いやあ,ここしばらくスランプというか,ほかの仕事に追われて半田小手を握ることができませんでした。やっと今日,赤城山に雪も降ったことだし,家にこもって,ちょっとだけ手慰みをしてみました。
作ったのはこれ。
自己電源式オートカットニッケル水素電池放電器。
ここ,気の迷いさんのまねです。
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/
制作記事はここ。
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/disc/discH.html
全くのまねですので,動作や回路の説明は気の迷いさんのところをご参照くださいね。
これって,なぜ便利かっていうと。ワイヤレスマウスなんかの電源でニッケル水素電津を使う場合,多くは1本なんですよね。手持ちの放電器付き充電器は原則2本。2本の電圧が不揃いだと不都合なことが多い。ということで,単セル単位の放電切手便利ではないかって思ったわけです。
制作は電圧検出抵抗の1.5Ω2Wの抵抗が100℃近くに発熱なんて聞いたので,基板側に銅板を貼り付けてみました。
考えてみたら,保護のためパワーTRに近い側を面積を広くすればよかったです。この抵抗に銅線を巻き付けて放熱用の銅板を半田付けとも考えたんですが,試作段階ですので,このままに。
工作はこれといって難しいところはありません。銅板への半田付けが大変かも(90Wの小手でやりました)。
動作確認。これも気の迷いさんの指示通りです。
電源電圧と抵抗両端の差は。0.11V。
では,ということで,電圧の調整をと思ったんですが,机の上の愛用電源は,最低が1.2Vまで・・・・0.9Vでの調整ができません。
http://www.geocities.jp/mkttid/lm338t_dcsupply.html
幸いもう一台を出してみたらこれは0Vからできます。(こっちをメインにしようかな)。
制作記事はこのあたり
http://moon.ap.teacup.com/who_taro/347.html
あとは半固定抵抗を回して,0.89Vでインジケータランプが消えるように調整して,完成。
これを3連にして単三と単四の放電器を作れば便利でしょうね。
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その他の手慰み
両電源電流電圧コントロール電源。
パネル配線がめちゃくちゃややこしくなったので,,,,実際どの穴に何をつけるかも忘れてる。整理のためにパネルにお化粧を施しました。といってもネームランドで打って,貼り付けるだけですが,,,(そのテープもなくなって買い出しに!!)
1つのスイッチに2回路とか複雑なので,イメージアップにはこうするしかない!!
それと,パネルメーター部分もSSOPほどではないにしろ,かなり細かい半田付けが必要。フラクスを塗っての作業が欠かせないと思ってましたら,師匠のja7jqjさんがいい筆を紹介してくださいました。
ぺんてるのアクアッシュ 水筆ミニ。不思議なことにぺんてるのサイトを見てもこの商品が見つからない。近くの文房具(画材)屋にもおいてない。a○zonをみたらあるんですね。a○zon,恐るべし。この筆に水ならぬフラクスを入れて,細かい半田付けに挑戦します。
ja7jqjさん,ありがとうございました。