アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)5月7日

2024-05-07 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、晴れときどき曇り。

「カメムシや ああカメムシや カメムシや」

このところ夜は、(大量発生の)カメムシの舞と(天井裏の)ネズミの運動会への対応で寝不足気味です。

枕元には、掃除機とハエ叩き(カメムシ退治用)。ふぁぁ・・・。カメムシくさい初夏の朝です。

ケッタ(自転車)を漕いで川へ。

沈下橋から見あげる空を、雨雲がスイスイと流れ、朝の光りがチラチラと川を照らしてます。

足元の川は、昨日の雨で小さく増水。

薄茶緑色の水が、ザァザァと音を立てて、いつもより速く流れています。

水位は、平水+2、8メーター(川登)。今日の最低気温は、17、6度。

温かいコーヒ片手に、川をわたる涼しい風に吹かれていると、ぐうっとお腹がなりました。

もう8時か。家に帰ろう。腹時計もたよりなスローな川のほとりの暮らしです。

 

 最高気温23、4度。午後は、曇り。 

ねずみ色の空の下、薫風が心地よいベランダのコットに寝転がって本を読んでいると、

ガサガサと頭のむこうで音がしました。ん?起きあがり振りむけば、そこには子タヌキが。

たんたんタヌキは、身じろぎもせず、黙ってこちらを見ています。

小石を拾って投げつけても、まったく逃げようともせず。こちらを仲間だと思っているのかしらん。

たしかにサノは、ぽっこりタヌキ腹ですが(夏がくる前に引っこめなくちゃ・・・)。

今日の日中の来客は、子タヌキ一匹とウグイス一羽(メス:部屋に入ってきた)。

そして夜は、招かれざる客、カメムシ&クマネズミ。

近年は、過疎地域の我が家も、ガスと電気の検針が通信による自動検針となり、

家にやってくるのは、郵便配達(週1ほど)と水道の検針(月1)の人ぐらいで、

どちらかというと人間以外の生き物の方がおおい。

そしてそれは、夏は裸族と化すさのにとっては良きコトです。より安心して醜い裸体をさらせるので。

♪たんたんサノの〇〇〇〇は 風もないのにぶ~らぶら 

それを見ていた子ダヌキは サノちゃんいいもん もってるね♪

15時40分現在。

四万十川の水位は、平水+2、5メーター(川登)↓


南の川から(気まぐれダイアリー)5月6日

2024-05-06 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温21、1度(最低気温18、2度)。終日、雨。

朝からシトシト降りはじめた雨は、昼をすぎるとザァザァ降りに。

雨にけぶる新緑の庭で、キショウブの花の黄色が、ひときわあざやかです。

『アイリス(アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ)の全般的な花言葉は、

・希望・信じる心・恋のメッセージ・吉報・良き便り・知恵など。

ポジティブな花言葉にあふれたアイリスですが、一つだけ怖い花言葉が。「復讐」という花言葉です。 

イエローアイリスだけが持つ独特な花言葉で、イエローアイリスがあるのは黄菖蒲(キショウブ)だけです。

アイリスの花を贈るさいは、イエローアイリス、黄菖蒲(キショウブ)だけは避けた方がいいでしょう』

この雨で(ひさしぶりのまとまった雨で)、

痩せはじめていた四万十川(の流れ)は、もりもりと太り、

大型連休明けの川は、カヌーのロングツーリングに、最適なフィールドになりそうです。

さて、今年のGWも今日でオワリですね。

連休を、満喫した人、そうでなかった人、(僕と同じく)仕事をしてた人、何もしなかった人、

皆さん、オツカレサマでした。

 

この大型連休の四万十の空は、序盤はぐずつきがちで雨が降りやすく、

中盤は晴れ間が広がり、終盤はふたたび雨空に閉ざされました。

アークでは、雨天が予想された日のツアーは、

(ゲストと相談して)日程の変更、内容の変更をして行いました(最長漕行15キロ:1ディ)。

フレキシブルな対応ができるのが、ほぼプライベートツアーのよいところ。手前味噌ですが。

 

GWのアークツアーに参加されたゲストの皆さん。

はつなつの光りとかおる風の四万十川を、カヌーでのんびりと楽しめましたか?

このたびは、ツアーのご利用まことにありがとうございました。多謝!!

四万十は遠いところですが、ぜひまた、足をのばして遊びに来てくださいね。

*画像CDは、前半の部は5月1日に。後半の部は7日の発送(郵送)です。お楽しみに~

江川崎 西土佐大橋右岸の瀬をくだる。沈上等!

西土佐大橋右岸の瀬をくだる。暑い陽ざしなか、瀬でかぶる水が気持E!

最高気温28、8度。川面の水温18度。

新緑かがやき、風かおる川をのんびりといくのだ。

岩間沈下橋。川原に上陸して、のんびりランチタイム。8キロ地点。

暑い、冷たい、キモチイイ!!元気なオジサンたち、なのであった。

連休だけど、誰っちゃおらん静かな川は、まるでプライベートリバー。

聞えてくるのは、鳥と蛙の歌、瀬。

雨の日は、コースと内容を変更して。

雨景色をながめながら、温かいコーヒーを飲みました。


ブルーにこんがらがって

2024-05-03 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「ブルーにこんがらがって」いつかの初夏に書いた旅雑文です。期間限定公開終了。

 最高気温28度。

 五月晴れがつづく四万十は、陽ざしつよく、はやくも夏の陽気です。

雨量がめちゃ少ない春~初夏の川は、水位がじこじこ下がり、流れが痩せ、川原がグンと広くなっています。

水の透明度もあまりよくありません。そろそろまとまった雨が降ってほしいなぁ。

 

 風さわやかな初夏の午後。

木陰に吊ったブラジル製のハンモックに、もぐり込んだ僕は、

グラスのカンパリソーダを飲みながら、先日のインタビューを思いだしていた。

~以下、主観に満ちあふれた雑文です。きょーみないかたはトバシテね~

 

「本当の豊かさってなんだと思います?」と記者。

インタビューの最中、不意打ちのような予期せぬ質問に、僕の頭の中は小さくコンランした。

ん?なんだか大雑把な質問だな・・・と思いつつも、

なにか答えなくては!と思ってしまう(悪しきサービス精神ですね)。

そして、それまでの話のながれから、「四万十川をカヌーで下りながら、その自然の素晴らしさ、

楽しさをゲストに伝えるガイドの仕事は、充実した豊かな時間ですね」と答えた。

―あれ?今の答えはARKガイド佐野としての返答だな、本当の豊かさ?ホントウノユタカサ?―

コンランの度合いが増した僕は、そのあとはしどろもどろ、脈絡もなく思いついたことを話す展開に・・・。

その、要領をえないダラダラとしたしゃべりに、質問者である記者は冷笑をうかべた。

そして、たまたま同席してた知りあいの・・・。

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。