大根の種まきは例年なら10月初旬ですが、2024年の10月はいつまでも暑く。しかも私の菜園では9月下旬からヨトウムシが大発生しまして。とても大根の種を撒く気にならなかった。
結果、10月14日にまずおでん大根と黒川種苗園の秋晴大根を菜園に種まきした。
次いで、10月19日に三太郎大根と大病総太り大根を元耕作放棄地に種まきした。
余談だけども、10月15日に温室で種まきしたレタスとサニーレタスは、芽は出たけど害虫に食われて全滅した。やってられん。
けど我が家の場合、例年より2週間〜3週間遅れの大根の種まきが後に生育が遅れてきましてね。大根はアブラナ科なので、害虫が大好きなので、植え付け直後からトンネルを張って防虫ネットで保護してあったのですが。
11月4日、大根の間引きをしたタイミングで追肥をした上でトンネルの防虫ネットの上から不織布で覆った。これでなんとか成長が早まってくれ!と願ったのですが。
12月に入り、私が住んでる四国は香川県の西讃地方は気温がグッと下がってしまった。
12月2日、大根の追肥の折に根本を確認したらとても細く。親指と人差し指で作った輪でも握れる程の太さです。これはイカン!
防虫ネット・不織布の上から穴あきビニールの3重掛けにした。

大根の種まきの時に保温目的で黒マルチも使ったので、最強の保温です。
最強の保温の効果は凄かった!
大根はスクスク育ちました。
品種により多少の差はあるのですが、大根の発芽適温は25度前後。生育適温は20度前後なのです。
本来は年末に友人や親戚に野菜を詰め合わせて配る予定でしたが。クリスマスに秋じゃが。年末に丹波黒大豆を収穫して黒豆を作ったら31日になってしまいまして。開けて正月の3が日はまさかの!!2回全滅したので、やけっぱちで3回目の種まきしたレタスとサニーレタスが!!まさかのまさかの〜〜!!
お正月に年初めだからと菜園の野菜を点検してたらば、サニーレタスとレタスは無事に発芽して大苗に成長しちゃってました。これはいけません。早く移植しないと徒長苗になってしまう。慌てて1月1日にレタスとサニーレタスを一畝。2日も同じくレタスとサニーレタスを一畝。3日は遅めのターサイを更に一畝移植しました。ついでに3つの畝には全部トンネルを作って不織布張って、穴あきビニールもかけての保温体制です。
レタスの発芽適温は20度前後。生育適温は15〜20度。
サニーレタス(レッドウェーブ)の発芽適温は地温が15〜20度。生育適温は15〜20度。なので、1月から2月の栽培は保温が必須です。
おかげで毎年恒例で視聴していた箱根駅伝は全く見られず。夜のダイジェスト版を視聴したわ。

上の画像下側の右端が今回植え付けたターサイ。右から3つ目がサニーレタスとレタス。奥の畝の左端がサニーレタスとレタスです。ゼーゼーぜ〜。
急ぐ苗の植え付けが終わってのち、遅れてた友人と親戚に野菜の詰め合わせを取りに来ていただいた。
配るには野菜が多すぎて重かったのだ。自転車では運べなかったのだ。
この時に大きくなったおでん大根と黒川さんの秋晴大根も配りました。
家庭菜園のいいところは、自分が食べたい品種を育てられること。
配ったおでん大根は「煮物用」です。その名の通りおでんに特化した品種です。配る時にはそこを強調して配りました。みなさん、美味しく食べてもらえたでしょうか?
ちなみに、1軒、どうしても取りに来れない、いや、持って行っていい?と聞いたら都合が悪かった親戚があったので、その大根で即席漬けを作りました。美味しく出来ました。けど1人で食べるのに即席大根漬けは多すぎて。(ダンナは大根も嫌いです。煮物はかろうじて食べてくれますが、漬物は見るのも嫌な模様)実家にお裾分けで持っていきました。美味しく出来たので、美味しく食べてくれますように。
野菜には生育適温というのがありまして、植え付け時に高温を下げるのは難しいのですが、低温を上げるのは保温でなんとかなります。
やるか?やらないか??が大事。なんちゃって!
ま。家庭菜園なので出来ることですが。プロ農家さんの栽培量とは数が違いますので。
(追記:2025/2/2)
この記事の閲覧が多くて嬉しいとともに、今冬の大根の育て方に困ってる人が多いのを知りました。少しでも役立てば嬉しいと2/2に「今やる大根の育て方」という記事を投稿しました。
大根を育てるのに悩んでる方の参考になれば嬉しいです。