あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

私の涙腺を緩ませるもの

2006年11月20日 | 生活
最近は「ぼくはくま(映像込み)」だが。

元々は「快獣ブースカ」に弱い。
リアル世代じゃないし、見た記憶も殆ど残ってないのだが。

ブースカの見た目が、連れに似ているせいか?

とにかく、最終回のあらすじ聞いただけでジンワリきてしまう・・・。

ブースカの頭にある「ブー冠」のエネルギーを宇宙で有効利用するため、ブースカは宇宙船に乗るのだが。
ブースカ本人は「ちょっくら行って来ます☆」てな気分なれど、光速で飛ぶ宇宙船と地球の「時差」で、ブースカが数ヶ月して帰ったつもりでも、地球では20年が経っているって話。

主人公の大作は、ブースカと離れるのは寂しい・・・と悩むのだが、「地球の未来の為」とブースカには真実を明かさず、飛び発つ宇宙船を見送る
・・・そんなシーンが浮かぶだけでジンワリ来てしまうのだが。

まぁ、TV映像では「帰ったよ!」と宇宙船を降りて来たブースカに
「やぁやぁ」と立派な大人になった仲間たちが出迎えて
「ありゃりゃ?」とブースカがユーモラスに驚くシーンなどあった記憶あるが。

なんといっても「快獣(怪獣じゃないよ)」のドラマだ。
別れがあっても「希望ある別れ」「明日ある別れ」だ。悲しいだけでは無いのだ。

それだけに、こっちはウルウルきてしまうのだ(そこが脚本家・市川森一さんの凄いトコロだなぁ)。

――で。
それがズッと尾を引いて。

数年前、今はなき「向ヶ丘遊園」に連れと遊びに行った時も、目的はその一角にある「ブースカ・ランド」。

まぁ、離れた場所にある野外ステージでは、ウルトラマンショーが行われていた向ヶ丘遊園だけに
「そこからブースカが抜け出してくれて、良い子のみんなと触れ合うよ」ってなワケで。

トコトコ歩いて来るブースカと握手したり、記念撮影したりの大騒ぎ。
そこに私等も参加して、これまた大ハシャギ。

気が付きゃ私は目が真っ赤だったそうな。
ダメですね。もう摺り込まれています。

ブースカの声を「代りに出してあげてた(本人談)」高橋和枝さんが亡くなった時も、信じられないほど寂しかった。

ブースカ・グッズも、ちょこちょこ買っている。
目覚ましも「ブースカ」だ。

・・・大槻ケンヂか、オレは(←幸せになれよ、オーケン。等身大のオンナ探せよ)。

もう、向ヶ丘遊園は無いが。
ブースカは、色々な遊園地で良い子と接しているはずだ。

また、身内と連れだって会いに行こうかな・・・。

「ぼくはくま」

2006年11月20日 | 生活
もともと涙腺は弱いのだが。
最近ますます弱くなって来た。

更年期か?
そういえば「はらたいら」さんも、お亡くなりになったなぁ。
御活躍を知ってる方々が亡くなって行くのは寂しいなぁ・・・(御冥福をお祈り致します)。

――それで。
NHKの「みんなのうた」だ。

宇多田ヒカル作詞作曲の「ぼくはくま」が評判イイので気になってたのだが
病院の待合室にあるTVにて、流れ始めたのでジックリ見てしまった(また風邪をひいていたのです)。

のっぽさんが歌った「グラスホッパー…」もジーンと来たが。

「ぼくはくま」では涙腺が緩んだ。
うたもイイのだが、アニメ(クレーアニメ?CGも使ってる?)もイイのだ。

お部屋の中でぬいぐるみのような「くま」が、ひとり遊んでいる姿が愛らしい。

「ぼくはくまくまくまくま 車じゃないよ くまくまくま」
~と、宇多田ヒカルさんの呟くような声が染みる。

ほのぼの癒される・・・って声が多いが。
私ゃ、「くま」の姿が寂しげにも見えて、せつなくなる。

自分も鍵っ子だったし、仕事や趣味を優先して身内に寂しい思いさせている申し訳なさもあるんで・・・。

「歩けないけど踊れるよ しゃべれないけど歌えるよ」
この辺の一節で、もうダメですね・・・。

宇多田さんが凄いのは
「くま」と歌いつつ、聞き手にとって色んな対象が頭に浮かぶこと。

私など
「大事な身内が寂しがってるかも知れない」
「大事な身内が居なくなったらどうしよう」と
思っただけでも涙腺が緩むが。

先日、仕事場の近くで通り掛かりの女の子(4才くらいだったかな?)が
「くま、くま、ぼくはくま~♪」とスキップしながら、元気に歌ってるのを聴いて

「へぇ~、あんなに声を張って明るく元気に歌っちゃうんだ」と
感心してしまった。

オッサンを泣かせ、主婦を癒し、子供にスキップさせる。

凄いうただ。
ヒカルちゃんは、やっぱ天才だ。