DVDのカスタマーレビューでは
「幼稚園の娘がウテナの真似をして・・・」なんてコメントもあったから
雰囲気だけでも楽しく見るのかな?
一見して宝塚風だし、そんな物を幼女は喜ぶのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7e/195bf4f3660a6c9b17ffb33a5243ae1b.jpg)
「ポスト・エヴァ」とも言われたそうな
え?
エヴァンゲリオン以降のアニメだったの?
余りにも少女漫画の正統派キャラが出てたりするので
アニメアニメしたエヴァ以前の作品だと思っていた
※しかし、映画版を見たときには
オープニングを見て「ああ、エヴァ以降のアニメだなぁ」と
素直に思ってしまった
メカが出てきたからかなぁ(←単純なこと!)
でも、TVアニメ以上に「ワケ分かんね」で終わっちゃいました
登場人物が絵に描いたような少女漫画キャラで
生徒会長(策士)の桐生冬芽が長髪のハンサム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/cee201973417f319ad73fd5ee8bc022b.jpg)
副会長の西園寺莢一が剣道部部長で古風な男尊女卑キャラだが、やはり長髪ハンサム
フェンシング部部長(代行)の有栖川樹璃は、ストイックな『お姉さま』キャラで
見事な縦巻きロール髪が王道少女漫画している
密かな想い人が『どうしようもない相手』というのも良い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/38/7cec89346c2b7797f74e1d360cd468bc.jpg)
桐生冬芽の妹:七実は絵に描いたような『高慢なお嬢様』 しかも強度のブラコン
イジワルさ、悪巧みは清々しい程で、ギャグキャラとしても素晴らしい
西園寺といい、一本気なキャラクターは話が進むに連れてギャグキャラとして
使われる傾向あり・・・か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/17/b214c245b239bd3c0e2a72dea843e6bd.jpg)
回を追うごとに味が出て、当初は『嫌なヤツ』だった敵役に愛着が湧いていくのも
『続き物』の醍醐味ですなぁ
ミッキーも
大学カリキュラムに進む才人設定ながら
中一の「ボウヤ」らしい思い込み一直線な部分や鈍さが重ねて表現されていく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/33/bb58036bcc24f2d55156659abb031802.jpg)
※男の音楽教師に「期待してるよ」と腰に手を回されて嬉しそうに笑う鈍さが
また堪りません・・・
それを見る妹の梢の目が妖しく光り、音楽教師は何者かに階段から
突き落とされるのでした
ああ、梢ちゃんの水着姿がエロすぎる・・・
幾原監督は作画の方に「男を知ってる身体」と「そうじゃない身体」の描き分けまで
指示してたんじゃないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0f/c2388b9a5c22ac3af1bc703a839938ea.jpg)
様々な『対比』が見られるアニメだが
『選ばれし者vs凡人(俗人)』の構図も興味深い
選ばれし者は、その優秀さゆえに完璧であろうとし、自らに欠ける部分を埋めようと苦悩する
それが過去の事であろうと・・・だ
それに比べ
俗人は様々な事を諦め、姑息に生きる術を知っている
したたかで、ふてぶてしい
『選ばれし者』への憧れ抱きながらも、心の底では妬み、憎んでもいる
『七人の侍』の侍×百姓みたいな構図か?
最後の勝者は・・・・?
心の隙を利用し、戦いに向かわせる『世界の果て』という存在
ハイ、もうワケが分かりません
分かる努力をする気もありません
そこに天真爛漫なウテナの居場所は?
決闘の勝者の『花嫁』アンシーとは?
最後までハッキリとは明示されずに終わりました
(明示されてたのかも知れないけど)
昔、漫画の表紙だけ見て
「歴史モノ?」とか「ジャンヌダルクみたいに国家を革命する少女の話?」とか
思ってた私ですから
「内的革命」の話だと思ってからは
『ハートキャッチプリキュア』の心の花がしおれた方々の話・・・に
通じる物を感じて視聴したが
まあ、内的世界も底が見えなかったり実は凄く広かったりするから
これは壮大な話なんだなぁ・・・と、思ったりもしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b1/8914ee330c4df78696bb19b860d909f2.jpg)
女性キャラに『萌え』要素が無いし
そもそも『少女漫画世界のアニメ化』なのだから、
21世紀の萌え文化の中で『エヴァ』のように再生を繰り返す事もなく
作品世界も構築され切った上に、独自な美術・演出が見る者を選ぶ事から
発表当時で完結した印象のある『ウテナ』
地上波での再放送も
「序盤、アンシーが毎回ぶたれる」「インモラルでセクシャルな表現も多い」
「不条理・虚実入り乱れの演出連発」・・・などの理由で不可能だろう
ただ、その潔さも魅力だと思う
よくもまぁ、このようなアニメが平日の夕方6時に放映できたもんだ
テレ東さんの懐深さはハンパやないでぇ
当時、『ウテナ、ドライブ回』では、どれだけのお父さんがお茶の間で
気まずい気分を味わった事だろう
(そして、「オレのウテナ」が・・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e6/16f6b8d2f7bef6342bfe6ea1fb523f34.jpg)
それにしても
何が『ビーパパス』だ!本物のパパの気持ちをどう考えてるんだ!
我が家のちびスケに「プリキュアの後はウテナだな」とかウッカリ考えて、
いまや途方に暮れてる私を どうしてくれるんだ!
「幼稚園の娘がウテナの真似をして・・・」なんてコメントもあったから
雰囲気だけでも楽しく見るのかな?
一見して宝塚風だし、そんな物を幼女は喜ぶのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7e/195bf4f3660a6c9b17ffb33a5243ae1b.jpg)
「ポスト・エヴァ」とも言われたそうな
え?
エヴァンゲリオン以降のアニメだったの?
余りにも少女漫画の正統派キャラが出てたりするので
アニメアニメしたエヴァ以前の作品だと思っていた
※しかし、映画版を見たときには
オープニングを見て「ああ、エヴァ以降のアニメだなぁ」と
素直に思ってしまった
メカが出てきたからかなぁ(←単純なこと!)
でも、TVアニメ以上に「ワケ分かんね」で終わっちゃいました
登場人物が絵に描いたような少女漫画キャラで
生徒会長(策士)の桐生冬芽が長髪のハンサム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ab/b76f9e4e2dc393c8557f45334ba2aa63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/cee201973417f319ad73fd5ee8bc022b.jpg)
副会長の西園寺莢一が剣道部部長で古風な男尊女卑キャラだが、やはり長髪ハンサム
フェンシング部部長(代行)の有栖川樹璃は、ストイックな『お姉さま』キャラで
見事な縦巻きロール髪が王道少女漫画している
密かな想い人が『どうしようもない相手』というのも良い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/38/7cec89346c2b7797f74e1d360cd468bc.jpg)
桐生冬芽の妹:七実は絵に描いたような『高慢なお嬢様』 しかも強度のブラコン
イジワルさ、悪巧みは清々しい程で、ギャグキャラとしても素晴らしい
西園寺といい、一本気なキャラクターは話が進むに連れてギャグキャラとして
使われる傾向あり・・・か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d0/9effb823b3faa980db9ed05df3209eb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/17/b214c245b239bd3c0e2a72dea843e6bd.jpg)
回を追うごとに味が出て、当初は『嫌なヤツ』だった敵役に愛着が湧いていくのも
『続き物』の醍醐味ですなぁ
ミッキーも
大学カリキュラムに進む才人設定ながら
中一の「ボウヤ」らしい思い込み一直線な部分や鈍さが重ねて表現されていく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/33/bb58036bcc24f2d55156659abb031802.jpg)
※男の音楽教師に「期待してるよ」と腰に手を回されて嬉しそうに笑う鈍さが
また堪りません・・・
それを見る妹の梢の目が妖しく光り、音楽教師は何者かに階段から
突き落とされるのでした
ああ、梢ちゃんの水着姿がエロすぎる・・・
幾原監督は作画の方に「男を知ってる身体」と「そうじゃない身体」の描き分けまで
指示してたんじゃないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0f/c2388b9a5c22ac3af1bc703a839938ea.jpg)
様々な『対比』が見られるアニメだが
『選ばれし者vs凡人(俗人)』の構図も興味深い
選ばれし者は、その優秀さゆえに完璧であろうとし、自らに欠ける部分を埋めようと苦悩する
それが過去の事であろうと・・・だ
それに比べ
俗人は様々な事を諦め、姑息に生きる術を知っている
したたかで、ふてぶてしい
『選ばれし者』への憧れ抱きながらも、心の底では妬み、憎んでもいる
『七人の侍』の侍×百姓みたいな構図か?
最後の勝者は・・・・?
心の隙を利用し、戦いに向かわせる『世界の果て』という存在
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/82/808e1202d185c3e49f516ad6c47e9ce9.jpg)
ハイ、もうワケが分かりません
分かる努力をする気もありません
そこに天真爛漫なウテナの居場所は?
決闘の勝者の『花嫁』アンシーとは?
最後までハッキリとは明示されずに終わりました
(明示されてたのかも知れないけど)
昔、漫画の表紙だけ見て
「歴史モノ?」とか「ジャンヌダルクみたいに国家を革命する少女の話?」とか
思ってた私ですから
「内的革命」の話だと思ってからは
『ハートキャッチプリキュア』の心の花がしおれた方々の話・・・に
通じる物を感じて視聴したが
まあ、内的世界も底が見えなかったり実は凄く広かったりするから
これは壮大な話なんだなぁ・・・と、思ったりもしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b1/8914ee330c4df78696bb19b860d909f2.jpg)
女性キャラに『萌え』要素が無いし
そもそも『少女漫画世界のアニメ化』なのだから、
21世紀の萌え文化の中で『エヴァ』のように再生を繰り返す事もなく
作品世界も構築され切った上に、独自な美術・演出が見る者を選ぶ事から
発表当時で完結した印象のある『ウテナ』
地上波での再放送も
「序盤、アンシーが毎回ぶたれる」「インモラルでセクシャルな表現も多い」
「不条理・虚実入り乱れの演出連発」・・・などの理由で不可能だろう
ただ、その潔さも魅力だと思う
よくもまぁ、このようなアニメが平日の夕方6時に放映できたもんだ
テレ東さんの懐深さはハンパやないでぇ
当時、『ウテナ、ドライブ回』では、どれだけのお父さんがお茶の間で
気まずい気分を味わった事だろう
(そして、「オレのウテナ」が・・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e6/16f6b8d2f7bef6342bfe6ea1fb523f34.jpg)
それにしても
何が『ビーパパス』だ!本物のパパの気持ちをどう考えてるんだ!
我が家のちびスケに「プリキュアの後はウテナだな」とかウッカリ考えて、
いまや途方に暮れてる私を どうしてくれるんだ!
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