あるBOX(改)

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ネットの中では本当の自分でいられる・・・という幻想

2008年04月29日 | 生活
米国あたりでも「ネット中毒」が問題になっているようで

まぁ、その辺でも「先進国」って事ですか

あちらの女子高生とかが
「ネットの中では、100%、本当の自分でいられる」などと語っているそうな

日本でも
ブログやプロフ作って、アバターやって
・・・ってなコ多いしね

「そこには本当の自分が居る」
「現実世界の自分は仮の姿」

・・・・みたいな「幻想」が蔓延し、それにつけ込まれるケースも多いでしょうな

で、「子供達を守ろう」みたいな運動も活発になる・・・と

確かにインターネットってのは「特殊」な環境だが
昔から若者には新しいコミュニティのなかで「本当の自分」を主張する性質が
あるワケで

ピーター・バラカン氏が映画「サタデーナイト・フィーバー」見て、
「あれは自分のティーンエイジャー時代そのものだ!」と思ったように
(実際バラカン氏は、「さらば青春の光」の主人公ジミーを地で行ってたらしいが。
「さえない日常があって、週末のクラブに『ハレ』がある」と言う意味じゃ、
「サタデーナイト・フィーバー」と同じであった・・・と)

ネットの中にも、そんな「ハレ」の空間があるのではないか・・・と

休みの日に「ワーッ」と自身のホームページに「雑感」とか書き込んで
「これが本当のオレ」とか考えていない事も無い私は、シンパシー半分に
思うのでした・・・