高い。AVアンプでどうかと見て見たら,AVアンプってあまり人気がないのかけっこう安く出回ってますね。1000円チョビを目安にさがしたらありました。取りあえずふたつ入札。どうせ1000円程度じゃあすぐに高値の入札が出るだろうとタカをくくって放置しおいたら,あたっちゃいました。しかもふたつとも。

Pioneer VSA-AX3

これ2003年発売のようです。届いて持ち上げようとしたら、持ち上げられない!!すごく重い!!調べたら18.3kg。BA-F1のように取っ手がないからすごく持ち上げづらい。トランス等電源がしっかりしていそうなので,ちゃんと動作したらならめっけもの。とにかくサラウンドとかは使わないので,アナログ入力させ使えればOK。

CD inputから音出し。大丈夫ちゃんとしてます。chあたり130W/8Ω.これが7chも付いてる。

筐体も古い割にはきれいです。後の端子類もアルコールで磨いてきれい。音もパイオニアらしい端正でちょっとウオームトーンかな。エクスクルーシブを思い出します。

ちょっと使い勝手はどうもデジタルをメインにしているようで,セレクターを変える度にデジタル入力が選択されちゃう。下の蓋をい開けていちいちアナログを選択しなくちゃならない。CD入力そのままならそのままですが,,,,,あと,VRが多回転(ロータリーエンコーダ)なので,最小から何回も回さないと適正な音量にならない。音量は数値表示。こういうところがピュアオーディオアンプと違うところか・・・

マルチジョグというらしい大型ダイアル。入力はここで決められるか。かなり多機能な選択肢があるね。

各種設定。Digital/Analog切り替えボタンがめんどい

多回転VR。慣れてないので,使いづらい。

しばらく楽しんで次,

 

maranz PS5200

これは「オーディオの足跡」さんに記事がありました。2001年製のようです。パイオニアよりは軽い。でも12.9kg。

これは、落下させたのか,ボンネットがゆがんでる。ケース自体はゆがんでいません。

取り外して多少修正を試みます。

金槌でたたいたりしたのですが,ブリキ板のベコベコなので,まったいらにはできませんでした。

それから

左後ろのインシュレータが,割れて欠品。高さは15mm。合板を丸く切り出してつけようかと思ったのですが,ジャンク箱を探したらちょっと小さいがゴムの足がありました。

 

左のように嵌まっているのですが,これを切り出して向かい合わせで使うとよさそう。側面は2重なので,荷重にも耐えらのではと思いこれにしました。

こんな感じ

ただ付属のビスでは長さが足りないので,またジャンク箱を探して長めのタッピングねじを見つけて取り付け。傘付きでちょうど良い

ちょいとアンバランスですが,普段見るところではないので,これで完了。

さて,音ですが,はじめ音が出ません。やはりこれもAnalog/Digitalが自動でDigitalのなっちゃうんですね。いろいろいじって後のCD入力から音でました。AVアンプというのはみなロータリーエンコーダが主流なんでしょうか。ガリはなくて良いかもですが、,アンプはいつもゼロに戻してON/OFFする癖がついているので、ちょっとやりづらい。

Maranz製品を聞くのは実は初めてなんですが,高音がきめ細やかでけっこういいです。音はこっちの方が私好み。

確か米マランツが日本のスタンダード電気を買収?して日本で作ってるんでしたね。名器マランツ7があったらまだほしい。

 

ということで,音出し完了。もう送るのはやめて,お正月に来たときに渡します。それまではこっちで楽しむ。2000円チョビの出費+送料1750円。まあまあ良い買い物だったかな?

久しぶりのアーデンです。HPD386Aはまだ健在です!!

ついでだから2階の納戸からBA-F1も出してきた。

AVアンプ2つとBA-F1.果たして孫はどれを選ぶかな。BA-F1用のプリも作りたくなった。

足の踏み場もない部屋になっちゃった!

 

ということで,この暮れの忙しいときにこんなんで遊んでます。  

 

 

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NE5534RIAA pre

2019年01月30日 | AUDIO
移転した「amnjackの作業室」には、フォノ系の制作記事が少ないので,少し充実させようかなと思い,更新しました。
NE5534を使ったRIAAプリです。ずっと前に作ったものです。
amnjackの作業室

https://amnjack88.web.fc2.com/NE5534RIAApre.html


このブログでは,このあたり?
https://moon.ap.teacup.com/who_taro/837.html
NE5534は2台作っています。もう一台はそのうちに
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MC/MM RIAA AMP,HPに整理しました

2019年01月28日 | AUDIO
作って見て満足度が高かったLT1115/1010使用のRIAA Ampについて,ホームページにアップしました。
いくつかRIAAアンプやMCヘッドアンプを作ってますので,,整理しておきたいと思います。

https://amnjack88.web.fc2.com/LT1115RIAApre.html



運用の様子!!

https://moon.ap.teacup.com/who_taro/1271.html
ブログ上ではこのあたりに・・・・

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6BM8ppAMP HP復活

2019年01月22日 | AUDIO
ずたずたになっていたホームページの方,6BM8管を使ったプッシュプルアンプの項を復活させました。ちょっと雑ですが,,,



ホームページはここです
https://amnjack88.web.fc2.com/6bm8pp_new.html


回路図と配線図






ただ,このアンプ,余所に納入してもうありません。




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FW-16 エッジ交換

2018年09月09日 | AUDIO
8月29日の夜中に注文出したのだから,11日で届いたことになります。最近は個人輸入も高速化してるんでしょうかね?
16センチウーファー用のエッジのことです。


今回は,プチプチの封筒に入れられて届きました。


まあ,中味はよれよれにもなっていないので,これでいいですが,,

早速工作開始

陶芸用のろくろ使うと便利かなと取り出しました。


コーン紙の縁をサンドペーパで磨いてケバケバのないようにします。


フレームが鉄だったので,磁石で位置を決めて,,,


水性の速乾ボンドで貼り付けます。G17とかを使う人もいるかとも思いますが,万が一ウレタンが溶剤で溶け出したら大変なので,基本的にボンドがいいです。
それにゆっくり固まるので,修正も容易。


ちょっとはみ出たところはぬれぞうきんでぬぐい取り,,


硬化し始めたら,軽く押しつけて,最後に軽くコーンに重りを乗せて様子見


乾くのを待ちます。


うらからも点検します。うらは多少汚れてもまあ良いか・・・


コーン紙側が乾いたら,今度は外側。ボイスコイルに当たりが出ないように注意しながら,フレームにボンドを塗り,エッジを貼り付けます。ボイスコイルにあたりがないように何度も確認して・・


とりあえず完成。
何に使うか,まだ決めてません(笑)。

以前はセーム革などでエッジ補修をしてましたが,ちょうどサイズのあうウレタンエッジがあると,簡単で便利ですね。

以前の記事
http://www.geocities.jp/mkttid/junkaudio1.html
ちょっと宣伝がうるさいですが(yahooをやめたらこういう意地悪)、sonySS-G9のスコーカーのレストア記事です。これもまだ倉庫で眠ってる・・・

SS-G9はこちら
https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/speaker/ss-g9.html

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失敗!失敗

2018年08月29日 | AUDIO
注文したスピーカーのレストア用のエッジ,比較的早く届いたんですが,,,,

簡単な梱包ながらしっかりと補強され,安心。


でも,試しにはめてみると・・・・


サイズがでかいです。コーンが,エッジの脹らみのところに来るのが,理想なんですが,5mmくらい大きい。


のりしろは2mmくらいしかなくこれでは強度が足りないです。これじゃぁ使えない。

何処を見て発注したんですかね・・発注記録を見ると,明らかに私のミス。大ポカです。あーあ、注文し直しです。

なかなかぴったりのはないですね・・・このあたりが良さそうです。
ということで,足踏み。



ウレタン素材かと思ったら,やや堅めのゴム製ですね・・

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K2145 MC簡易ヘッドアンプ

2018年08月26日 | AUDIO
MCカートリッジ対応はもう沢山やったので,満腹なんですが,ずっと前にパーツを買っておいたので,また簡単にできそうなので取り組んでみました。
元ネタは,京谷さんのサイトです。
回路は,全くのコピーで,

K2145はYランクのシングル。IDSS~10倍程度があればいいやという感じです。
なお,回路図中電源部分は,外部で,単純に006Pを付けるだけ。内蔵しません。具合悪ければコンデンサー追加とします。


半田づけは簡単。

うらにコンデンサーがあります。

あとは基板を小さく切って,ケースに入れて完成。
それはあとで,,,




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今日もちょこっと FW16 restore

2018年08月22日 | AUDIO
コーン紙の裏のベトベトをはがします。

カッターナイフやマイナスドライバーでは,コーン紙を傷つける心配があるので,こんな道具を使います。お医者さんでのどをべーってやるへら。


きれいにしたところで,布をドライバーに巻き付け,シンナーで細かな汚れをとって仕上げ。


ついでに,フレームのエッヂのところも磨き込みました。結構頑固な汚れがあり、アルコールではだめでした。ガソリンかシンナーがいいようです。アセトンだと塗装が心配。


あとはコイルに当たりがないか,動作確認。まともに音が出なければ、あきらめ。


大きなアンプを取り出すのも面倒なので,YAMAHAのYDA138を使ったデジタルアンプで様子見。


はじめ動きがなんとなくダンパーが固い感じでしたが,CD2枚ほど効く中で,エージングできたようです。何せ,大げさ言えば半世紀前からお休みしてたんユニットですから。
動かしていると,だんだん低音が豊かになり裸でもいい感じです。やっぱり六版以上のユニットのほうが,全体のバランが取れてますね。(広域はツイーター追加です)


コーンにリボンを置いて,動きを楽しんでました。飛び跳ねて飛び出すことも・・・TjaderのMANBOが結構ノリノリで面白いですね!


毎日信号を入れてエージングします。
エッジをちゃんと張ればまだまだ使えそうです。
そうそう,コーンとボイスコイルの接合部の接着が弱くて,ボンドで補強しました。
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今日のちょこっと FW-16

2018年08月21日 | AUDIO
外の物置からFostexの古~~いウーファーFW-16が出てきた。もちろんエッジはなく,コーン紙もがさがさ,何か塗ったあとがある。コイルの導通はあったので,ちょっと悪戯でリストアを試みることにした。



拡大すると,model FW16 IMP8Ω Mus40W Nom12W とある。
ネットでデータシートを探したけれど,見つからず。たぶん1970年代の物ではないかと思う(そのころスピーカー工作を始めたので・・・)。

さて,コーン紙は多少特性が変わるが,黒のスプレーを吹いておいた。





乾いた頃,部屋で,エッヂ周りのお掃除。

フレームのエッヂ外周は径155mm,コーン紙の直径は124mmだった。フレームの黄色いのは紙が使われている。まさか和紙のエッジじゃないだろうね・・


マイナスドライバーやカッターで紙の部分を削り取って,


1次処理はおしまい。

明日は,溶剤を使って,もう少しきれいにしてみる。


さて,エッジの素材をどうするか・・・この大きさだと,ゴム手袋は使えない。セーム革も取り寄せると高くつく。洗車用の厚いやつでも,結構する。

ウレタンでないか探してみます。
それまではお掃除のみ。
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細ごまと・・・・

2018年08月20日 | AUDIO
大きなプロジェクトもないので,暇を見つけて細ごましたことをしています。

今回はこれ。

LTのOPAをつかったMC-MM対応のRIAAイコライザーアンプ。いちど完成としたのですが,また調子が悪い。具体的には,左チャンネルがまた20dBほどレベルが低い。

切り替え部分の回路


ケースを開けていろいろと調べてみたんですが,分からない。ゲインの切り替え回路がうまく作動していないようで,左がMMのゲインのままかも知れないと,ゲイン調整用の抵抗(210Ω)を短絡してみました。すると正常に左右バランの取れた出力があるので,いよいよ切り替え用のフォトMOS(PMOS-3)が怪しい。


前回,この辺に半田を盛ったから,1ピンと2ピンが短絡したかもしれない…

と,よく見たけれど,目視ではわからず。結局PMOSを外して削った溝を確認。怪しいところをはナイフでさらに削り込みました。



組み立て直して,試運転。
OK,治ってます。やっぱり,短絡があって,PMOSが働かなかったようでした。PMOS自体の故障でなくてよかった。手元にはないので,,,

さてと,

LP2枚ほど,音を楽しんで,以前からちょっと気になっていたことを確認。


基板製作者のブログには,OPAの発熱が激しいとあったので,しばらく時間が経ったところで,指をなめてOPAを触って発熱を調べてみました。
・・・・・やあ,やっぱりちょいと熱い感じ。


非接触温度計を当ててみると・・・58℃!?

ヒートシンクを付けることにしました。

といっても,手持ちの一番小さな放熱器がこれ。25mm。でも,このままでは上に乗らない。


かな引き鋸で,ギーコギーコ半分に切り分けました。



OPAの上に放熱用のシリコンを薄く塗って,


2つに切ったヒートシンクを乗せる。


かわいたら,ふたを閉めて完成!!



やっぱりRIAAアンプは一体型が便利です。これをメインにセットします。
壊れなければ…
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