最高気温19度。
四万十は、昨日の朝から北風がブンブンと吹いてます。
まだ風が強い午後。僕は近所の小さな山を歩きました。
近所の人に「山の上まで細い道がついてるよ」と聞いてたが、山道は途中で途切れてます。
「まぁいいや、こんな低い山では迷わないだろう」
と、たかをくくった僕は、
テキトーに林の中の斜面を登っていく、けど急傾斜にすぐに行き詰まってしまった。
しょうがない下ろう、とまたテキトーに林の中を歩いていく、でもなかなか里に出られません。
迷ったか?マジか・・・若干あせる。
右往左往しているうちに、よーやく開けた平地に出た。ほっと一安心です。
それにしても、昼でも光が差さないスギやヒノキの林は薄暗く、植相が単調でつまらないですね。
頂上で飲もうと思い入れてきたコーヒーは、
沈下橋のふちに腰かけ強い北風に吹かれながら飲みました。
まだ、吹く風はそれほど冷たくはない。
でも頬をなでゆく風の感触に、匂いに、僕は冬の到来も近し、と感じました。
シリブカガシ