アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ウナコルダ使いがこなれてない人

2024年04月22日 | ピアノ
最初の1ページだけ暗譜してみよう、とかやってたら気がついたことがあります。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←この話題書いたことなかったなたぶん

今弾いてる曲はベルガマスク組曲で、もう自分が実際弾く前からよく聞いてた曲でもあるし、音がどうなってどうなるとかは改めて覚えようとしなくてもなんとなくわかってるんですよね。

だから、暗譜できそうだと思ってたんですけど…

何度か覚えるつもりで繰り返しても、なかなか頭に入らなくてすぐ間違えちゃうのが
・指使い
・ペダリング(特に左)
なのです。

要するに、曲をぼーっと聞いてても情報として入ってない部分ね…

左ペダルどこで踏むかなんて、別に「暗記」しなくてもわかっててよさそうな部分だし、そもそも唯一の正解があるものではないんだから踏みたいとき踏んでいればいいんでしょうけど

よほど意識的に踏もうと思ってないとほぼまったく踏まないんですよね左は。

もしかして気づいている方がいるかもしれませんが、私これまで練習会や発表会でずいぶんいろんな曲弾いてきたのに左ペダル使ってるところはほとんど目撃されてないと思います(何)

ほとんどの曲を左ペダルなしで弾いてました(告白)

ごくたまに、ここでは踏むぞみたいなのを限定的に決めてる曲があったと思う(でも数えるくらい)

あと、例外的に「月の光」だけは楽譜に書いてある程度ウナコルダ使ってました。ほとんどこの曲だけかも

既に初心者というほどの初心者でもないのにそんなんって…

なんかピンと来てないんですよねウナコルダ。
めるちゃんの、左ペダル踏んだ音色があんまり好きじゃないということもあるし、
左ペダル踏んだときの感じや音色がピアノによって違うから、本番ピアノで戸惑うということもあるし、
単に頭がそこまで回ってない(面倒)ということもあったと思います。

弾いてるときに、どんな音色がほしいかのイメージはわりと持ってると思うんですけど(少なくとも近年は)
それと弾き方(手)や右ペダル(ダンパー)は自分なりに繋がっているのに
左足には配線がつながってない(笑)

つながっていれば、別に暗記しなくたって左ペダルを活用しそうなものですがね。

しかしこの私でさえ「月の光」は左ペダルの活用をセットにして練習できたわけだから…
せっかくなので
ベルガマスク組曲を練習してる間にウナコルダ使いをマスターしよう、と思うのでありました。あ、今年の目標はこれだな


ドビュッシーさんに助けてもらう

---- 今日の一冊:
「アンと愛情」(坂木司)
「アン」は主人公の名前(杏子)のもじりであり、和菓子の「餡」であり、そしてもちろんモンゴメリの小説タイトルとかけてるんですけど
ずいぶん前にこのシリーズ一作目「和菓子のアン」を読んで、しばーらくしてこれを買い、そのまま積んであったものです。
改めて読んでみたら、話がつながらないw 忘れてるだけかなと思ったんですがよく考えたら途中もう一冊あるのね
まぁつながらないけどおもしろかったです。
本家アンと同様、たいして(客観的には)大事件とかないけどあれこれ本人的には思い悩んだりいろいろあって、成長していく物語ではあります。和菓子の奥深さも含めて、ちょっとした謎解きみたいになっているところも楽しい。



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ロシアといえば…ボロディン、リャードフ、チャイコフスキー

2024年04月21日 | ピアノ
今日はおゆき先生のミニコンサート(先生ご自宅)でした。テーマは「ロシアからの贈り物」で…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←シードマイヤーはほんとにおゆき先生にめっちゃ懐いてます

前に「ロシア」限定の発表会があったときは、難曲に挑戦したくなる性質の人が多いもんで、ラフマニノフとか、スクリャービンとかが中心になっていましたが
今日の「ロシア」はボロディン、リャードフ、チャイコフスキーでした。

しかも、オープニングはなんとチャイコフスキー「子供のためのアルバム」最初の曲、「朝の祈り」でした。
このシンプルな曲が、シードマイヤーで丁寧に弾かれると美しいの。

ボロディンは、「韃靼人の踊り」などメロディーのいくつかが有名ではありますけど、ピアノ曲のイメージがあんまりないですよね。
今日、演奏されたのは、元々ピアノソロ曲である小品いくつかと、編曲もの(弦楽四重奏)でした。

聞いているとほんと素敵なんですよね。先生曰くかなり弾きにくい(スケルツォとか)らしいんですが、ピアノ曲といってもそんなにピアノの鍵盤に沿って作曲されている感じ(←ショパンみたいな)ではないということなんでしょうか。怖いもの見たさというかどれか弾いてみたいところですが

「ボロディン」「ピアノソロ」というとむしろ、ラヴェルの「ボロディン風に」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? (私も)

なんでも、「ボロディン風に」は、ボロディンの「セレナーデ」が元になっているとかで、今日初めて聞きましたが、聞くとなるほどです。こんな曲:
ボロディン「小組曲〜セレナーデ」Borodin : Petite Suite 〜Serenade

次のリャードフは、練習会や発表会でもときどき聞かれますが、ほんと美しい曲を書きますよね。ボロディンが「土っぽい」のと違ってもっと都会的というか洗練された感じ、確かに「ショパンみ」があるように思います。

今日の曲目は
舟歌 Op.44
オルゴール Op.32
バラード「古き時代に」Op.21
でした。舟歌すばらしかったわ

チャイコフスキーは
ドゥムカ Op.59 (めちゃかっこいい)
ロマンス Op.51-5

アンコールは
チャイコフスキーは、チャイコフスキー「子供のためのアルバム」より「甘い夢」

今日登場した作曲家は三人とも、ピアノ曲があんまり多くない人だけどその理由が
・ボロディン ←日曜音楽家だから
・リャードフ ←怠惰だからw
・チャイコフスキー ←オケ曲メイン

って感じでそれぞれですね。私はこれまで、チャイコフスキーけっこう弾いてるけどあと二人は弾いてないので(ボロディンを吹いたことはある)、そのうちやってみたいですね。あと「ボロディン風に」も弾きたい



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目のピントが合わないとか(読譜)

2024年04月20日 | ピアノ
なんか最近、楽譜の見え方がいまいちというか、特に人前でピアノ弾こうとしているときに…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←舞台上にいるとき目のピント合わないと焦る

思うようにピント合わない感じ。いやそれって単に老眼でしょ、って、まぁそれはそうなのだが老眼コミで眼鏡作ってかけているわけなので、それでもうちょっとちゃんと見えてたはずなのだが。

「人前で」だと、家で弾いてるときよりなぜ見えないのかといえば
・照明が家と違うから?
・目と楽譜の距離が家と違うから? (椅子、譜面台などの具合による違い)
・焦ると楽譜に近づいてしまうから?

まぁちょっとこれらの切り分けについては判然としないのだけど。「焦ると楽譜に近づいてしまうから?」というのは、なにしろ長らく近眼強めの人生を送っておりますので、「あ、よく見えない」と思うとつい近寄ってしまう習性というのがありまして、でも近年それはよい結果をもたらすものではない。近寄ることでよけいよく見えないということになりがちなので、そんなことをしてはいけない…けれども焦ってるとつい。

人前で弾いてるときに、あぁぁ楽譜見えない、読めない、となるとパニクるので、ぐっちゃぐっちゃになったりしますが、傍から見てれば単に弾けてないのと見えてないのとは区別つかないわけでw

それぞれの曲の最初1ページくらいを暗譜しておいたらどうだろうか、とか思ってちょっとやってみたりしたのだけどこれはこれでいろんな発見があってよかった。

それはそれとして、やっぱり目がちゃんと見えたほうがいいので眼鏡を作り直すとかする?? みたいなことを考えたころにちょうどレンズが作れないとかなんとかニュースがあって(HOYAのシステムトラブル)

えっ今作れないの?? とか…

けど、どうもいろいろ試してみた感じ、長期間経ってフレームがちょっと歪んだり、鼻当て部分が曲がったりしていることでフィッティングの具合が悪くなっていて、目とレンズの距離がずれていることでよく見えなくなっているような気がしてきた。

今日、眼鏡屋さんに行ったら、ちゃちゃっと直してもらえて、あらすっきり

だいぶ回復しました(^^) もっと早くこうすればよかった
(でも何年か経ってるので作り直すのもよさそうではある)

しかしせっかく街なかに出たのでいろいろ買い物したりお茶したりして
ピアノ弾く時間がなくなったのであった

ともかく、少しでも目が確かなうちにどんどんいろんな曲の譜読みをしておきたいものです。


↑ セリアで衝動買い

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捨てる本を選ぼうとすると読んじゃう現象に

2024年04月17日 | 生活
今週、忙しかったんですよね~なんでかというと…

     にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ ←本読むのもいいけどピアノは進まない

古本屋に送る本を選んでたからなんです。

衣類はわりと素早い判断で量をしぼって、クローゼットに余裕でおさまるように保つことができるのですが(そんなに無駄買いもしないし)、本はそれに比べるとめっちゃ大変。

なので、ときどき「そろそろ絞り時でしょう」と思っているときに、古本屋から送料無料クーポンとか来てお得な期間があると、箱をまとめもしないうちに「えいや」と集荷申し込みをしてしまうことにしています。

集荷の日にちは申し込み日よりかなり先でもいいので、とにかく日にちを決めてしまう。エイヤっと

そうすると締め切りまでにまとめないといけないことになるので、集荷の日が一日いちにち近づいてくるとようやく段ボール箱をセットし、そこへぼちぼちと「ときめかない本」を入れていくわけです。

しばらく置いてあったけど読んでないな、って本を、箱に入れようとすると、待てよ、なんかおもしろそう…とやおら読みだしてしまい…
うぅぅん…
これ、しばらくとっておくか

(以下、繰り返し)

ね? 忙しいでしょう??

しかし、長い通勤時間もなくなってしまうと本を読む時間が激減するので、こうやって家にいても本を読む時間を作るというのは、悪くないような気もします。
別に、捨てる以外のきっかけであっても、いや、きっかけなどなくても、毎日コンスタントに本を読む時間があってもいいよね。


服でも、本ほどではないけど似た現象はあって、
捨てる服を探していると、それなりに気に入ってたはずなのにそういえばずっと着てない服というのを見つけて、んーせっかくクリーニングもしてあるから、また着てみようかと思ったり。とはいえ、それで実際またその服が「一軍」になるということもそんなに多くはないんですがね。

けれど服と本ではそういうモノの数が圧倒的に違います。

今回は、CDも整理してます。

近年、CDをかけるという行為も非常に少なくなり、音楽を聞くとすればYouTubeなど配信か、CDでも既にパソコンに取り込んであるものを聞いていることがほとんどです。なのでその「演奏家」または「演奏」(あるいはCDであるという形)に思い入れが特になく、単にその「曲」がどんなか知りたいというくらいだったらCDを持っておく必要がない。

なのでCDもだいぶ減らそうと思っています。そうやって整理しようとしているときに、あ、これあんまり聞いてない(聞きたいのに)というものを見つけるとそこでようやくパソコンに取り込んで、気軽に聞ける体勢になるんですよね。


理想は、持っているものはコンパクト、その範囲内ではイキイキ活用しているという状態ですが、そこを目指してぼちぼち。亀の歩みですが。

会社員だったときには、「退職したら一気に断捨離を」などと意気込んでいたものてすが…なかなかどうして、断捨離終わるより仕事開始するほうがよっぽど早かったからねぇ。ほんとに仕事ゼロにするのは断捨離の元気もなくなったころかもしれないので、もう今からずっと、ぼちぼち、ゆっくり進めるしかないですわ。

------- 3日前(4月14日)の録音
チリー・ゴンザレス/前奏曲 嬰ハ長調

この録音は、ブログに貼るのを忘れてYouTubeだけに公開していたんですが、そしたら今までに視聴回数44回、高評価3件となっていました。ブログを経由しなくても聞いている方が多少いらっしゃる!?

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来世まで待たずに(大人ピアノ)

2024年04月15日 | ピアノ
ピティナの企画で
「グランミューズ座談会「大人になってからはじめるピアノ」」
というのがあり、アーカイブを視聴しました。

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私のような「大人再開ピアノ」の人も、若い頃から継続してバリバリ弾いてきた人に比べるといろんな不足を感じることも多いのですが、
大人になってから(特に、ほかの楽器もしたことなく)始めるピアノというのはまた別のハードルもあるわけです。

そもそも、
え? 今から始めるの?? こんなやっかいそうなものを??
というのはどうしてもあって、それで

「ピアノやりたいけれど来世で」
みたいな発想になったりするのですが、
まぁね…宗教的なことはわからないので「来世」というものをあてにしていいかどうかはともかく、
自分の意志で確実に変えられるのは「今生」ですから。

やりたいことはやっておくのがいいんじゃないでしょうか。

とりかかるハードルが高いこと、あるいはピアノの中でも手をつけにくい難曲とかは「来世で」と思ってしまうこともあるのですが、
もちろんやりたいことの中で優先順位をつけることは必要であるにせよ(時間も資金も有限ですから)
優先順位が高ければ、やってみるのはあり。ダメならやってみてから方向転換です。

ところで、大人から始めるピアノにせよ、大人再開ピアノにせよ、なにせいろいろ人生経験を持った大人なので、子供よりすごくできることもあればできないこともあります。もちろん大人といっても大人の中で、置かれている状況や持っている能力は一人ひとり違います。

たとえば、再開系の人はそれなりに譜面を読むことはできることが多いと思うのですが、この座談会の中には、
譜面の助けをほぼ借りずにラ・カンパネラを…例の海苔漁師さんですが…
鍵盤が光る動画があってそれを逐一止めながら丸覚えしていったなんて話が出てきます。

それはもう、真っ当な音楽教育を受けた人からしてみれば突拍子もない暴挙でしょうが、
それで何年か経って実際に弾いてしまう、また、聞いた人にも大きな感動を与えてしまうということがあるわけです。
やり方が正しいとか間違っているとか誰に断言できるでしょうか? オーソライズされた方法で学習していったとしてこの人が現在以上に幸せだったかどうかわかりません。

ただ、自分は小さいころから熱心に「基礎から」みっちりピアノを学んで音大に行った先生が、すべてそういった突拍子もない人をいい感じに導けるというものでもないでしょう。難易度高すぎます。ただし、楽譜ベースに学ばないからといって即、レッスンでやれることがないなどというのはさすがに想像力なさすぎでは? (なんかみた)

ともかく大人ピアノの人はそれぞれかなりの癖ありですから先生もたいへんですよね。

なのでレッスンを受ける側の我々も、自分の凸凹を理解したうえでその先に導いてくれる先生を全力で探す必要はあると思います。

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