アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

夏と冬のあいだに

2007-10-20 | 四万十川 秋

 最高気温23度。

 昨日、小雨を降らせた低気圧は去り、四万十はスッキリとした秋空が広がりました。

あたたかな南風の季節もおわり。

北西の風が、四万十の谷をビュンビュンと吹き抜けてゆきます。

 

 昼前。

ベランダのデッキチェアに転がった僕は、やわらかな日差しの中、心地よい風に吹かれました。

あとはいい音楽があればカンペキ。

だけど悲しいかな、我が家のDVDミニコンポは夏の終わりにフリーズです。

同様の故障はこれで2回目。もはや直す気はナッシング。

テレビなんかどうでもいいけど、ラジオとCDが聴けないのは悲しい・・・。

今は、友人から借りた小さなラジカセが頼りです。

 

 チュル、チュル、チュル。夏の間は留守だったメジロが庭に姿を見せました。

ヒッ、ヒッ、ヒッ。例年なら、もうすでに姿を見せてるジョウビタキは、いまだ来ず。

 午後。心地よい風にさそわれた僕は、

北西の風に背中をおされながら、中村の街まで自転車を走らせました。

パキ、パキ、パキ。自転車のタイヤがどんぐりを鳴らします。

 セイタカアワダチソウの花の黄色が、田畑を鮮やかにいろどっています。

白銀色のススキやオギに混じって赤紫色の穂は、ルビーガヤ。

その横で風に揺れているのは、枯れかけたサルスベリの花。サザンカの花も咲きはじめています。

林縁の高いところに、アケビの実がなってないかな?と

上を見て走れば、家に戻るころにはすっかり首が痛くなってしまったのでした。

秋ですねぇ。



下流から2番目の沈下橋、三里沈下橋。

コメント
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