しばらくぶりにダイソーに行ったら,こんなものを見つけました。
31.5×26.5×4.5cmのけっこう大きな箱です。
外径25.5cmのちょっと大きめのリングライトに金属製の雲台,プラスチックの三脚,ねじ込み式のスマホホルダーが入ってました。
これで値段が770円。550円なら絶対買いなんですが,770円。微妙・・・
自由雲台でも500円以上するだろうからまあいいかって,購入してみました。
USBコードの中間にスイッチ。右からON/OFF,減光,光源切替,増光。三脚は華奢な感じ。
三脚用とスマホホルダー用に3/4インチねじで固定するようになってます。一応補強は入っているようだけど,ちょっと華奢。すぐに割れそうなんで,無理な力はかけられませんね。
光源は,昼白色(1280mA/maxー134mA/min)と昼光色(949mAー98mA)と電球色(962-98mA)。昼光色は白っぽい光りで昼白色は電球色との中間くらい。いちばん明るい感じ。
さっそく分解。
伝統色のLEDと昼光色のLEDがそれぞれ15個ずつの基板が4つ。120個のLEDで構成。この2種類のLEDの点灯の仕方によって,昼白色がミックスされる。
GND共通で各色LEDアノードへの配線で,3線になってます。(ハンダ部分)。
昼光色。LED60個点灯
電球色 同じく60個点灯
昼白色。全部のLEDが点灯。MAXでいうと949mA+962mA=1911mAとなるところ,スイッチ部分でコントロールしてるんでしょうね。1280mA(286Lm)。なお,昼光色203Lm,電球色203Lmと書いてある。またブルーだ抵抗は2.7Ω(2R7)が基板ごとに各色1つづつ。計8個ついてます。
私がふだん使って重宝している,リングライトと比べてみました。なお制作記事はこのあたりに
机上36cmでの明るさ比べ。
1WLED×6個⇒だいたい900Lux
DaisoRingLight 120LEDs⇒872Luxとやや暗いが,ほぼ同じくらいの明るさ。並べて光らせると分かる程度。
ただ問題が・・・
自作1W×6LEDのリングは接写を考えて9cmの穴を開けてあるのですが,こちらは内径が20.5cm。
フレキシブルアームを下ろして約16cmの高さにすると,中抜けに。サークルが大きいだけに仕方ないでしょうね。
なお,ここまでのデータは,LED部分のカバーを外して測ったもの。製品のママ,白いカバーを付けるとどうなるか。
カバー付けて36cmの高さで比べると,
356Lux。カバーなし870Lux位だったから半減以下になっちゃうんですね。
暗くても我慢,見てくれ重視なら,製品もママ。実用的に無影撮影をするのなら,カバーなし(透明のアクリル板でカバーを作ろうか・・・),ということになるんでしょうかね。
明るさ的にはカバーなしが断然いいです。ただし光沢面の反射によって,LEDのつぶつぶが映り込むかも。
でもlこれ770円なら買いかも・・・・
以上報告でした。