2021/8/12午前、麻溝公園から水道みちで戻ります。
サルスベリの花を撮影したいと思い、いい感じに咲いてるのを探してました。先日白のサルスベリはギオンスタジアムで撮影出来たのですが、赤がまだでした。
撮影に最適なのはあまり高くない若木。でないと花が高くなって撮影しづらい。そしてできれば咲き始めの花。トップ画像が理想的でした。
こちらにはハナムグリも。
サルスベリ(百日紅):ミソハギ科の落葉中高木。
中国南部原産。
和名は幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新していくことによる。つまり猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある。
中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。
移動。村富線を超えて再び水道みちへ。
ん?最近よく見るやつ。けどこれは園芸種だよね?
接写失敗。一つ一つ小さな花が集まってます(集散花序)。
ヤナギハナガサ(柳花笠):クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)ともいう。
南アメリカ原産。日本には園芸植物として導入されたが、野生化して空き地や道端に生える。
うん。園芸種がやがて日本では山野に逃げ出して雑草化するという。
移動。
毎年観察してる薄いピンク色のサルスベリが見えてきた。けども?ひまわりが見頃になってます。
私、咲き始めの中央がまだ硬いのが好み。
先日相模仲良し緑道で見たやつは中央まで全部咲いてた。
移動。
道端に近所の庭から逃げたしたか意図的にここに植えられた模様。
セイヨウフウチョウソウ:フウチョウソウ科の植物。
蝶が舞う姿にも似た美しい花を咲かせる草本。観賞用に栽培され、また日本でも逸出帰化している。
茎はまばらに分枝して高さ80−100センチに達する。
花期は夏。茎の先端部分に総状花序をつける。開花するのは夕方。個々の花は2日で萎れる。
学名の種小名は人名に由来する。和名の別名にはクレオメソウ。英名はspider flower。
クレオメという属には約250種があり、そのうちの100種以上は熱帯アメリカ原産(メキシコ・ペルー)。65種以上がアフリカから西アジアに属する。日本に入ったのは明治初期の1870年代。現在では河川敷などで野生化している。
うん。クレオメも元は園芸種で今は帰化した雑草になるのね。調べてみるものだなあ。思い込みで園芸種はダメだ。
あ。
クレオメを撮影してたらシジミチョウが停まっていた。他に2頭のシジミチョウが舞っている。移動。
もしかしてオクラかな?と思って自転車を停めたのですが。
トロロアオイ(黄蜀葵):アオイ科トロロアオイ属の植物。
オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。
原産地は中国。この植物から採取される粘液はネリとも呼ばれ、和紙作りの他、かまぼこや蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用される。
高さは1、5メートル以上に達し、葉は掌上に5から9裂する。茎には細くて堅い棘がある。
花期:8−9月。花の色は淡い黄色からやや白に近い。濃紫色の模様を花びらの中心につける。花は綿の花に似た形状をしており、花弁は5つ。花の大きさは10−20センチでオクラの倍近い。朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちる。花弁は横の方向を向いて咲くため、側近盞花(そっきんさんか)とも呼ばれる。
果実はオクラに似ているが太くて短く、剛毛が多い上固いため食用にならない。熟すと褐変して割れ、種子を散らす。根は太くて長く、温暖地では多年草となる。
ネリとは根部から抽出される粘液のこと。ネリ(糊)と呼び、紙漉きの際にコウゾ、ミツマタなどの植物の繊維を均一に分散させるための添加剤として利用される。日本ではガンピ(雁皮)という植物を和紙の材料として煮溶かすと粘液が出て、均質な良い紙が出来たと言われ、それがネリの発想の元となったという説がある。
へえ〜へえ〜へえ〜!!
web小説で『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜(香月美夜)』というのがあります。2013年から連載。2017年に完結しました。が、大人気でアニメ化もされており、来春に続きの放映が決まってます。で、この話の主人公は本が大好きな成人女性だったのですが、若くして死亡し異世界に子供として転生。けど彼女が転生した異世界は本は羊皮紙に手書きで書くので非常に高額。とても庶民の手が届くものではなかったのです。ならば!自分で作ればいいじゃない!と和紙的な紙を作る様子が出てきます。トロロアオイという植物をここで見るとは!これがトトロアオイか!!へえ〜!!移動。
あれっ!?
先日、ギオンスタジアムからの帰り道にこの側を通った時に花は全く咲いてなかったのですが。
フヨウだよね?あ。もしかして!時間限定で咲く奴なのでは??
フヨウ(芙蓉):アオイ科フヨウ属の落葉低木。
「芙蓉」はハスの美称でもあることから、区別する際には「木芙蓉(もくふよう)」とも呼ばれる。
中国・台湾・沖縄、九州・四国に自生する。関東地方以南で観賞用に栽培される。
花期:7−10月初め。ピンクや白の直径10−15センチ程度の花をつける。朝咲いて夕方には萎む1日花。長期間に渡って毎日次々と開花する。
同属のムクゲと同時期によく似た花をつける。
ムクゲは直線的な枝を上方に伸ばす樹形。フヨウは多く枝分かれして、こんもりと広がる。葉がムクゲより大きい。雌蕊の先端が曲がっていることで区別する。
へえへえへえ〜!!何気に見てたけどさ。ちなみに近縁種の酔芙蓉は麻溝公園で。タイタンビカスは去年は相模原公園のサカタノタネグリーンハウスの外の水路に鉢植えされてます。今年はまだ見物に行ってないなあ。(続く)
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