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おはよう日本で「昭和アニメ特集」

2017年11月15日 | アニメ・特撮
2017年11月14日(火)NHKの「おはよう日本」にて
「昭和アニメ」が特集された。

題して「昭和のアニメ音楽が再評価される理由」。
アナウンサーが「先週末に開かれた“ある音楽”の
コンサートについてお伝えします」と話すと



あの「菊池俊輔音楽祭」の模様が流されたのです!
「ドラえもんをはじめとした、アニメの音楽。今、
こうしたアニメ音楽のコンサートが、大人になった
“昭和の子どもたち”の人気を集めている」と紹介。

当日ロビーでインタビューされてた方々も画面に登場。

「最高です、泣きました。人生の応援歌なので」
「子どものころからずっと好きだったアニメの曲が
生で聴けるなんて一生ないと思っていたので、凄く
感動しました」とコメント。

感激を蘇らせれてくれました。



そこから御本人の写真付きで紹介されたのが菊池俊輔氏。

アニメや特撮の主題歌やBGMを1,000曲以上作曲。
曲の知名度は海外でも高く、街中で曲を聞かされたカナダ
人は「ドラゴンボール!」と即答。
アメリカ人も「ドラえもん」と答えていた。

JASRACによる海外での音楽使用料ランキングで
菊池曲は、過去30年あまりで7回1位を獲得。

11月で86歳になった菊池先生だが、現在は病気療養中で
作曲活動は休止中。
しかし、その音楽は今も愛され続けている…と。



さらには、渡辺宙明先生も登場し曲作りの秘密を披露。
「マジンガーZ」は、民謡の音階とロックのリズミを融合
させたものだったとの事!

宙明先生、92歳です。
普通「ロックの」なんて眉をひそめる世代です。
しかし「ロックのリズムを取り入れるとカッコよくなる」…
…って先生自体がカッコイイですよ!!

「子どもだからといって子どもっぽくしない気持ちは持って、
大人も子どもも楽しめるようにという事は、ある意味で長続き
するんじゃないかと思う」ともコメント。
この辺は菊池俊輔先生にも通じる部分じゃないでしょうか。

カッコイイだけじゃなく、曲構成に関しても言及。
今回オーケストラ用に編曲した作曲家の方が「主題歌の旋律が
巧みにアレンジされてGBMに使われている」事を発見。
印象付けの工夫に舌を巻いていらっしゃった。

音楽プロデューサーの西耕一氏(スリーシェルズ)は、
「にも関わらず、こうした作曲家たちは、音楽雑誌が作成した
作曲家リストには名前も載らず、日陰の存在でした。きちんと
光を当てたい」・・・と、コンサートの企画主旨を語られた。



伊福部昭、冬木透(別名義あり)と言った方々は、
「純音楽」としてクラシック曲を発表されているから、
リストに乗っておいででしょう。

しかし、「映画音楽」「サウンドトラック」などを聴いて、
「自分も、こういう音楽を作りたい」と思い立つ方々は、
音楽大学に通ってアカデミックな教育を受ける訳ではない。

※伊福部先生は当初独学だったが、西洋の作曲家に認められ
 直接作曲の教育を受けている。

西耕一氏は「オーケストラで日本のアニメ音楽を演奏する事が
誇りになっている。そういう時代が来ればいいと」も付け加えて
私を感激させてくれた。



まさに今回の「バビル2世」のスケール感は海外公演やってる
日本のクラシック曲にも遜色ないモノだったから…。

まぁ、今回NHKの特集主旨は「昭和のアニメ曲」をピックアップ
したもので、特撮やTVドラマ劇伴にまでは及ばなかったが。

やはり「特撮やTVドラマ劇伴」にも言及して欲しいし、
「菊池俊輔音楽祭」当日も会場にはTVカメラが数台入ってたと
いうし、ぜひ特集組んで放送して欲しいと思わされたものです。

NHKに要望メール出しときましたよ。
機械的な「今後の番組作りの参考にさせていただきます」との
返信が来ましたが。

なんとか、前向きに考えて欲しいですねぇ…。


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