ないわぁ〜。
三子の魂百までという諺がある。
これは幼時に表れた性質はいつくになっても変わらない。大人になって経験を積んでも、幼い頃の西壁や思いは根強く残るという意味ですが。
幼い頃の経験は大人になっても覚えてるものです。
これを踏まえて、幼稚園で豆まき体験するときに、豆の代わりに新聞を丸めたものを投げさせた先生の罪は深い。
ってか、誰かそれをダメだ。止めろととめる人はいなかったのだろうか?
更にダメなのは、私がこれを知ったのは、ニュース映像が流れてたから。
あのさ〜、テレビ局が映像を垂れ流すのは今に始まったことではないけど「このニュースはボツだ!」と判断出来ないのってもう終わってる。ダメ出ししないのが優しい世界ではないのよ?否定が全てダメなのではないのよ?間違えちゃいかんよ?
こうやって伝統や文化は滅ぶのね。
webで検索すると、そもそも節分とは、季節の変わり目で立春・立夏・立秋・立冬の前日全てを指す。2月3日は冬から春に変わる立春の節分。
節分に豆まきをするのは、邪気を払い、無病息災を願う行事として平安の昔は追儺(ついな)が行われていた。
なぜに大豆を撒くのか?
一説には室町時代に豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすことに由来。
一説には豆には五穀(米、麦、ヒエ、アワ、豆)の象徴であり、農耕民族である日本人は五穀に神が宿ると信じてきた。
節分に使う豆は、前日に炒って枡に入れ神棚にあげておくのが正式。できればお祓いを行うとなお良い。で、豆は神聖なものになる訳だ。
ちなみに豆撒きにはルールがあって、本来は豆まきをするのは家長の役目。
節分当日、鬼は深夜(丑寅の刻)にやってくるので、豆まきは夜、午後8時〜10時くらいに行う。
まず玄関、窓、戸口などを開け放ち、奥の部屋から順番に、外に鬼を追い出すように「鬼は外」と声をかけながら豆を撒く。
まきおわったら、鬼を締め出し、福を逃さないようにするために、すぐに戸締りをする。
今度は「福は内」と部屋の中に向かって豆をまく。玄関は最後。
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、自分の年齢より1個多く豆を食べる。
豆が苦手な人は代わりに「福茶」を飲むといい。これは福豆を吉数の3粒入れ、縁起担ぎの昆布や塩昆布、梅干しなどを入れたお茶のこと。
これで豆まきは終了です。
さて、ここまで読んで下さった方、幼稚園で豆の代わりに新聞紙を投げ合うのっってどう思います?何を省略しようとも、せめて豆をまけ。トップ画像のように袋入りのものでもいい。で、園児に「節分とは?」「豆まきとは?」をお話しすればいい。なぜに新聞紙?それって幼稚園側が簡単に掃除したいだけでしょ!適当にするくらいなら、そもそも豆まきをするな!文化が滅ぶわ。
ニュース映像な訳。節分の話題ということで、最後にアナウンサーとキャスターがシメの言葉に「お子さんが豆を食べる時は十分な注意を。恵方巻きも喉に詰まらせないように気をつけて」的なコメントをつけてたなあ。常識を求められるアナウンサーの言葉としてどないやねん?確か天下のNHKだったような??
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