今年の夏は格別の暑さだった。
四国香川の今年の夏の気温はこんな状態でした。7月26日から8月16日まで、連続22日間の猛暑日の前に敗北していった野菜たち。
「夏まき」とか「暑さに強い」を謳い文句に改良された種で、期待して植え付けしたけども。上の六品種のうち現在残ってるのは「夏まきキャベツ」がほんのわずかたけという惨敗具合です。
現在台風が日本海を通過中ですが、四国香川ではほぼ雨は降ってない。
よって、香川用水の水ガメの早明浦ダムの貯水量も50%を切っていて、取水制限が続いてます。
そう、暑さだけでなく小雨も野菜作りには大打撃でした。
同じ日の新聞より。2022年の四国の梅雨明けが6月28日から7月22日に訂正された。けどほぼ空梅雨でした。もうね。猛暑と雨がほとんど降らないダブルコンボにより、6月末〜7月初めの連続猛暑日を枯れずに生き残った精鋭も次々に枯れていく始末。
そんな中、唯一未だ元気に育ってるのがトップ画像のエンツァイ(別名:空芯菜)です。
この野菜はちょっと変わった葉物野菜で、茎を折って収穫します。
上の画像は右の茎に穴のあるとこから収穫した後、再び成長したものをその上でカットして収穫してます。こんな感じで、収穫しても次々に成長して食べるのが追いつかないほどです。わずが五株しか植えてないのですが。食べるのが間に合わず、お隣さんや義姉宅へお裾分けしました。
種袋には生育適温15−25度とありますが、この夏の猛暑を楽々乗り越えたのでもっと高温でも普通に育ちます。そして害虫にも強い。アブラムシ類が全く寄り付かない。本当に楽だ。
こんな感じで随分乱暴に収穫してるのに元気。
エンツァイの油炒めは、中華料理店で注文したら一番最初に出てくるメニューです。
フライパンにごま油と小口切り唐辛子とニンニクのチューブを適当に絞り、温まったら適当に切ったエンツァイを投入。混ぜて酒と中華スープの素を振り掛けて、仕上げに隠し味で醤油を少し垂らすだけ。3分もあれば仕上がる優れもの。真夏に可能な限りコンロ前に立ちたくない人にもオススメの食材です。
来年も絶対に植えよう!
あ。要注意なのは植えすぎない事。収穫してもあっという間に育ちます。
ちなみに収穫し続けて、11月中旬まで採れるびっくりな中国野菜です。