あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

クイーン+ポール・ロジャースのライヴ観戦記②

2005年10月29日 | 洋楽
行って来ましたよ「ポール・ロジャース&ヒズ・フレンズ」。
因縁のさいたまスーパーアリーナ。

何と言ってもボクシング観戦で2度来ている会場(それなのに最寄駅の名前忘れてたオレ)。いずれも日本人惨敗。ズッシリ重い雰囲気を引き摺りながら、帰りの駅ホームで間隔長い電車を待つ時間の辛さよ・・・。
今回はどうなるのか・・・?
なんて思って入場した会場だったが。

まず、スタンド前列ってんで期待したのだが、縦長会場の真ん中あたり。
思いっきり椅子から斜め方向にミュージシャンが位置するパターン。スタンドといいつつ、アリーナとの標高差は殆んどなし。
まぁ、前が立ったら殆んど見えないアリーナよりはマシだが。
客席は、開演30分前で約6割の入りか?しかしデカイ会場だな。
フルで入れれば3万は入るとか言われてるらしいが。今回の席割りなら、満員で25000とか。
ホントに入るのか?少々疑心暗鬼になる。
客層は・・・微妙(笑)。オヤジ多いのは当然として。元追っかけ姉ちゃんがオバとなって、はちきれんばかりのグループTシャツ来て張り切ってる・・・なんて姿なし。
まぁ、前列に30~40代と思しき女性2人がいらしたが、まぁ素敵な年の重ね方されてる風であった。



クイーン好きだった同級生の女子達はどうしているであろうか・・・、そんなコト考えさせられてたもした。
まぁ、昔はベイシティローラーズと一緒に語られてましたからなぁ、クイーン。

で、オレらは「ケッ、ロックだったらパープル・ツェッペリンだよな!」と悪態をつきながら、実は影で聴いてたのでありました(笑)。
それでも、今回は軽く腕組みしながらの参戦。「キムタク主演のフジTVドラマ主題歌で再ブレイク」ってのが、なんだかなぁ~だし。

協賛にフジ系のニッポン放送が名を連ねているのも如何にもで(ミュージカルをプッシュしてたのは日テレだったが。争奪戦でもあったのかなぁ・・・)。

空港の記者会見でも「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」を記者がリクエストしたりして。「再ブレイクのキカッケ曲」を推すムードがメンバーに圧し掛かってる感じであった。
まぁ、その曲は近年売れたベストアルバムにも収録ってんで。その辺を聴いただけの観客も多いだろうな~って雰囲気。
メンバーは「70年代、最初に自分達を認めてくれた」日本のファンに特別な感慨を持ってくれてるようだが。
そのファンと、今回の観客は微妙に違ってるんだけどな~と、空しい気持ちもあったのでした(当然、往年のファンもたくさん押し寄せてはいるだろうが・・・)

――以下、続く