「ほたる夜のキャンプツアー」いつかの初夏に書いたツアーレポート再掲です。
四万十は、そろそろほたるの季節に。
最高気温25度。
「ほたる夜のキャンプツアー」。5月最後の週末、
アークは、カヌー&キャンプで、初夏の川とホタルの光を楽しむツアーをおこないました。
「五月雨を あつめてはやし 四万十川」
四万十川は、前日のややまとまった雨で、水位が少し高くなってます。
笹濁りの速い水にのったカヤックは、パドルを漕がなくてもスイスイと川を下ってゆきます。
下るペースがかなり速い今日は、いつもより下る距離をグィ―ンとのばしました。
川面の水温21度(増水してるのでやや水温が低い)。
晴れて陽射しがきつくなった川は、強い北西の風がふいてます。ビュウビュウと。
そんな、強風時の川原でキャンプするときは、
天幕(タープ)やテントなどの装備が、強い風にふき飛ばされぬよう注意が必要です。
しかし、強い風の中でも、
もう一人のガイドのカズ君(四万十放浪王)のかつやくで、快適なベースキャンプがつくれました。
日が暮れると気温がグンと下がり、この季節にしては涼しい・・・。
そのせいか、ほたるの光は少なめで、期待してたほどの数は見られませんでした。
「うーん、ザンネン・・・」
でも、つぎの週末は満月だし、梅雨空に見舞われる可能性も高い。
(満月時や雨天時は、ほたるはあまり飛ばない)
自然相手のツアーのむずかしいところです。
夜が深くなると風も止みました。
ロケーションも素晴らしい川原で半月を愛でながら、
飲み、食べ、語れば、ほたるキャンプの夜は、ゆるゆると更けてゆきました。