amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

小さな筐体 MAX9704

2008年03月30日 | AUDIO
D級10Wアンプ=MAX9704に小さな筐体を与えようと思います。タカチの丸形モバイルケースMX4-7-9(つまり,4cm:H,7cm:W,9cm:Dの大きさ)を用意しました。でも,やはり小さくまとめるというのは大変です。
少々安易に,図面を書く前にケースを購入したので,レイアウトが大変。上板や側板に端子を付けないことを条件に色々考えました。バネ圧着式のSP出力がぎりぎり。何とか,ヤスリで削って納めました。VRも用意した径24mmのものが無理,16mmに変更せざるを得ない状態に,,,

一番大変だったのが電源のDCジャック。丸形のねじ込みを用意していたのですが,どうしても,付けられず(あまり内のりの幅を意識していなかった)上板に付けるのもいやなので,仕方なしに,基板用のジャックを無理矢理つっこみ熱でまわりを溶かしてエポキシで固めるという荒技を行いました。


これで何とか前後面に収まるのですが,2連VRは手持ちが100k/Bしかありません。あとで購入するしかありません。従って,この工作は,転勤後しばらく落ち着いたら再開という羽目になってしまいました。ということで,しばらく引っ越しの方にとりかかります。

100k/BのVRを取り付けてレイアウトを確認。この画像には,SWとLEDがまだ付いていませんね。
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DIGITAL MULTIMETER sanwaPC20TK

2008年03月23日 | electro_craft
テスターは何十年も前に三和のSP-150というアナログを使ってきましたが,その後,デジタルが安くなってきたことや電圧や抵抗値を測る以外にも色々な用途に使いたくなって,安価なものを求めて使ってきました。
この度,エレキジャックの創刊1周年モニタープレゼントに応募しましたところ,見事,三和電気計器株式会社のディジタル・マルチメータ組み立てキットPC20TKが当たりましたので,早速作ってみました。
提供いただいたEJ編集部および三和計測器さんに感謝申し上げます。

【製作】

キットの中身です。このほかに,丁寧に記述された組み立て説明書がついていました。

取り付け部品は,分かりやすく両面テープにはり付けられていて,数もそんなに多くありません。他のチップ類は面実装されていて再現性を高めています。

パーツ類の取り付けは,面実装のものもありますが,説明書に従っていけばそれほど難しいものでありません。

ケースに組み込みます。

これで完成です。

【調整】ポケットメータと秋月のものでやってみました。

問題は調整で,高精度の電圧発生器を持っていませんので,少々安易な調整ですませました。手持ちのテスタの精度がこのPC20TKより悪いので,どうしようもありません。手持ちのテスター2台で何とか調整。出来ればあとで,高精度のテスターを借りて再調整しましょう。ただ,便利なのは,DCVを調整すると,すべてのファンクションが自動的に仕様の確度内に収まるようになっていること。

工作の所要時間は,2時間ぐらいでしょうか。このキットは教材用(個人への市販はされていないとのこと。ただ,たしかマルツパーツのサイトには載っていたと思います。)ということですが,適切だと思いました。また,テストリードの先が金メッキされていて,計測には安心感があります。

オプションにラバーケースがあるようですが,是非ともほしいと思いました。
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エージング

2008年03月20日 | AUDIO
 まだ,バラックのままですが,DESさんよりエージングを進めると音が変わるというお話があったので,物好きにも,昨夜20:00~24:00まで,音量こそ近所迷惑にならない程度ですが,色々なCDをとっかえひっかえ,また,今朝も8:00~10:30まで同様にエージングを進めてみました。特に今朝は音量をフルヴォリューム近くまで上げてやってみました。
 結果は?,,,多少音のざらつきは感じるのですが,音のみずみずしさが出てきたようです。

面白くなって,他のアンプの比較も試みました。お相手は,フィリップスの1552Q。右下のかっこ悪い箱がそれです。こっちはアナログアンプですが,両方とも,12Vで使えますので,これで,ほぼ音量を同じくらいにして聞き比べました。といっても,切り替え機があるわけではないので,同じトラックを聴き比べる程度です。
 前言を翻すようですが,16日に報告した印象より数段良くなっています。ただ,音の滑らかさでは,やはり1552Qです。上から下まで素直にスムーズに駆動します。しかし,MAX9704が悪いかというとそうでもありません。わずかの差ですが,スムーズさでは1552Qという印象です(VRがフルヴォリュームに近いので,その影響も考えられます。)。音量的にも,我が家はリビングとダイニングがくつかっていて結構広いのですが,その空間でも十分な音量で鳴ります。わずか7mmのチップから出ているのですから,驚きです。
 なお,DESさんから, 無信号時のまましばらくして再度聴くと音が変わっている。
「最初は電源投入後に変わるのかと思っていましたら、通電して置いても在る程度の時間音声信号が入らなければ、もやついた音に戻ってしまいます。」とお話をいただいたのですが,数々の賞を取ったエクリプスTD508と我が家のSP(=2千円ちょっと)では,差がありすぎで,我が家で注意して聴いてみましたが,正直言って,私の耳では確認できませんでした。確かにコンデンサを買えると音も変わるのでしょうね。

 前回の試聴条件と変えたのは,この基板の下の方のジャンパーのためのランドをハンダで繋いだだけです。無信号時のノイズも低くなったような気がします。
 このアンプ,タカチのMX4-7-9を発注しましたので,これに入れて完成とします。



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MAXIM9704 D-class Amp

2008年03月16日 | AUDIO
 小さなな基板ですが,10W×2のD級アンプ。早速組み立ててみました。組み立ては至って簡単。6つのパーツと端子をハンダ付けするだけ。30分もかからずに完成します。

 さて,ここまできたら,試聴まで行きたくなりました。バラックで仮に組み立ててみます。

 パーツはすべて手持ちのものです。VRは20k/Aがあったので,これで。ゲインはデフォルトのまま16db,電源は12~20V。実験用電源で可変。

 先に作ったPA2001D1(秋月の1W×2アンプ)と入れ替えてみました。SPは,リビングのミニTQWTです。

 さてと,,肝心な音です。
 う~ん,10Wだからと過剰な期待はしない方が良いみたい。確かに全体のヴォリュームは上がっているようなんですが,パワフルさがあまり感じられません。質感もどちらかというとおっとりとした鳴り方で,PA2001D1の方が,音の輪郭がはっきりしていて,低音の押し出しもいいようです。それからノイズの問題ですが,ポップノイズは皆無です。これは優秀。ただ,無音時のノイズは,こちらの方が大きいです。ただ,SPに耳を近づけての問題ですから,気にしなければ気にならない範囲でしょうか。ただ,ヘッドフォン(推奨されていません)などでモニターするときは結構気になると思います。書きましたように,グランドが共通のヘッドフォンでは繋げないと,使用上の注意に書いてあります。
 マニュアルを丁寧に読むと入力側のランドをショートさせて-側をグランドに落とせとありましたので,やってみます。
 ミュートやSHDNの単位は筐体に組むときに考えます。やはりゲインはこれ以上上げない方が無難でしょうが,もう少しパワーがほしい気がします。19.1dbではどうか,あとでやってみます。
 それから,オフセット電流については,オシロ等がないので分かりません。知識もありませんが,ノイズが出ているということは???と思います。フィルターレスということですが,フィルターも考えた方が良いかも。
バラックでの試聴結果は,以上のようでした。
ちょっとおしゃれなケースを奢ろうかなと思ったのですが,HiFi志向というより,ノイズの多い場所で,お気楽に使うアンプという方向性でしょうか。

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10W+10W D級AMP

2008年03月11日 | AUDIO
ストロベリーリナックスから,マクシム社製MAX9704を使った10Wアンプが出たときいたので,早速衝動買いした(笑)。9704は7mm角の小さなチップで,これで10W+10Wが出せるというのは大きな驚き。先に作ったTPA2001は1W+1Wの5mmのチップ。さて,どんな音が出るか,ゆっくり楽しみたい。

基板は,38×42mmの小さなもの。MAX9704は既に面実装済み。パーツは,電源用の470uF×1,カプリング用の0.47uFが4つと,ツェナーDが1つと至ってシンプル。つくるには物足りないかもしれませんが,1WD級と比べてみたいと思います。
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DAC2704USB

2008年03月09日 | AUDIO
バーブラウンのPCM2704を使ったUSB接続のDAC基板がヒロさんより提供されていましたので,早速分けていただき,ハンダ付けしてみました。以前につくったキットは,2704のSSOPパッケージは,既に装着されていたので,お気楽につくれたのですが,今回は,工作の最大の難関が一番最初にきます。つまり,このSSOPのICをピン間0.65mmにブリッジしないように面実装するという仕事なんです。極細のハンダ小手はもう先がダメhorori。ごく一般的なgootの小手でやるしかありません。老眼が進み,なんと眼鏡3つを重ねて,基板に顔を近づけての作業でした。niko
一応成功。8倍ルーペで確認してブリッジがないことを確認しました。

これから比べれば,ロジックIC74HCU04の装着なんて楽勝!(でも腕が腕だけに,慎重にルーペで確認しました)でも,多少のノウハウは身に付いたようです。

ちょっとピンぼけですね。
ついでに,3216パタンのセラミックコンも付けました。これも楽勝!

記念に3枚重ねの眼鏡(100円shop御用達 笑!)も記念に載っけます。これまでは2枚で何とかハンダ付けできたんだけどなぁ,,,
左上にある針金が0.3mmのハンダです。
精も根も尽きたので,今日はここまでです。

ヒロさんのサイト「お気楽オーディオキット資料館」は,ここです。
http://easy-audio-kit.hp.infoseek.co.jp/


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