amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

MEIKE 10mm/16mm MacroRing

2024年11月24日 | Camera

ちょっと前,MEIKEという中華メーカの超広角レンズ6.5mmf2.0の話題を提供したが,

これはレンズ自体は明るく使いやすいが,絞りにクリックがなく,ちょっと使い勝手が悪かった。

 

さて,

1NIKKOR10-100mmVRの修理を終えて一息ついてネットを徘徊していると,ニコワン専用のマクロリングを発見した。もうニコワンからは足を洗おうかと思っていたのだが,ついつい誘惑に負けてポチってしまった。こんなようじゃあZへの移行はますます難しいですね・・・

今,ネットで確認したら,価格が6000円を超えているが,私が見たとき3100円ちょびちょび。ニコワンはレンズにピントリングがないので,マニュアルで接写をしようとするとけっこう面倒くさい。ところが,MEIKEはレンズはマニュアルが多いが,これは電子接点つき。さて,お気軽に使えるか。

ブツはこんなモノ。エクステンションは10mmと16mm。

MK-N-AF3AとあるNの表示がニコワン用。他にもZだとnikonZ,Pだとぱな,Fだと富士等,メーカー名で分かるようになってます。

ちなみにNのリングはam○zonでは見つかりませんでした。

とりあえずは10mmをつけて試し撮り。レンズは10-30mmPD。

 

かなり寄れます。寄りすぎるとカメラの影になっちゃう。オートファーカスは迷わず,ばっちり効いてます。

次いで16mm。

これはちょっとピンが迷う。でも合わないことはない。

絞り優先ではなく,プログラムモードで適当に取ってみたのだが,被写界深度はあまり取れないが,使えそうだ。

三脚を使って絞り優先モードで取ればそれなりに取れそうだ。もちろんf値は暗くなるのでそれなりの準備は必要。

 

10mmと16mmを重ねるとどうなるか

これはやめた方がいい。10mm側にしても被写体に寄りすぎないととれない。というか,寄りすぎてカメラの影になるので,使えない。

基本的には10mmが使い易そうだ。

マクロ関係は,Fマウントならリバースリングやマクロリングなど一通り揃ってはいるが,ニコワンで接写も可能になるのは活用範囲が広がっていい。

ホントは,NIKON Z6Ⅲあたりがほしいけど・・・Z50Ⅱでも良い・・・お金があればね・・・・・

 

リングの黒い部分はプラスチックのようだが,マウントは金属製でしっかりしている。脱着もしっかり固定される。

 

余談だが,MEIKEというブランドはどうもNeewerと同系列の会社のようだ。フィルター系はNeewer,レンズ系はMEIKEとブランドを使い分けているのかも知れない。

そういえば最近Neewerはあまり見かけなくなった。MEIKEに統一かな?

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1NIKKOR 10-100mmVR解体(復元)=終着

2024年11月18日 | Camera

フロント部分は取りあえずこのままに,おしりの方の作業をします。

この2つを合体させる。いろいろやってみたが上手くいかず,途方に暮れて,,時間ばかりが経ってイライラします。

先に紹介したマスカットフィッシングさんの動画の終わりの方(後半56分あたりから)を見たら説明されてました。助かった!!

といってもそんなに簡単にはいきません。何度も試行錯誤しながら何とか嵌まりました。

この黄色の矢印の溝にマークを入れて起きます。

この溝に○の爪が来るようにします。

かぶせるときの穴の位置を確認。インナーユニットを最大限までひき出します。かぶせる穴の位置は多少回せますので,穴が合うように差し込む・・・・

ところがなかなかぴったりはまりません。

中を覗いてみたら,沢山突起があって、これも合わせなくては嵌まりません。ぴったりはまる位置を探して,おしりの爪と溝を合わせてネジ止めするとうまくいきました。

フレキを出しておく

ブラシを取り付ける。念のためカプトンテープで補強しておきました。

レンズ回りの基盤を固定し,ふれきをさしこむ。

フレキホルダーは黒い部分を建てると簡単に指でも差し込めます。

2カ所金属のリングに接触するようにこの小さなパーツ取り付ける

このフレキにも小さな金属パーツを取り付けます。

金属リングは1期目の突起があるので,これに合わせます。

マウント部分をかぶせてネジ止め,内側の端子部分もネジ止め。これでおしり部分は完了。

 

次いでフロント部分

はじめにローレットのシリンダを差し込んで,リングでネジ止め。

ついで・・・

始めこのように取り付けたが,順番が間違っていた。始めに金属リングを取り付けるべきだった

これも位置決めの突起がある。

この上にレンズをかぶせる。ねじ穴の位置に注意

最後のパーツを取り付ける

レベルを取り付ける

 

 

これで一応リアッセンブル完了!!

さて動作のほどは・・・

J5に取り付けて,鏡胴を回してスイッチオン!!

オーーッ!!写りました。

ただ,鏡胴を繰り出すときのボタンストッパーはどうさせず,そのまま回せます。でも,仕舞うときはボタンを押さないとまわらなくなってます。

100%じゃなかったが,何とか予備として使える!

写り具合。ちょっと動作(合焦点)が遅いかな?

取りあえず,10-100mmVRの解体と組み立ては完了!

くたびれました。またやる気は当分起こらない!!

 

 

 

 

 

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1NIKKOR 10-100mmVR解体(破壊)=迷子はどこに・・

2024年11月16日 | Camera

いちばん外側のシリンダーをかぶせる前に,迷子の処理をしておかなくてはと思いあれこれやってました。

この2つのパーツの収まりどころが分からない。

リングの大きさからしてたぶん外(対物)側だろうと思っていろいろはめ込んだりしてました。

右側のリングはこの位置でぴったり収まります。

 

問題は左側のリング。

その上からかぶせると,中のレンズが上まで上がらない。

はめ込む場所は溝からすると間違ってなさそう・・・????

いろいろやったがだめ。

これで午前中が終わった!!

溝の位置は間違えなさそう。。。ふっと思い立って、順番を入れ替えてみた。

先ず左側の部分(プラ製)をこのように押し込む。レンズの外周にうまく嵌まった。

その上から溝に合わせて右側(金属製)を金属の爪に合わせてはめ込む。

レンズの動きはこれで問題なくなったので,たぶんこれでいいのかも知れない。

取りあえずはこのままにして,先に進みましょう!!

ほんとうにくたびれます!

 

 

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1NIKKOR 10-100mmVR解体(破壊)=復路はもっと困難

2024年11月14日 | Camera

予備の歯車が使い物にならないのどうするか,安いのを探してもまた同じようなら困る。取りあえず,予歯車歯車から良さそうなのを選んで,シアノアクリレートを楊枝でほんの少し取って塗り込んでおきました。解体まではそれほど難しくないので,歯車の交換はすぐにできそうですので,,,といいながらだいぶ敗色が濃くなってます。

取りあえずは復元に取り組みます。

歯車の入れ替え

カバーを取り付け,絞りユニット固定

位置に注意してその上に継ぎのカバーをかぶせる

はめ込んだら外しておいたピンを固定

ピンの反対側からその上のカバーを取り付けます。取り付け位置はマークして置いた場所。

ポイントとしては,カバーの内側の溝にフレキのプレートガイドがあるので,ここを確かめて挿入。

ここまではスムーズ・・・・・・でも継ぎがどうしても嵌まらない。

まるでパズル!!知恵の輪?!

 

ここまでかと思いましたが,youtubeに救世主が!!解体組み立ての投稿が見つかりました。

マスカットフィッシングさんの動画。助かりました。

組み立て手順は、動画の47分あたりから始まります。

これによると・・・・

さきほど組み立てたのとは別に、先ずこちらを組み付ける。

差し込んでぐるぐる回すと,かっちと嵌まる箇所がある。

このように出っ張らなければ成功

次いで内側のシリンダと外側のシリンダーの溝を合わせる。

その溝にこのピンを合わせて差し込む。実はこれけっこう難しく,ピンのあるシリンダーにかぶせたシリンダがぬけちゃったり,また,うまく嵌まってもネジ位置が出ていなかったり,もう諦めようかと思うくらいけっこうな時間がかかります。

これがぴったりは嵌まると,こうなる。

ただし

嵌まってもこんなふうにネジ位置が出ていなければやり直し。

これが正解。

ネジ止めをします。

ことによるとこの位置が違っているかも。ネジ穴がふたつある。

たぶんこれで合ってると思う。

継ぎにいちばん外側のシリンダーに差し込むわけですが,これがまたうまくいかない。

ネジ止めした板が適切か,あるいはどのくらい繰り出せばいいのかなど,またまた試行錯誤です。

 

かなり集中してやって草臥れました。

今日はここまでです。

 

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1NIKKOR 10-100mmVR解体 往路完了

2024年11月13日 | Camera

いよいよ歯車部分へ

取り付け位置を確認して上蓋を取り外します。

モータを固定するネジが見えます

フレキは接着されていて位置決めに2カ所のボッチで止められています

注意深くIPAを染みこませて取外し。

極小のネジを抜いて歯車にアクセス。

やはり割れてますね(写真撮り忘れ)。

***************************

さてと,,,交換パーツを探したら,

粗悪品。ここで一時休止。

復路もゆっくりやるよ!

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1NIKKOR 10-100mmVR解体(破壊)=難関

2024年11月11日 | Camera

先日の続き。

うんうんうなって何度やってもはめ込んで戻せないので,諦めて,先に進むことにします。壊してもともと,絞りユニットまでアクセスして戻るときにまた考えます。

まずはこれ。前後鏡胴を繰り出すときの突起の取外し。これでグルグルまわるようになります。

同様にこれを3カ所。小さな板を止めています。内側のシリンダを固定しているのか??

取り外しました。鏡胴はぐるぐる回ります

いちばん外側のシリンダとその内側のシリンダは外れそうなので,マーキングして外します。

外すと内側にこんなパーツが入ってました。たぶん3カ所ネジで留まっていた部分を固定するパーツのようです。

溝にはまるようにポッチが見えます。これは片付けてっと・・・

つぎに接眼レンズの方向にシリンダが抜けました。

継ぎはおしり方向には抜けません。いろいろいじっていると対物方向に抜けました。

あと一息で絞りユニットのシリンダにたどり着けます。

抜けそうなので,位置をマークして引っ張ります

抜けました。

あとひとつ。ここはピンがありこれを抜けば外れます。

マークを忘れない。

なくさない!

絞りユニットは見えました。

これを外すとモーターにアクセスできるか。

根を詰めてやったので,今日はここまでにします。

ていねいに記録を取ったから戻すときもなんとかなるでしょう・・・たぶん・・・・

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1N10-100mmVR解体(破壊)継

2024年11月09日 | Camera

!NIKKOR10-100mmVR、解体の続き。 先日は前玉部分の取り外しで終了しました。

前玉を外す路中玉が見えます。絞りユニットにアクセスするには。ことによるとこれも前玉側から外さなければならないかも知れません。が,取りあえず今度は後ろから分解(破壊)に取り組みます。

まずはマウント固定ネジと接点固定部分を取り外します。

小さなネジで接点は固定されています。

 

取りあえず位置をマーキングしておきます。

フレキの取り外し。ラッチを引き上げると抜ける。

細かいパーツがいろいろとあるので,無くさないように!位置も記録しておく。

さらに解体を進める。これでマウント側のリングが抜ける。

リングの中身。これは取り外さないで置く。

反対側。この部分にブラシが。

10-30mmの場合はネジで固定してあったのですが,10-100mmは溝にはめ込んで,上からテープで抑えるだけの構造。

レンズの筐体を伸ばして,いろいろガチャガチャやってたら,抜けちゃった。位置のマーキングができていない。

抜けた方を上から・・・・この分解を進める。

このパーツも無くしやすいのでテープで留めておいた。

さて,ここまで分解してきたが,マーキングしてなかったので,ちゃんと嵌まるか位置を確かめてみました。

 

繰り出し用の溝が幾重にも入っている。黄色矢印のやや太い部分が,,,こんな構造です

位置を確認,マーキングしようとはめこんでみましたが、だめ。

ここの部分が嵌まるようですが,嵌まらない。いろいろ試してみましたが、繰り出し位置をいろいろといじってみても、嵌まる位置が分かりません。

ここで躓きました。

 

頭を冷やすため,今日はここまでとします。

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1N10-100mmVR解体始

2024年11月06日 | Camera

絞りエラーが再発した1NIKKOR 10-100mmVR f/4-5.6ですが,解体(壊し)始めました。

このレンズはどうも,前玉を外さないとズームリングがぬけないようなので,まずは解体はじめとしてこの前玉を抜いて,ズームリングを抜くところまで進めます。

取りあえずは代替のレンズ(シルバー)を入手したので,このレンズの分解は時間をかけてゆっくりやります。

まずはフィルター類を取り外す。

見るとカニ目で回すような溝はありません。10-100mmなどと書かれたプラスチックのリングを押すと柔らかくへこむところがあります。接着されているだけのようです。

注意深く小さなマイナスドライバを差し込み取り外します。ここは接着剤で止まっているだけでした。

前玉を固定?する枠のネジを外し抜きます。

ネジがかなりキツいですが,何とか舐めずに抜けました。

1点注意。金属の板バネが落ちました。調べてみると1つだけ金属がないところがありますので,たぶんここだと思います。無くさないように注意しなくては・・・

ズームリングを外すには,銀色のラインの部分かと思いましたが,ここのリングを外すようです。幅は約7mm。

それが固いこと!!水道レンチのようなモノだと傷が付くだろうし,ガラス瓶とか缶の蓋開けでは力が入らないし・・・きつく挟むとゆがみも出そうだし・・・

無視ある湖コールを染みこませたり、クルマのオイルエレメントを回すツールを出したり(これは太すぎて嵌まらない),いろいろ試したのですが,だめ。傷つけたりゆがませたりしたらお仕舞いですので,ここで諦めようかと思いました。

ヤフオクにジャンクで1円で出せば,誰かが使ってくれるでしょう。

・・・・・・・・

諦めかけたのですが,ふっと思って輪ゴムを巻いてやってみました。

無水アルコールで緩んだのかどうだかわりませんが,輪ゴムでやったらうまく回せました。いちばん単純な方法でよかったんですね。

ここまで来るのに1時間くらいかかったかな・・・

ここまでで疲れたので,今日はお仕舞い。あとは後ろ玉からのアクセスですが,かなり複雑そうですので,ゆっくり時間をかけて取り組みます。

 

ダメ元ですので,壊れてもあきらめがつきます・・・ホントハナオシタイ!!

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これが最後っていいながら

2024年10月26日 | Camera

故障が再発したニコワン用のレンズ10-100mm4-5.6VRですが,取りあえずFmaunntono 18-250mmをつけてみたのですが,やはり広角側が使えないのはきわめて不便。何本かある10-30mmも使い勝手がいいのですが,そうすると望遠側が不満。

10-30mmはその分接写気味に寄れるのが美点

やはり使えなくなるとものすごく不便を感じます。これが最後って言い訳しながら安い完動品を探してみました。あったとしても時限爆弾を抱えているようなもんですが,そのときはそのとき。

で,見つけましたですよ。修理代が30000円くらいとするとその半分とは行かないまでもかなり安くてに入った。

見つけたのはシルバーの筐体。コーディネートがどうのこうのなど言ってはいられません。使えればいいのです。

こうして黒い方は安心してバラせます。2mmで9歯のプラスチックのちっぽけな歯車を交換するのに覚悟が必要。失敗しても銀色があるさ!

失敗しても大丈夫。と,交換用の歯車を探してみると,2mmの米粒がナンと1060円!Aliでもそんなに値段は変わりません。さて,思案のしどころ。修理を試みても成功するとは限らない。特に私の技量では!

もうしばらく放置かな?ジャンクのままオクにかけるのもいいかな?今しばらく分解のイメージつくりをしながら銀色を使います。

考えちう・・・

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1NIKKOR 10-100mmVR故障

2024年10月23日 | Camera

とうとう壊れてしまった!!

一度修理に出して,高い費用をかけて戻ってきた10-100mmVRですが,今朝,外の景色を撮ろうと持ち出したら,絞りエラー。再発です。

望遠側はかろうじて写るんですが,広角側は真っ暗。

しかもピントが合ってない。

修理にどれくらいかかるか調べようとNIKONサイトを調べたら,

1NIKKORは,18.5mmと6.7-13mmと70-300mmと三機種だけしか受け付けられないと・・・・

 

前故障して自前で修理した10-30mmと同様に自分で修理するしかないか・・・・

 

いやなにね,故障箇所は想像できるんです。絞りモーター部分のプラスチック歯車。これが割れて動作しなくなってると思われます。でも,10-100mmの場合,10-30mmの数倍も機構が複雑。歯車の予備はどこかにあると思いますが,さて修理する勇気と決意がだせるか・・・

取りあえずV3には,FT1を介してFマウントのSIGMAの18-250mmf3.5-6.3を取り付けておきます。

問題は広角側が使えない点。換算48.6mmと標準レンズ並み。ただ美点はマクロが使えるってこと。

かなり寄れます。

10-100mmは換算で27mmから270mmまで一本でカバできたこと。

 

あ~あ

これからV3を持ち歩くときは、広角側をあきらめて撮るしかないか・・・それともJ5と2台持ち。それも面倒だなぁ・・・

NIKON1はほんとうにnikonの失敗作だなぁ!!忌々しや!!

こちらは修理した10-30mmにJ5。

 

Zシリーズに変えようかな・・・でも、高いし  いつまで生きるのか分からないので,それも無駄にしたくないし・・

F850あたりも馬鹿高いし・・・

 

 

覚悟決めて直そうかな・・・

 

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星夜撮影雲台の自動追尾化 構想-2

2024年08月19日 | Camera

台風7号は騒いだ割にはあまり被害をもたらさなかったようですね。よかった。台風一過のからっとした天気を期待していたのですが,相変わらず猛暑が続き熱中症警報も出てますので,部屋に籠もって作業のイメージ作りとパーツがあるか確認してます。それにしても暑いです。 

使用するモーターのデータ(らしきモノ)が出てきました。アマゾンではこのあたり

前のイメージ図ではモーター軸がセンターに描いていますが,ギヤーを噛ましているので13mmずれてます。これは訂正。

なお,ブラシレスモーターと表記されていますが,この方式の詳しい構造はあとで調べます。取りあえずは,JS-50B DCブラシレス永久磁石同期モーターというのがあるんだってことで,,,分解して調べるともともに戻せなくなったら工作が進められないので,今回はしません。

 

中のギアは金属とプラスチックと2種類あるようですが,値段的にはプラスチックだと思います。

問題はモーターの軸が,径7mmとなっています。手に入れたプーリは5mm。規格でいうと5mmの上は8mmとなっているようです。

プーリ自体は鉄製ではなく,アルミか亜鉛合金のようですので,この際ドリルで穴を7mmに広げてしまお言うと思います。合わせて,m6のネジを取り付けるt60側も5mmですので,これもドリルで揉んで6mmにしちゃいます。

で,こんなイメージになります

軸間の100mmは実際にはもっと短くなります。駆動板は15~6cm×8cmくらいにします。これにはT=9mmのいたが見つかりました。

天板とベースは,15cm×26cmくらいにします。ちょと弱いのですが,18mmのMDF板がありました。

 

問題はカメラ本体。念のため,NIKON1 V3,とJ5の仕様を調べたのですが,問題が!

V3

 

J5

V3,J5ともにバルブ動作は2分まで!・・・・・え~~っ!それじゃあ長時間露光はできなってこと!

一眼レフも調べたら,こちらはそんな制限がないようです。でも,1眼レフは大きく思い!いちおう魚眼的なレンズは持ってますが・・

これを取り付けるにはもっと頑丈な次湯雲台が必要になりそうです。真,取りあえずはニコワン仕様で勧めますが(架台自体は頑丈),少し意欲が萎えはじめました。

さて,前の報告の通り,この駆動モーターは3回転で64秒程度かかります。M6軸は1回転ですので,1mm上昇させるには64秒かかると考えて,60秒では4/60分上昇が足りない。再計算すると,

M6軸までの距離は213mm強となります。もう一回60歯で正確に測りますが結構短くなるんですね。

M6mmのベアリングとか,1/4イン問いネジとナットはあります。

 

こんなところで,板材を切り出します。今日はここまで。。。

 

 

 

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Tokina SD400mm バルサム切れ修理

2024年07月05日 | Camera

ことのついでにもうひとつレンズネタで恐縮。

カメラ分解用のトレーを片付ける前にひと仕事でやってみました。

 

ずっと前に試みた修理,古いジャンクレンズだったこともあり,バルサムが手に入らずあきらめてました。

今回折角カメラ用の修理トレーを出してあるので,ちょっと思い出して,また分解してみました。ブツはトキナーのSD400 f5.6。Fマウント マニュアルフォーカスレンズです。

 

問題は後玉のバルサム切れ。光を当てるとよく分かります。これによって画像のシャープさがなくなりどろんとして絵になってしまいます。

早速分解。

マウントの取り外し。

汚い作業台でスミマセン。絞りリングとスペーサとFマウントです。

中玉もチェックしたのですが分解するほど汚れたはいませんでした。掃除の対象は後ろ玉

 

レンズホルダーを取りはずし中のレンズを取り出します。

これがバルサム切れの様子

 

2枚重なっているレンズをバルサムを溶かして分離します。いくつか方法はあるようですが,取りあえず煮沸で・・・

10分くらいにて,冷水につける

力を入れて横にずらすと,べろっと剥がれました。

IPAでお掃除 バルサムオイルは結構べとべと厚く塗ってあります。

セーム革も使って磨き上げ

レンズチェック   まだ汚い  さらに磨き上げ。裏表が分かるようにアルファベットで目印

 

 

今回は高価なバルサム(カナダバルサムは高いし,手に入りにくい)ではなく,100均のUVレジンで代用してみました。

ところが売り場に行ってみたら,透明レジンでも高粘度のものとクリアソフトと2種類あるんですね。少量で実験してみると,高粘度のほうが早く硬化するみたいなので,こっちを使いました。

UVレジンを使うことには賛否が分かれていることは承知しています。確かにパッケージにも黄変しにくいとあります。・・・ということは多かれ少なかれ黄変するってこと??・・何せ旧世代のジャンクレンズですからお金かけません・・・・

 

空気が入らないように張り付け,2枚をずれないように合わせて(ずれると嵌まらない),,自作の375nmのUVライトで照射

・・・初めてUVレジンを使いましたが,結構硬化は早いんですね。これは便利!

ケースにはめ込み

だいぶ綺麗になりました。

元に戻します

このあとが大変!

Fマウントを止めるピスの位置が分からない。絞りレバーの位置を確認しながら,ビス穴さがし!

絞りリングにはクリック感がなかたんだっけ?忘れてますが,構造の何処を見てもそれらしきものはない。もちろん外したパーツもなし。

このまま締めつけました。

 

試し撮り  機械はD90です。

やや露出オーバーですが・・・赤い鉄塔もそれなりにシャープです。(塔が曲がってる・・・)

遙か向こうの山の麓の家 露出オーバーで分かりづらいのでコントラストを上げてみました

それなりに撮れてます(安心!) 

窓ガラスを通して家の屋根

曇りも感じられず,まあピントは出てますね。これで使えるかも。久しぶりだったので露出が不正です。操作忘れちゃってました。

ということで,バルサム切れの対処法を確認できました。

 

実は前玉も・・・

前面からはきれいに見えたんですが,

 

 

結構汚れてる!!

でも,分解方法を検討しながらいずれ掃除するとして,今回は終了とします。

 

 

 

 

 

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最後の1本は失敗でした 1NIKKOR10-30mmVRを

2024年07月02日 | Camera

特に手順は間違えていないとは思うのですが,レンズ修理3つめは失敗でした。

ここまで組み立てないと動作が分からないので,仕方ない。

残念ながらレンズが認識されません。ことによると絞り歯車の以上以外に原因があるのかも知れません。再修理と言ってももう根気が続かないので,しばらくお休みにします。新たに補修パーツを手に入れても動作しない可能性もありますので,直したレンズが使えなくなったら再修理を考えます。2つもあれば十分ですので。

 

手順は3つも取り組んだので,頭に入りました。

 

取りあえずざっと記録

モーターを絞りのパネルに取り付け。

絞りをフレキ3本をうまく出しながらケースにセット。

次いで中玉をセット。(写真忘れました)

・・・・・・・・

 

ひっくり返してモータとVRセンサをケースに取り付け,フレキをラッチで固定。

レンズが汚れてる・・・ISPで磨く。フレキがこのように出ていればOK

フレキにこのプレートを取り付ける。

右が先端から10mm,左は12mmの位置にプレトーを張り付ける。よぎれはISPできれいにする。

今回が金属プレートの貼り付けを最後にしましたが,こっちの方が作業はしやすいです。

 

後は戻していくだけ。

これが無くしやすい摺動部のピンとバネ。無くしたらお仕舞い。(ピンの方はM2のナベを短く切って代用できますね)

実はいっかい飛ばして見つからず,やってみた。これでもOKでした。

 

最後のこのフレキの装着が結構大変です。特にカメラ本体との連結端子は幅が広いだけにうまく入れる野じっくり時間をかけないだめでした。

 

でも,はじめに書いたように,折角ここまでやったのにカメラから認識されませんでした。

このレンズは部品と利用にジャンク箱に保管しときます。

ということで,10-30mmVRレンズの修理記事はお仕舞い。

ほねおりぞんくこたびれもうけってことですね・・・・ ちょびっと残念!!

 

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最後の10-30mmは難関の絞り歯車の交換

2024年07月01日 | Camera

1NIKKOR 10-30mm f3.5-5.6VRは壊れたのを3つも持ってるんです。曲がりなりにも2つは使えるようにしたので,最後のひとつ,これは絞り歯車の交換にチャレンジしてみました。

歯車ってこれです。

直径2mm。米粒の半分以下。ごま粒みたいな感じで,めがねがないとどこかに無くしてしまいそう・・目視ではまったく問題がなさそうですが,交換して直った例がある様なので,挑戦。

解体スタートですが,此処まではもう簡単。バネ付きピンをなくさなければ,簡単です。

この先から見ていきますね。

ピント用のモーターをケースから外します。隣のVR用?のフレキ部分も外します。

ついでここのレンズを外します。たぶん後玉。

ひっくり返して

中玉のストッパーを外し,中玉を抜きます。

前玉とそのストッパー  レンズに手を触れないように・・・・

 

フレキを切らないように注意しながら絞り部分を抜きます。絞りはこのレンズの下

こちら側に抜く

 

金属のプレートは引っかかるので,剥がしました。これで,モーター部にアクセスできます。

 

モーターに張り付いているフレキを剥がす

モータの取り外し。絞りパネルに張り付いているフレキ部分は丁寧に剥がさないと切ってしまいそうです。

此処で歯車に出会う!小さなネジで止まってますので,+の0-2ドライバーで丁寧に抜く。なくさないように!

 

歯車の交換。交換した歯車の何処が悪かったのか,ルーペで見てもはっきりしない。新品の歯車(送料込み1個593円)もちゃんと動作するのかも分からない・・・

確認もしないでただ交換でした。これでだめなら,またユニット交換ですね・・・(高くつくけど・・・)

 

 

・・・・で,今日はここまでにしときます。あとは組み立てるだけですので・・・(それも結構骨が折れるんだけれど・・・・)

問題の歯車を顕微鏡で見てみました。交換したやつです。

ここに亀裂が入ってます。おそらく絞り動作の中で無理な力が加わって壊れたように思えます。ということは,またすぐに壊れるということか・・・

リコール修理してもすぐに壊れたのはこのためか・・・・新品の歯車は見るの忘れました。

ということは,10-30mmVRは歯車交換だけですむならまだしも,結構作業が大変なので壊れたらあきらめるというのが良いのかも。

でも,たったこの歯車の不良だけでレンズが使えなくなるとは・・・・NIKONさんもっとしっかりした物を作ってよ!!  ニコワンから撤退するわけだ!!

 

さて,このレンズ,リアッセンブルして取りあえず動作するか試してみます。そのお話しは後ほど・・・・

 

 

 

 

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そうこうしているうちに こっちも壊れたぁ!!

2024年06月29日 | Camera

黒の10-30mmVRが壊れたので,悩みに悩んで追加で購入したグリーンの玉

黒の玉を直しているうちに,やっぱり壊れました。やはり馬鹿でした。orz・・・・

黒の玉を不完全ながら直して,何とかノウハウはつかめたので,この玉も修理してみます。

今回は絞りユニットというよりVRユニットも含めてのパーツを発見しましたので,これでやってみます。

ちょっと値段は高いのですが,絞りユニットのみのものも3000円くらいに上がってました。だったらこっちの方が手間いらず。ただし,少々お値段が・・・(リンクをご参照)

右側のものです。この写真はすでにバラして,ユニット部分を取り出し,平板をつけなおしたものです。こちらの方が,目に優しい。・・・・細かいところがあまりありませんので・・・

ここからまた元に戻していきます。

いちいちの作業がこれまでの記事と重複するので,やめときます。

とまあこんなふうにアッセンブルです。

J5にセットして,ボタンを回す。

起動しました。焦点も合わせられ,シャッターも切れます。これは完全復旧でした。ラッキー!!

ちゃんと取れてます!!

こうなると,黒の玉がなぜレンズ側から起動できないか探りたくなる。

もう一回バラして組み立て直しました。

見えてきたEXIF用?ブラシのパターンがはじめのところが少し傷ついてはげていました。たぶん,この傷が致命傷だったようです。これはもう直しようがないので,カメラ側からON-OFFします。ほかは問題ありませんので,,,,

すみません写真撮り忘れました!!

このブラシは一番はじめに取り外し,くみ終わったら一番最後に取り付けるのが正解のようです。これもノウハウのひとつになりました。

 

 

この玉は,実はもう一つ壊れてのがありますので,事のついでに,絞り歯車の交換も手がけてみます。

 

でも今日はここまで

 

 

 

 

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