あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

豪ちゃんと私

2009年10月02日 | 漫画
少年時代、
もっとも好きな漫画家を聞かれたら迷わず答えたのが
「永井豪」という名前。

つ~か、「豪ちゃん」です。
いまでも「ちゃん付け」です。

カトちゃんと一緒。

大人がどんなに悪く言おうと、豪ちゃんとカトちゃんは
僕らの味方だった。
※ドリフも目の敵にされてたもんなぁ・・・

大人が豪ちゃんを責めるなら
責める大人が間違ってると思った。

大人がカトちゃんを責めるなら
責める大人が悪いと思った。

私にとっての二大ヒーロー。それが豪ちゃんとカトちゃん。
下ネタやっても下品じゃない。清潔感さえ感じられた。

外に向かう生命のエネルギーはまぶしい程だった。
美しかった。

本気で高貴な人だと思っていた。

だから後に豪ちゃんが自分自身の生い立ちを
「裕福じゃなかったけど王子様のように育てられた」と
語ったとき、我が意を得た気がした。

「ハレンチ学園」が低俗だとして豪ちゃんを槍玉に
あげたPTA。

豪ちゃんは作中で
「PTA対ハレンチ学園」の全面戦争を描いた。
論争じゃなく、本当に武器を持って戦わせた。

もう、メチャクチャ。
数週前までの「お色気ギャグマンガ」から、PTAが
教師や生徒と武装闘争を繰り広げる「戦争マンガ」に
なってしまった。

劣勢のハレンチ軍団は、生徒を含めて次々と
やられていく・・・。

少女は叫ぶ。
「なぜこんな事になったの?」
「私たちは、私たちは・・・」
「ただ自由でいたかっただけなのに!」



※画像は
中央アフリカ共和国が発行した切手。
「ハレンチ学園」のヒロイン=十兵衛。
裸だけど、いやらしくないでしょ?
この頃の豪ちゃんが描くメインキャラの目、
チャーミングで大好き!

アニメ「真マジンガー 衝撃Z編」、終了

2009年10月02日 | 英国ロック
9月28日で終了。

原作を生かしつつ、独自の解釈で豪ちゃんワールドを
拡大した今川監督に敬服。

まぁ、もう少しロボットバトル(肉弾戦)が見たかったとか、
ヒロイン弓さやかを活躍させて欲しかった・・・とか色々ありますが。

おおむね満足な作品でした。
デビルマン風呂も出てきたしね。

最終回の「大風呂敷広げたが収拾が厳しくなった」風の終わり方は、
豪ちゃんワールドでは当たり前の事なので、全然OK。

ミケーネだのゼウスだの、神話世界から宇宙スケールに発展するのも、
豪ちゃんワールドじゃ普通だから、こっちゃあ既に麻痺済み。

今の豪ちゃん責任監修・演出・脚本やったとしても、
相当にメチャクチャになるのは予想出来るので、まぁ今川演出で
充分です。

つ~か
やっぱ続編を期待したい。

続編あったら、グレートマジンガーになっちゃうのかなぁ。



※画像は
ブルーレイ版パッケージ
第2巻2009年11月、価格:\18,900(税込)

仕様:BCXA-0191/400分(本編213分+映像特典187分)
リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G×3枚
16:9 <1080p High Definition>