あるBOX(改)

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ヨネクラジム最終興行へ(2)

2017年08月22日 | ボクシング
久々の後楽園ホール。
もう「懐かしい」なんて感じちゃうんだなぁ。



懐かしい筈だよな。
一番熱心に来てたのは、レパード玉熊や大橋秀行、杉谷満、
高橋直人、葛西裕一、佐藤仁徳、横田広明らが戦ってた頃
だもんなぁ・・・。
※その後もチョコチョコ来てるけど・・・



そういえば、
札幌駅には「頑張れ、北海道日本ハムファイターズ!」なんて
垂れ幕があったな。



ファイターズに所属する杉谷拳士の父が杉谷満なんだよな。
フェザー級の強打者で良く後楽園ホールで試合を見た。

拳士は東京都練馬区出身だが、父は北海道出身。
息子はルーツの地で頑張っているワケだ。

可愛がって貰えよ。シャイな父と違って、社交性(?)が
有り余ってるから大丈夫と思うけど。



さて、そんな事を考えてたらリング上で何やら新しい説明が
始まった。

日本ボクシング協会公認「準公式試合」=1stボックス?
安心・安全を掲げ、皆が楽しく健康的にボクシングが出来る
大会?



「見るボクシングから、参加するボクシングを広めたいと
考えての企画。プロのジムに入会し、年齢制限さえクリア
すれば誰でも参加可能」との事。

スパー大会や親父ファイトの発展形か?



色々と新たな趣向を考案されてるようだ。
そもそも「日本ユース初代王者決定トーナメント」というのも
初めて聞く。

日本プロボクシング協会によると、フライからスーパーライト
までのA級ボクサーで24歳未満の選手が、予選を経て8/22、
23日に決勝戦を行うというもの。

日本タイトル挑戦へのステップとして位置づけられていると
いうが、一時期のA級賞金トーナメント(B級もあった)の様な
ものか。

~とはいえ、
パンフを見る限りプロ無敗10連勝とかのホープなどは見受け
られず、そのまま「日本王座へのステップ」と言われても首を
傾げたくもなったりする。



さてさて第3試合は、その決勝。
S・フェザー級8回戦だ。

元全日本新人王の三瓶数馬(協栄)と伴流ジムの石井龍誠。
両者サウスポー、根気の要る打ち合いが続く。

三瓶はジワジワ攻めて手数を出し、長身の石井は時おり派手な
パンチを繰り出すが長続きしない。

細かく回って手を出すなど、うま味を見せた三瓶。
リードしたかと思いきや石井のパンチを浴びて後退。

シーソーゲームの様相もあったが、地味ながら踏ん張った三瓶が
終盤を押さえ、2-0の判定で接戦を制した。
勝って涙の三瓶は応援に応えられた事に感激した様子。

勝った瞬間の陣営と応援団が上げる歓喜の声。
やっぱりイイねぇ。
(続く)


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