『TVブロス』ベルセルク特集の中
常連執筆者の松尾スズキは一味違った
「自分は13巻しか持っていない」と告白し
「たまたま手に取った13巻のエロいシーンが自分のツボに嵌った」・・・と
そのシーンが如何にエロいか、実用に耐えたか・・・を、延々と語っていた
その熱気に当てられ、私も無性に13巻が見たくなった
肝機能障害の症状として「性欲の低下」なんて読んだもんだから
「オレに限ってそんなことは無い!」
「まだまだバリバリだ!」・・・・と
思い込もうとしたのかも知れない
退院した足でブックオフに向かった
探し辛い売り場でベルセルクを見つけた
コンビニ本だが、13巻に相当するシーンを見つけた
立ち読みした
なるほど
確かにエロい
エロい・・・が
長大な抒情詩『ベルセルク』の中のワンシーンという感想も抱いた
私にとっちゃ
『バイオレンスジャック』~『北斗の拳』の系譜を継ぐ劇画だもんね
掲載が『ヤングアニマル』という青年誌ゆえ自由度も高く
バイオレンス、エロス、猟奇・・・といった要素を盛り込んだダークファンタジーとしての世界観は拡大する一方
それを収束させる事は作者でさえも諦め入ってる昨今
私も既巻全てを読破する事に諦め入っている
また入院する事があったら、話は別だが・・・・