アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

潮風と満月とビール

2007-11-26 | ・足摺の海・大増水・その他

 最高気温19度。

 11月24日(土)真夜中。

「シュゴーォオー、グォーオー、シュシュー」

夜の静寂を引きさいて、大きないびきの競演がはじまりました。

ここは、土佐清水の港にあるダイビングショップの事務所です。

 

 「あんたたちは蒸気機関車か?」。僕は思わず心の中で突っ込んだ。

それは、ビール&日本酒をがぶ飲みしたはての海のおんちゃん達の惨状です。

(まぁ、僕が酔った時のはぎしり&いびきも相当なモノなので、他人の事はあまり言えませんが)

こんな時は、とにかく早く寝たモン勝ちなのだが・・・いかん、寝そびれた。

「だめだ、こりゃ寝れん・・・。外の自分の車の中で寝よう」

 

 僕は、寝袋を抱えて戸外に出た。

満月浮かぶ夜空。今夜の夜風はまだ冷たくありません。

すぐ近くの浜にすわり、潮騒を聞きながら月光に鈍く光る海をぼんやりと眺めました。

広島の大兄貴(笑)日本酒旨かったっす。BYカズ君。

今回の料理長ナル君。総ての料理が美味かったよ。サンクス。

 海関係の仕事でアークがお世話になっているダイブショップの親分。

親分に明日のシーカヤック体験の引率をたのまれた僕は、久しぶりに足摺まで足を延ばしました。

足摺の海を仕事で漕ぐ前夜は、

事前の準備&打ち合わせと称して、ほぼ毎回土佐清水で飲んだくれて泊まるコトに。

(我が家から遠路という理由もありますが)

 

 ダイブショップの親分は、

体内水分の99パーセントがビールじゃなかろうか?と思えるほどのビール大好き人間です。

「こっち(土佐)の人は、本当に良く飲むなぁ・・・」

飲みはじめれば、あっという間にビールの空き缶の山、山、山。

今宵は親方が湾内で釣った真鯛を、さしみ、焼き、鍋、にして飲みました。

「うーん、ウマイ!」

 

 翌早朝。事務所で寝てたカズ君に聞くと、

「いびきがうるさくて・・・全然寝れんかった」と眠そうな顔でぼやきました。

 翌日の午前中。少し風が吹く足摺の海。

僕は、シーカヤックを体験したい人達を連れ、約1時間足摺の海を漕ぎました。 

気温18度、水温22度。

四万十川の水温は14度なので、海との水温差は8度ありました。

ガラクの浜で拾ったよ。