あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ガイガーカウンターが売れてるらしい①

2011年06月15日 | 生活
まぁ、専門家に言わせりゃ市販で10万円以下の物は
「オモチャに等しい」らしいけど

買う人の気持ちも分かるからヤボは言うまい



しかし
日本でガイガーカウンターが使われまくる日が来るとはなぁ・・・

映画『ゴジラ』では、
放射能怪獣ゴジラ襲来後に科学者がガイガーカウンターを使って
放射能を測定するシーンが たびたび差し込まれ

幼い子供もガイガーカウンターで測定されるシーンあり
私には未だに強烈な印象が残っている

そこに円谷さんの「けっして、このような事があってはならない」という
強烈な主張を感じたのだが



とうとうそれが現実になってしまった

黒澤明監督が晩年に残した映画でも、今回の被災を予感させるシーンが
あったそうだが
そもそも白黒時代の「いきものの記録」に中国の原発実験に怯えた男性が
狂気に襲われる有様が描かれている

ゴジラも白黒映画で、
「ゴジラの襲来に備えて疎開かなぁ」「いやだな、また疎開かよ」なんて
セリフがあったから
まだ戦後の雰囲気が残ってるんだよな

それは原爆や放射能の記憶が生々しく残っている証左でもあるが

今回の原発事故で明らかになった関係者の無自覚ぶりを知るにあたり、
日本人が年月を経て『その記憶』を失っていった事を感じるなぁ

「あってはならない事」が現実になってしまったんだよな

東電関係者、政府関係者は恥を知れ

放射能さえなかったら復興は進んでる
未曾有の人災を引き起こし、国難を呼び、市民の健康を脅かすのみならず

世界の円谷、世界の黒沢の顔に泥を塗った不明を恥じよ

家族カラオケ

2011年06月14日 | 生活
また行った

しかし、好きだな我々も

今回は『マルモのおきて』のエンディング『マルマルモリモリ』



おお!
ちびスケ過去最高の歌唱!

ビデオカメラを持ってくれば良かった

私は相変わらず
民生ちゃんやクロマニヨンズを選曲

今回は『エリオをかまってちゃん』も歌ったが
イマイチ歌を覚えてなくて沈没

まぁ、アニメ見てないしな



ちびスケの希望でプリキュアシリーズも歌ったが

キュアパインのキャラソン『ハート・ディクショナリー』を
「♪キュア♪キュア♪」と歌って、またも連れに
「ムカつく!」と罵倒される

いいのだ
この辺を予習してるからこそ
プリキュアミュージカルDVDを楽しめたのだから

キャラソンといえば
今回は『スプラッシュスター』の悪役ソング『奪還せよ!』を
歌ったが、肝心の語りが入ってなくて残念

あれは悪役が思い思いに語りを入れるからこそ面白い歌なのに…
仕方ないのでドロドロンやシタターレ姉さんの語りを真似して
自己満足

「アレ歌って、コレ歌って」とリクエストしてきた ちびスケも
御満悦

悪役の人の芸達者ぶりを再認識



そして
最新の『ラ♪ラ♪ラ♪スイート・プリキュア』
やはり「ロック畑の人が作った曲だなぁ」と感じた

途中、
ギターソロのバックがモロ『ジャンピンジャック・フラッシュ』
なんだよな

ホント皆好きだよな、このフレーズ
ユニコーンも『オッサン・マーチ』でモロに使ってたしな

ちびスケが「ケロロ歌って」と言うので『アフロ軍曹』を
「ィヤォウ♪」と決め
『ケロッとマーチ』など歌い続けたら

途中で画面にキャラクターたちが現れ、そこに冬樹クンの姿を
見つけてシンミリ・・・

ちびスケには分からないように歌い過ごし
連れにバトンタッチ

連れは、またしても神聖かまってちゃんを歌った。
『ロックンロールは鳴り止まない』

そして、マキシマム・ザ・ホルモンやユニコーンを選曲

1時間半があっという間に過ぎた

いや~ホントに
次回はビデオカメラを持ち込もう

また腰をやった

2011年06月13日 | 生活
昨年末にギックリ腰で痛い目にあったのだが

またやってしまった

今回は以前より軽いし、早めに氷で冷やしたいので生活や
仕事に支障は少ないが、

長時間机仕事やったら固まってしまい、
立って移動しようとしたら、
中腰で『おじいちゃん歩き』する事になってしまうのがキツイ

最近、運動不足だったもんなぁ・・・

そのくせ微妙に油断してたもんなぁ

そもそも『腰を曲げるんじゃなく、膝を曲げる』という屈み方の
基本を忘れてた

だいたい、引き出しの位置とかが低いんだよな
ちびスケが「スプーン取ってよ」って騒ぐから食器棚の引き出しを
中腰であさったら、変な違和感を感じたんだよな

そこで「いかん!」と膝を曲げて負荷を和らげれば良かったんだか

「ああ、来るかな」
「まあ、いいか」
「来たら来たときだ」
「でも来たら嫌だな」
「どうでもいいか」
「来くるなら来やがれ」
「でも痛いの嫌だな」
「まぁイイか」

・・・なんて一人問答をコンマ数秒でやってるうちに
『カクン』ときた

例によって
その場では それだけで済んだのだが

念のため冷やしたので当日は何ともなかったが

翌日の勤務中に来た
机仕事のあと真っ直ぐ立てなくなった

冷えピタ貼って応急処置

今回はカイロには行かずに直そう
冷やして安静にするしか手は無いもんな

でも泳ぎには行きたいな・・・

声優・川上とも子さん逝去

2011年06月10日 | アニメ・特撮
冬樹君の声の人がぁぁ――――――――っっ!!!

所属事務所の発表によると、
かねてから病気療養中だった声優・川上とも子さんが、
9日16時45分に亡くなったという

川上さんは1990年代から声優として活躍
代表作は「少女革命ウテナ」の天上ウテナ役、そして
「ヒカルの碁」の進藤ヒカル役、
「ケロロ軍曹」の日向冬樹役、「遙かなる時空の中で」の
元宮あかね役、「史上最強の弟子ケンイチ」の風林寺美羽役など



2008年から病気療養に入り、一部作品に参加しながら闘病を続けていた。
多くの作品には代役が立てられたが、(冬樹クン役は桑島法子さんが担当)
多くのファンが回復を祈り、復帰を望む声が届けられていたそうな・・・・

いやぁ、凹むなぁ・・・
個人的には桑島声で定着していた冬樹君の声だが
「心優しき少年」のキャラクター作りに貢献したのは、間違いなく川上さん



DVDでレンタルして第1シリーズから観ているのだが、
「冬樹クン回」が良い話なのは間違いないし
そんな冬樹クン回で「叫び」「つぶやき」「語りかける」川上さんの声
なんと沁みる事よ・・・

う~ん
第1シリーズDVDは4巻くらいまでしか借りてないが
こりゃ続きを借りようもんなら泣きながら観る事になりそうだなぁ
「冬樹クン回」の良いシーンなんて見たら滂沱の涙まちがいなしだから
しばらく自粛しよう

ちびスケがもう少し大きくなったら「少女革命ウテナ」も見せたい
※名作の誉れ高い少女漫画原作アニメ
  原作者の「さいとうちほ」さんは元々好きな漫画家だが、
  この頃は漫画離れ・アニメ離れしてた時期なので
  ちびスケの英才教育を名目に観てみたい
  でも、私だけ号泣する結果になるんだろうなぁ・・・



今回の訃報関連で「こんな役も担当されてたのか」と驚いたが
少年から女性主人公の声まで幅広く仕事されてたんだなぁ・・・と
改めて感じ入った

※「ふたりエッチ」の優良さんも声を当ててらしたのな
  こちらも時間が経ったらレンタルして観たいなぁ・・・

ガンを患っての闘病生活は、私など想像もつかないものだったと思います
同業者から寄せられた追悼のコメントからは、
それを表に見せず周囲に優しく振舞う川上さんの人柄が伝わってくる

享年41才
心よりお悔やみ申し上げます

エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド来日!

2011年06月07日 | 洋楽
黒澤楽器店 MARTIN GUITAR Presents 
エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド JAPAN TOUR 2011

UDOさんからメールが来ました
来日決定です!

'07年クロスロード・ギター・フェスで再会。
'08年マディソン・スクエア・ガーデンで奇跡の復活!
伝説のスーパー・バンド「ブラインド・フェイス」の二人が、
今年、ロイヤル・アルバート・ホールに続いて日本で初共演!

来日予定メンバーは、
エリック・クラプトン(Vo, G)、
スティーヴ・ウィンウッド(Vo, G, Key)、
ウィリー・ウィークス(B)、
クリス・ステイントン(Key)、
スティーヴ・ガッド(ds)!

DVDで観た感激が甦るのね・・・
(WOWOWさんでも放送してくれてたような)



クラプトンは何度か観てるけどウィンウッドさんは・・・
しかも、ブラインド・フェイスやトラフィックの曲中心だもんね

生で「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」が聴けるのか・・・

日程は
札幌公演 11/17 
横浜公演 11/19  横浜アリーナ
大阪公演 11/21, 22 日本武道館
福岡公演 11/24 
広島公演 11/26 
金沢公演 11/28 
名古屋公演 11/30
東京公演 12/2, 3, 6, 7 

【料金】S¥12,000 A¥11,000(座席指定/税込)

【主催】TBS/朝日新聞社/J-WAVE/TOKYO FM/InterFM/FMヨコハマ/bayfm
後援】tvk/TBSラジオ

札幌公演は、北海道立総合体育センター 北海きたえーる
横浜公演は、横浜アリーナ
大阪公演は、日本武道館

もうチケットは発売中(UDO会員のみ)
とりあえず、武道館を押さえました

ヴァン・モリソンとともに「生で聴いてないスーパー・ヴォーカリスト」、
ウィンウッドさん
お会い出来るのが楽しみで仕方ありません

ドラムスも有名なスティーヴ・ガッドさんだしね

菅直人首相、早期退陣へ

2011年06月07日 | 生活
退陣時期をめぐって完全に迷走状態ですな

「若手に道を譲る」として
「現在やるべき事に一定の終わりが見えたら」との条件付で
退陣を臭わせ、党内の不信任を躱した総理だったが

「じゃあ、いつよ?」「今年の夏?」と問われてノラリクラリ
本音は「来年までやりたい」てのがバレバレで
「そりゃないだろう!」と鳩山氏ら嘘つき呼ばわれし、終いにゃ
ペテン師扱い

早期退陣に否定的だった側近たちも、
慌てて4日に突然早期退陣を言及
首相も遅くとも今年8月には辞任する意向を固めざるを
得ない状況

それでも、
野党は協力拒否を明言、民主党内の菅降ろしも止まらず、
首相はもっと早い段階で身を引く事になるかも

となると岡田幹事長も一緒に身を引んだろうなぁ 
勿体無いなぁ

後任は誰だ?たいしたタマは居ないだろう

管降ろしに躍起な小沢氏が出るのか?
そもそも機会があっても表に出なかった彼に資格があるのか?



しかし菅総理も
福島原発絡みで東電に足を引っ張られまくりでしたなぁ・・・
「危険な状態には無い」→「やっぱりメルトダウンしてた」
「55分の送水中止があった」→「やっぱり無かった」の
グダグダなブレ問答

震災当初も
映像が届くまで原発搭屋の破損を認めなかったらしいし、
ホンマ東電さんの危機管理能力の無さは底なしやでぇ・・・

家族でカラオケ

2011年06月05日 | 生活
また行きました

私は髪を切るために遅れて参加だったのだが
その間、私が来ないと ちびスケが泣き出すハプニングも
あったようだが
(私が仕事で居ない夜も時々泣いているらしい・・・)

私が途中参加したら「シレッ」とした態度を取るから不思議だ

ツンデレなのか?
ときどき足にしがみついて離れない事もあるが、もう少しデレ
部分を増やして欲しいものだ

・・・で今回の選曲だが

 

連れが神聖かまってちゃんの『ロックンロールは鳴り止まない』や
クロマニヨンズの『グリセリン・クイーン』
私がクロマニヨンズの『オートバイと革ジャンとカレー』
そして、ちびスケとケロロ軍曹の『メンドク星マーチ』、
プリキュアの主題歌とキャラソン・・・

しかしアニソンもTVサイズしか聴いてないと途中の転調とか
分からないんだよな
CD借りなきゃな

まぁ、
プリキュアはアルバムサイズで聴いてるから問題ないけどな(笑)

今回チョイスしたプリキュアソングは
現在放送中のスイートプリキュア主題歌、
5GoGoの『リング・りん・リンク 』
(のぞみとりんの友情キャラソン)
ハートキャッチの『太陽のシンフォニー』
(キュアサンシャインのキャラソン)などなど



ハズレなしのプリキュアソングだが、
バラエティーに富んでるって意味じゃ『5GoGo』は
面白いねぇ

こまち&かれん版『ウイ・アー・ザ・ワールド』みたいな曲あり、
ローズが歌う昭和歌謡あり、
全員で歌う『プリキュア版・一世風靡セピア』みたいな曲もある

そういう意味でも「昭和の匂いのする」アニメだよなぁ

ちびスケも以前は蚊の泣くような声でしか歌ってなかったが、
今回は声が出ていたな
私の絶叫ヴォーカルを肌で感じてくれたのだろう

そんなトコロにも日々の成長を感じる『家族カラオケ』なのでした

英国ロックの深い森⑧

2011年06月04日 | 英国ロック
KHAN(カーン) 

ゴングのメンバーとして、ソロとして数々の作品を
発表してきたギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが
在籍したカーン唯一のアルバム 72年作品

「カンタベリー系」で語られるが、もともと地域性で
語られる同ジャンル
カンタベリー出身で交流あるミュージシャンが作る、
自由でジャズっぽい音楽・・・というのが私の解釈

KHANの『宇宙の船乗り歌=スペース・シャンティ』は、
その中でも「聴きやすくて人気」の作品だそうな



確かに聴きやすい
初めて聴いた時は驚いて拍子抜けしたくらいだ

『歌もの』として1曲1曲が短く まとまってるし、その辺は
「カンタベリー系」らしからぬ取っ付きやすさがある

さらにゲスト参加とはいえ正式メンバー以上の活躍を見せて
いるデイブ・スチュワートのオルガン・プレイ
この人の音色で『カンタベリー』を実感

とにかく「プログレ」らしいソロの応酬とか、劇的な展開、
長々としたインプロビゼーショとかは無し

ヒレッジのギターも後のスペイシーサウンドではなく、
けっこう普通で、曲によっては「マシーンヘッドでのR・
ブラックモアみたいな音色だなぁ」と驚くミディアムテンポの
ソロも披露

ソフトマシーンの1st~2ndに通じるコンパクトな
ポップさは、私にとっては逆に好ましい要素満載の1枚

それでも、
「アンチ・コマーシャル」だと契約を打ち切るトコロは、
さすが古臭いデラムレーベル
(メンバーは妥協して充分『ポップ』に作っただろうに・・・)

それにより英国ロック名物(?)『1枚だけで解散した名バンド』の
仲間入りしたカーン

ジャケットの『メビウス・タッチの宇宙船』イラストも素晴らしく、
実に印象的な1枚
カンタベリー系だけで語るのは勿体無い『英国ロックの名盤』だと
思います

英国ロックの深い森⑦

2011年06月04日 | 英国ロック
スティル・ライフ 1971作

英国ロック隠れた好盤と言われるのが、このアルバム
ヴァーティゴレーベルらしいジャケットも秀逸



メイン楽器はハモンドオルガン
オープニングこそフルートの調べが印象的だが、満を持して
挿入されるハモンドの響きは「待ってました!」と掛け声を
送りたい程

曲自体はオーソドックスな渋目のブリティッシュロック
テンポもミディアムが中心

劇的な展開や華麗なソロなど無いが
オルガンとフルート、オルガンとピアノ、生ギターとピアノの
絡みは味わい深く
英国ロックの好盤として聴き継がれるのも分かる1枚なのでした

そしてこの美しい花びらのジャケットにも一癖あり


 

広げると花びらの下に現れる骸骨という仕掛け(?)には脱帽
「これが人生さ」・・・って事ですか

そういや
「野蛮な原始人と言われたネアンデルタール人だが、
その埋葬化石には、色とりどりの花が飾られた物があった」
なんて調査結果を残した人類科学者がおられましたな

※ネアンデルタール人にして、花を愛で、同胞の死を悼む心を
  持っていた・・・なんてロマン溢れる説は、現在では
  その妥当性を疑問視する声もあるようですがね

そんな事を思い出させて、色々と考えさせてくれるアルバム・
ジャケット

これもまた、70年代英国ロックの醍醐味と言えるでしょうなぁ

英国ロックの深い森⑥

2011年06月02日 | 英国ロック
クォーターマス

これまた同バンドが発表した唯一のアルバム 1970作
ヒプノシスによる「ビルの狭間を飛行するプテラノドンの
ジャケットが これまた印象的

内容はハモンドオルガンが鳴り響くプログレ風味のハードロック
キーボードを擁したトリオ編成だが、時にフォーキーな香りを
感じさせるELPと違い、スローな曲でもアグレッシヴに歌う
ヴォーカルが印象的だ

メンバーは
ジョン・グスタフソン(vo,b)、ミック・アンダーウッド(ds)、
そしてピート・ロビンソン(key)



とにかく勢いがある
オープニングの『エントロピー』はクラシカルな響きある導入的な
小品だが、それさえも「これから何かが始まる強烈な予兆」を感じる

そして「ブラック・シープ・オブ・ファミリー」
かのリッチー・ブラックモアがレインボーの1stで採り上げた
ことで有名な曲だが(同郷のよしみって話もあったが あちらは
「黒い羊」と邦題ついてましたな)

いやぁ、勢いでは本家に軍配が上がりますな
歌の勢いでもロニージェイムズ・ディオさんに負けていない

曲調は、プログレっぽいアプローチから、他にもブルースやジャズも
取り入れて、何でもありなんだが、一本筋
が通っているからバンドイメージは統一されている

甲高くパワフルなヴォーカルが全編を貫いてるからだろな

オーケストラなんかも使用してるが、これは隠し味程度
「他のバンドにはない物を作ろう!」という意気込みも伝わるが、
それはむしろ全編を包む音の瑞々しさと勢いに感じます

メンバーの演奏力は相当に高い物を感じるし、短命で終わったのが
勿体無いバンドですなぁ



分裂後は色々なバンドに移った各メンバーだが
ドラムのミック・アンダーウッドはフリー解散後にポール・ロジャースが
結成した『ピース』に参加したが、アルバム発表前に解散してしまった
※アンダーウッドさんは「よっしゃ、ポール・ロジャースと組めたぜ!」と
  喜んだでしょうが、束の間でしたなぁ・・・

21世紀になって発売されたフリーのBOXセットには、『ピース』の
演奏も発掘されてたが
『ライク・ア・ウォーター』のリズムをキッチリ刻むアンダーウッドの
ドラムが新鮮だった
※後ノリのサイモン・カークと全然違うドラミング・・・
 「やっぱドラムは人が叩くもんだよな、個々に違うもんなぁ」と
  不思議な感慨を覚えたもんです
  リズムの刻みだけで「いかにもアンダーウッド!」と思わせるプレイも
  個性的で凄いですなぁ

☆☆☆☆☆

英国ロックの深い森⑤

2011年06月01日 | 英国ロック
タイタス・グローン
70年発表のデビュー作にして、このバンド唯一のアルバム
特長的なのは、ジャズ・ロックにしては珍しくフルートや
オーボエをフィーチャーしている点



長尺のソロなどなく、まとまりある楽曲が続く作風が他のバンドと通じるトコロ

しかし一曲目はブルース・ロック風
コロシアムに通じるルーツあり・・・か
(コロシアムほどダイナミックじゃないけど)

ブルージーなギター、そしてフルート、サックス、オーボエを
駆使し、おおらかで疾走感ある曲もあり
リズム隊も上手いって事ですな
(ファズが効いたベースが堪りません・・・)

おどろおどろしいジャケットに反し、けっこう曲はポップで
ユーモラス
※印象的で面白いアートだが、バンドが損してる部分もある
 なぁ・・・ 雰囲気を限定されるって意味で

オーボエ・ロックなどという稀有な作風は一聴の価値あり・・・だ
☆☆☆☆