amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

無理が通れば・・・・デサルフェータ 箱詰め

2024年07月11日 | electro_craft

余っている基盤でデサルフェータの予備を作ってそのままでした。前の記事はこのあたり

2枚作ってあったのですが,入れるケースのことなどまったく考えないで作った物でした。

そろそろ使えるように何かケースに入れようかと思って手持ちのケースを探したのですが,

秋月のこれなど加工なしに入りそうなんですが,素材がスチロール樹脂。熱にとっても弱そう。

その他にタカチのSW-65があるんですが,

こっちは基板が大きすぎる。スチロールの方もこの半分なら使えそうだけど,熱に弱いし新たに購入しなくちゃならない。

どうすんべ!!と考えてました・・・・

そこでSW-65を使うこととして,基板の方を削ってみました。配線ぎりぎりまでカットして何とか嵌め込みました。

現物合わせでやすりでゴシゴシ。

配線ぎりぎりですが,なんとか嵌まりました。

こんな感じ

念のためオシロで発振を見る。回路は痛めてないようですね。

折角LEDをつけておいたので,LEDの真上に穴を開けて,透明プラスチックで蓋をして,

実際ボンネット中に入れるので,見ることもないでしょうが,取りあえず。

自作の丸形端子を取り付けて,完成!!

 

 

 

基板はもう一つある

これは SE-65に入るか!??

テスキーでぎりぎりまで刻んで・・・

黄色の部分は良いのですが,どうしても赤線の部分が入らない。

・・・・回路(配線)の方を変更しました。

こんな感じ。

何とか嵌まりました。

ホットボンドで固定して,配線部分もホットボンドで防水して,,,,完成。

 

まだ使う当てはありませんが,そのうちにNBOXの宗平タイプと交換してみて,変化を見たいと思います。

 

無理矢理押し込む無謀な工作でありました!!

 

 

コメント (2)

デサルフェータ 7月の記録です

2024年07月07日 | CARs/CCA

ここ数日猛暑気は続きます。このところずっと37℃近く気温が上がってます。今日も10時ですでに34℃。暑いです。

暖かく・・というか暑くなると結果は良いようです。

NBOX

 

ROCKY

 

7月はこんなところです。

コメント

プラケース取手の修理

2024年07月06日 | 修理

「明日部活で使うんだけど,,,取っ手が取れちゃった,,,,直してくれる?」と孫娘がやってきた。

取りあえずシアノアクリレートを塗ってくっつけてみた。力がかかる場所であるが,コストダウンのためかコの字型に裏が空洞。強度はないですね。

で,接着面積が狭くこれではすぐに取れてしまう。そこで,いつものパターン。見てくれは悪くなるが,鉄の芯を溶け込ませる熱溶接の方法にした。

小さな場所はホチキスのステープラを使うのだが,今回は力がかかる場所でもあり,より大きなタッカー用ステープルにしてみた。

なお,裏からアルミパネルなどを当てて補強というテもあるが,割れた取手の所の空間が少なくビス止めが難しい。いよいよならてっぺんの握り部分から長ビスを入れて金属板で保持する方法もあろううが,,,,

これを伸ばして折り曲げ噛み易いようにしてみる。

小手はこれ。もう少し平べったいと良いのだが,これしかないので・・・

これを押し当て溶かし込む

この作業コの字の3面に行った。

少しやせたところは,適当なプラで盛ってみた。

針金の出っ張りをカッターで切って,小手で形を整える。

 

やすりで少し削り込みかたちを整えたが,あまり綺麗にはならない・・・・

あまりきれいではないけれど,これで明日部活に持ってってもらいます。

 

コメント

Tokina SD400mm バルサム切れ修理

2024年07月05日 | Camera

ことのついでにもうひとつレンズネタで恐縮。

カメラ分解用のトレーを片付ける前にひと仕事でやってみました。

 

ずっと前に試みた修理,古いジャンクレンズだったこともあり,バルサムが手に入らずあきらめてました。

今回折角カメラ用の修理トレーを出してあるので,ちょっと思い出して,また分解してみました。ブツはトキナーのSD400 f5.6。Fマウント マニュアルフォーカスレンズです。

 

問題は後玉のバルサム切れ。光を当てるとよく分かります。これによって画像のシャープさがなくなりどろんとして絵になってしまいます。

早速分解。

マウントの取り外し。

汚い作業台でスミマセン。絞りリングとスペーサとFマウントです。

中玉もチェックしたのですが分解するほど汚れたはいませんでした。掃除の対象は後ろ玉

 

レンズホルダーを取りはずし中のレンズを取り出します。

これがバルサム切れの様子

 

2枚重なっているレンズをバルサムを溶かして分離します。いくつか方法はあるようですが,取りあえず煮沸で・・・

10分くらいにて,冷水につける

力を入れて横にずらすと,べろっと剥がれました。

IPAでお掃除 バルサムオイルは結構べとべと厚く塗ってあります。

セーム革も使って磨き上げ

レンズチェック   まだ汚い  さらに磨き上げ。裏表が分かるようにアルファベットで目印

 

 

今回は高価なバルサム(カナダバルサムは高いし,手に入りにくい)ではなく,100均のUVレジンで代用してみました。

ところが売り場に行ってみたら,透明レジンでも高粘度のものとクリアソフトと2種類あるんですね。少量で実験してみると,高粘度のほうが早く硬化するみたいなので,こっちを使いました。

UVレジンを使うことには賛否が分かれていることは承知しています。確かにパッケージにも黄変しにくいとあります。・・・ということは多かれ少なかれ黄変するってこと??・・何せ旧世代のジャンクレンズですからお金かけません・・・・

 

空気が入らないように張り付け,2枚をずれないように合わせて(ずれると嵌まらない),,自作の375nmのUVライトで照射

・・・初めてUVレジンを使いましたが,結構硬化は早いんですね。これは便利!

ケースにはめ込み

だいぶ綺麗になりました。

元に戻します

このあとが大変!

Fマウントを止めるピスの位置が分からない。絞りレバーの位置を確認しながら,ビス穴さがし!

絞りリングにはクリック感がなかたんだっけ?忘れてますが,構造の何処を見てもそれらしきものはない。もちろん外したパーツもなし。

このまま締めつけました。

 

試し撮り  機械はD90です。

やや露出オーバーですが・・・赤い鉄塔もそれなりにシャープです。(塔が曲がってる・・・)

遙か向こうの山の麓の家 露出オーバーで分かりづらいのでコントラストを上げてみました

それなりに撮れてます(安心!) 

窓ガラスを通して家の屋根

曇りも感じられず,まあピントは出てますね。これで使えるかも。久しぶりだったので露出が不正です。操作忘れちゃってました。

ということで,バルサム切れの対処法を確認できました。

 

実は前玉も・・・

前面からはきれいに見えたんですが,

 

 

結構汚れてる!!

でも,分解方法を検討しながらいずれ掃除するとして,今回は終了とします。

 

 

 

 

 

コメント

最後の1本は失敗でした 1NIKKOR10-30mmVRを

2024年07月02日 | Camera

特に手順は間違えていないとは思うのですが,レンズ修理3つめは失敗でした。

ここまで組み立てないと動作が分からないので,仕方ない。

残念ながらレンズが認識されません。ことによると絞り歯車の以上以外に原因があるのかも知れません。再修理と言ってももう根気が続かないので,しばらくお休みにします。新たに補修パーツを手に入れても動作しない可能性もありますので,直したレンズが使えなくなったら再修理を考えます。2つもあれば十分ですので。

 

手順は3つも取り組んだので,頭に入りました。

 

取りあえずざっと記録

モーターを絞りのパネルに取り付け。

絞りをフレキ3本をうまく出しながらケースにセット。

次いで中玉をセット。(写真忘れました)

・・・・・・・・

 

ひっくり返してモータとVRセンサをケースに取り付け,フレキをラッチで固定。

レンズが汚れてる・・・ISPで磨く。フレキがこのように出ていればOK

フレキにこのプレートを取り付ける。

右が先端から10mm,左は12mmの位置にプレトーを張り付ける。よぎれはISPできれいにする。

今回が金属プレートの貼り付けを最後にしましたが,こっちの方が作業はしやすいです。

 

後は戻していくだけ。

これが無くしやすい摺動部のピンとバネ。無くしたらお仕舞い。(ピンの方はM2のナベを短く切って代用できますね)

実はいっかい飛ばして見つからず,やってみた。これでもOKでした。

 

最後のこのフレキの装着が結構大変です。特にカメラ本体との連結端子は幅が広いだけにうまく入れる野じっくり時間をかけないだめでした。

 

でも,はじめに書いたように,折角ここまでやったのにカメラから認識されませんでした。

このレンズは部品と利用にジャンク箱に保管しときます。

ということで,10-30mmVRレンズの修理記事はお仕舞い。

ほねおりぞんくこたびれもうけってことですね・・・・ ちょびっと残念!!

 

コメント

最後の10-30mmは難関の絞り歯車の交換

2024年07月01日 | Camera

1NIKKOR 10-30mm f3.5-5.6VRは壊れたのを3つも持ってるんです。曲がりなりにも2つは使えるようにしたので,最後のひとつ,これは絞り歯車の交換にチャレンジしてみました。

歯車ってこれです。

直径2mm。米粒の半分以下。ごま粒みたいな感じで,めがねがないとどこかに無くしてしまいそう・・目視ではまったく問題がなさそうですが,交換して直った例がある様なので,挑戦。

解体スタートですが,此処まではもう簡単。バネ付きピンをなくさなければ,簡単です。

この先から見ていきますね。

ピント用のモーターをケースから外します。隣のVR用?のフレキ部分も外します。

ついでここのレンズを外します。たぶん後玉。

ひっくり返して

中玉のストッパーを外し,中玉を抜きます。

前玉とそのストッパー  レンズに手を触れないように・・・・

 

フレキを切らないように注意しながら絞り部分を抜きます。絞りはこのレンズの下

こちら側に抜く

 

金属のプレートは引っかかるので,剥がしました。これで,モーター部にアクセスできます。

 

モーターに張り付いているフレキを剥がす

モータの取り外し。絞りパネルに張り付いているフレキ部分は丁寧に剥がさないと切ってしまいそうです。

此処で歯車に出会う!小さなネジで止まってますので,+の0-2ドライバーで丁寧に抜く。なくさないように!

 

歯車の交換。交換した歯車の何処が悪かったのか,ルーペで見てもはっきりしない。新品の歯車(送料込み1個593円)もちゃんと動作するのかも分からない・・・

確認もしないでただ交換でした。これでだめなら,またユニット交換ですね・・・(高くつくけど・・・)

 

 

・・・・で,今日はここまでにしときます。あとは組み立てるだけですので・・・(それも結構骨が折れるんだけれど・・・・)

問題の歯車を顕微鏡で見てみました。交換したやつです。

ここに亀裂が入ってます。おそらく絞り動作の中で無理な力が加わって壊れたように思えます。ということは,またすぐに壊れるということか・・・

リコール修理してもすぐに壊れたのはこのためか・・・・新品の歯車は見るの忘れました。

ということは,10-30mmVRは歯車交換だけですむならまだしも,結構作業が大変なので壊れたらあきらめるというのが良いのかも。

でも,たったこの歯車の不良だけでレンズが使えなくなるとは・・・・NIKONさんもっとしっかりした物を作ってよ!!  ニコワンから撤退するわけだ!!

 

さて,このレンズ,リアッセンブルして取りあえず動作するか試してみます。そのお話しは後ほど・・・・

 

 

 

 

コメント (2)