あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

受け手の「上から目線」を許す表現者

2009年11月16日 | 漫画
「カラスヤサトシに共感」と言いつつも

どこかしら
「ここまで子供っぽい事は出来んわ」・・・と
「上から目線」で見ていた私だが

単行本も2冊~4冊と進んでも、なお薄まらぬ濃度に

「この作者は凄い人物なのでは?」・・・と
結局は畏敬の念を抱くしかないのでした。



・・・というか
本当に凄い表現者は「受け手の上から目線」を
甘んじて許すのではないか?

いや、本当は許したくは無いんだろうけど。
上からなんて見られたくは無いだろうけど。

そんな作風からも時折「凄さ」を感じて
見上げる瞬間があるワケですよ。

カラスヤには、それがあると思うのですよ。

オーケンとかも情けない発言しながら
「やっぱ凄い」と思わせるし・・・。

※ただ、彼は自分で語っちゃうのがなぁ・・・
 「お仕事で情けないコト言ってるだけ」みたいに。
 黙って仕事で見せればイイのにねぇ・・・。