あられの日記

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ハチ公の内臓は東大で展示中

2019年03月21日 05時22分50秒 | 展覧会&観光施設&能楽
2019.3.9訪問。昨日の記事でハチ公とご主人の上野博士の再会の銅像を紹介しましたが、実はハチ公の内臓は保存展示されてます。銅像からほんの数十メートル離れた農学資料館にて常設展示中。
説明文発見:忠犬ハチ王の臓器(獣医病理学研究室所蔵)
忠犬ハチ公の死因はフィラリア症だった!
忠犬ハチ公は本学部の上野英三郎教授の飼い犬で、昭和10年(1935)3月8日に亡くなりました。
死体解剖の結果。心臓に沢山のフィラリアが寄生していました。このほか、腹水の貯留、肝線維症、肺水腫などが観察されました。典型的なフィラリア症の所見でした。展示標本から、心臓内のフィラリア寄生と肝線維症が見て取れます。」
心臓展示されてます。

肝臓も展示されてます。

こちらは脾臓。

展示されてる内臓の下に説明文が出てるのですが、1935年(昭和10)3月8日午前2時死亡・同日午後3時解剖と書かれてます。素早いっ!何つーの?今で言う病理解剖みたいなものか?
資料館には上野博士の胸像も展示されてます。

説明文発見:上野英三郎先生の像
上野英三郎先生は、東京大学において1900年(明治33)に農学第2講座分担を開始され、1911年(明治44)に農業工学講座の担任教授に就任、1925年(大正14)まで教鞭をとられた。上野英三郎先生の御功績は、整然とした耕地の区画整理の考え方と技術を教育・指導されたことにあり、その結果は日本の原風景とも呼ぶべき美しい水田風景となって、現代人の目に映っている。なお、上野英三郎先生は、有名な渋谷の忠犬ハチ公の飼い主である。1987年、新藤兼人原作・脚本の映画「ハチ公物語」で仲代達也が演じた東大教授が上野教授であったことを付記する。」
ハチ公を知らない日本人はいないと思う。ハチ公物語を読んだり見たりして、涙したワンコスキーも多いと思う。そんな方々が募金を募り製作したのが資料館の近くに展示されてる像。

銅像を見てこんなに嬉しかったのは記憶にないなあ〜。
ついでに資料館にはこんな情報もありました。

日本ハチ公めぐり 1)秋田県大館市 2)山形県鶴岡市 3)東京都渋谷区 4)三重県津市 5)東京大学農学部 6)福島県飯館村
あちこちにハチ公像の展示があるのだね。

さて、時刻は早くも12時38分。工学部1号館を探さねばっ。そこの近くに次の目的の木があるハズなんだ〜。

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