じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

今年も色々頂いた由仁町「牛小屋のアイス」。

2023-12-31 | 日記
札幌から少し東。由仁町にあるアイス屋さん「牛小屋のアイス」。
その人気はもはや全国区。

某芸人さんの取材を受けてメディアに出た直後のような、絶望的な行列は流石に最近はありませんが、それでも休日に行くと、しばらくは並ばないとありつけません。

「しろくまくん」と「カスターカフェ」にソフトクリーム。

しろくまくんは、南国の某アイスをリスペクトしたお味。



いちご系に弱いもんで、三種類あったら全部行くんですが、毎回「オーダーが可愛い」とスタッフさんに冷やかされます。

昔、ソフトクリームに、お店自家製のキャラメルポップコーンを載せた「太陽ボウル」と言うメニューがあったのですが、今は残念ながら無くてですね。

でも、キャラメルポップコーン自体は売ってるのでそれを頼んで…

自分で再現。お行儀悪くてすみません。でもこれ、とっても素敵なお味。

「ジャマイカン」に、某芸人さんとレシピを作ったと言う「栄光の可能性」、そして「いちご大福」。

オリジナルの巾着も購入。モバイルバッテリーとか入れるのにちょうど良いのですが、元は繰り返し使える「マイボウル」用です。

会員が使用できるスペース「牛小屋倶楽部」で、いつもゆっくり頂いてます。




「いちご大福」、「イチゴの気持ち」、「チョコバナナ」。





「ピスタチオ」とソフトクリーム。この組み合わせが実はお気に入り。

今は冬季休業中。

来年もきっと、変わらず美味しいアイスと最高の笑顔でもてなしてくださる事でしょう。

今年も、ご馳走様でした。



今年一番通い詰めたであろう三笠市「パパジ&ママジ」。

2023-12-31 | 洋食
三笠市の果て。岩見沢との境界線。
周りには畑や、数軒の民家。そんなエリアに突如現れる看板。

洋食屋さんの「パパジ&ママジ」は、今年足繁く通ったお店の一つ。

昨年、初めて訪れたのですが…

今年来たら、なんか看板増えてました。

デミグラス的な風味も感じるカツカレーは、まさに洋食の味。


生姜焼き。ご飯が強烈にすすむ味わい。ちなみにこちらのお店、セットのサラダも新鮮で、これまたいかにも洋食屋さんのサラダ。ポテサラも手が込んでる味です。

味噌汁がマグカップに入ってるのも素敵。


 
ついに食べる機会が。サーロインステーキ。


そのまま箸で食べられるように、既にカットされてるのが嬉しい。焼き具合もバッチリ。和風なソースに付けていただきます。

あとは本当に。

こんなお食事を頂きつつ、お酒が飲めれば最高なんですけどね。



岩見沢市の郊外に突如現る町中華「十三里(とみさと)」。

2023-12-31 | 中華
前を車で通りかかるたびに、気になってたんです。

この壁の色ですからね。

場所は岩見沢市の郊外。と言うか、市民スキー場の真ん前。後ろには、シーズンオフの施設が静かに佇んでました。

他に建物はコンビニや民家が数軒。静かなエリアです。

そもそも、何のお店かと思ってたら。

中華。いわゆる「町中華」ですね。よく見ると「旭川ラーメン」の文字。

どうやらチャーハンが有名らしいので…

チャーシュー麺と半チャーハンを。

確かに旭川ラーメン的な味わいのチャーシュー麺。

旭川ラーメンは豚骨ベースのスープに、海鮮系のスープを加えた醤油ラーメンが基本ですが…

むしろ「町中華」の味わいですね。飾らない味。

チャーハンは具沢山。かなり具の割合が高くて、食べ応えあります。グリーンピース的に枝豆が入ってるのが良いですね。ガツガツ食べたいチャーハン。

で、多分コレも名物なのかなと思い…

カツカレーをオーダー。

このざっくりした感じが良いですね。見てると、作り方も若干「ざっくり」してる部分もあるのですが(笑)、これも紛う事なき町中華のカレー。

サラダはソーセージがVサインしてました。マヨネーズがどっかり。素晴らしい。

交通量の多い道路沿いなので、運送関係のドライバーがお腹を満たすにはこの上ないでしょうし、スキー場の真ん前ですから、ロッジの食堂的な使われ方もされてるのかなと。

スキーで冷えた身体に、このラーメンはたまらんでしょうね。

そして、地元の常連さんと思しき方もお客さんに。郊外とは言え、その辺りは「町中華」なことに間違いはないようです。





最近の「聡咲」〜2023・師走〜

2023-12-28 | 居酒屋・和食
しばらく前までは猛暑に喘いでいたのですが、すっかり師走。早いですね。

先日は、とある道外のお客様と共に伺いまして。
右上から時計回りに、マグロ(中トロ)、マグロの脳天、鯨ベーコン、カンパチ、帆立の炙り、イカ、炙りのタチ、サーモン、タコ。

タチを炙ると、これがまた香ばしくて。イカは今では貴重品ですしね。

生ラムのローストも。クリスマス感ありますね。
メニューの絵を見ると、サフォークで、もしかすると、ホゲットと言うこれまた貴重な羊かも。

この他にも、北海道の味覚を色々楽しんで頂き、最後はマスターがギターで奏でる「戦メリ」など、数曲のミニライブまで楽しんで頂きまして。

その時、お隣のテーブルには外国人の方まで居ました。飛び交う英語。

お店に行ったら道外のお客さんばかりで方言が飛び交い、まるで自分が道外にいるような気分になる時も多いのですが、ついに国際的になってきましたね。

そんな、インターナショナルな札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。

いよいよビヨンセが来る日も近いですね。

少し季節は遡りまして。

夏の終わり辺りから頂いたお料理をご紹介。

以下の4品は、当日に空席がある場合に、当日予約でお願いできるお任せコース。
椎茸肉詰めですね。椎茸の食べ方としては一番すきですね。

鮭のハラス。口にすればホロリと崩れてトロリと蕩ける。皮も旨みたっぷり。

キノコのアヒージョ。気分はスペインバル。


締めはビーフン的な細めのパスタ。

これにさらにいくつかおつまみが付いてますので、お得感あります。

とある日に伺った際に、ご相伴に預かったのが…


マスターのお知り合いの方が手がける、高級なコンビーフ。コレは本当に頂いたことの無い味わいでした。

串カツに…

ロールキャベツや…

ピザトーストなど、定番メニューも健在です。

お馴染みのタコさんも元気です。

トマトサラダ。「ちゃんと」トマトの皮も湯剥きされてる辺りが、流石の聡咲クオリティ。

チキンカツレツ。これはもう、完全に洋食屋さんの味わい。

バジルソーセージはとあるメーカーの間違いないお味。

別な日にピザトーストをお願いしたら…
エビフライまで載ってましたよ。

以前は、元日から営業していた聡咲ですが、今はビルの管理上の都合もあるとかで、マスターに新年のご挨拶が出来るのはしばらく後になりそう。

今年も素敵なお料理の数々を、ありがとうございました。



エスコンフィールド北海道で色々食べてみる。

2023-11-14 | 美味しいイベント
ちょうど、開いていた屋根がじわじわ閉まってまして。







おおっ。本当に閉まった。

なんて、思いつつ。

パッケージに当然のようにファイターズのマーク。

開ければニセコの美味しいカツサンド。ヒレカツですね。しっとりしてます。

土日祝日は当面、開店してると言う「七つ星横丁」に行くと…
某タイヤメーカーの権威あるガイドブックにも載ったという、たこ焼きが。

…めっちゃ熱くてですね(笑)。

慌ててビールを流し込む。

でも、確かに出汁の風味などは、他のたこ焼きとは一味違うような。

イタリアンもあるんですよ。

トマトソースのパスタ。

スタジアムで食べられるだけで充分、嬉しい。

フードホールでは、肉肉しいシーザーサラダや…

スープカレーを。

地元FM局とコラボした、炙りすき焼き丼も。コレが絶品。

フードホールにはFMスタジオがあって、平日にそこから生放送してるんですよね。

それを観覧するのが一番の目的で、数回、エスコンに行きましたが、食べ物も充実してますね。

…◯いけど(笑)。





安心してください、食べてましたよ。「ASSE」の「ペスケ」。

2023-11-04 | イタリアン・フレンチ
少し前の話になりますが…ちゃんと今年も食べてました。札幌創成川イーストエリアにあるピッツェリア「ASSE」さんの「ペスケ」。

今、「ASSE」さんでは、まずアテの盛り合わせが出るシステム。

酒呑みのツボを押さえてる感じが素晴らしい。

名物のウニとリコッタチーズも。

これにはやはり…

秋田の地酒。

パリパリチーズ、なんてメニューもありました。フライパンでカリカリパリパリに焼き上げて、熱々で供されます。

そして「ペスケ」です。
桃とゴルゴンゾーラのピッツァ。何度も申し上げておりますが、デザート的なピッツァではありません。

桃の酸味、甘味、ゴルゴンゾーラの塩気。このバランスが絶妙で、お酒にもピッタリ。「おつまみ」として頂けるピッツァです。

ギリギリ、駆け込んで食べられたんですよね。

もうすぐ、今度はリンゴのピッツァの季節。特別なリンゴで、今年も作ってくださるようです。

こちらも楽しみです。





「まるき」で新蕎麦を。

2023-11-04 | ラーメン・蕎麦・うどん
新蕎麦の季節になると、食べるまで何だかソワソワしてしまいます。

そんな訳で、札幌狸小路沿いの「まるき」へ。

まずは、お惣菜の盛り合わせで一杯。

切り干し大根、おから、蕎麦がきの磯辺揚げに鶏天と、冷奴。

これだけで、ずっと呑める。

舞茸の天ぷらも。秋の味です。

お待ちかねの蕎麦。

つゆには浸さず、蕎麦だけで食べると、やはり香りがグッと力強い。

鮮烈な香りが鼻に抜けて行きました。

新蕎麦を食べると、冬を迎える儀式が終わった様な気分です。

名物の炊き込みご飯も食べたかったのですが、売り切れだったのがちょっと残念。



最近の「聡咲」〜2023・酷暑〜

2023-09-26 | 居酒屋・和食


「ライラック通りのお店だったら、この暑さだと厨房のマスターはもちろん、客も暑さにヤラれてましたねー。」

「いや、でも最後の1ヶ月だけクーラー付いてたんだよ、前の店。」

「…え。全然覚えてないです。マジっすか。」

「それがさー…(以下割愛)」

そんな会話を、クーラーの利いた今のお店で呑気にしてしまうほど、今年の北海道は異常な暑さでした。

実際、前のお店ではとても過ごせなかったでしょうね。流石に。

とは言え。

九月も終わりが近づくと、ようやく秋らしい気温になりホッとしております。

そんな訳で、今では猛暑だろうとすっかり快適さが増した、札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。そのことに感謝しつつ、頂いたお料理の数々をご紹介。


牛肉のミラノ風カツレツ。

急に食べたくなりまして。あの「アスパラのビスマルク風」以来となる、リクエスト料理。

粉チーズが混ざったパン粉でカリッと揚げ焼き。そこへレモンをギュッと絞って。肉の旨みをコレでもかと感じます。

ポテサラ。

洋食屋さんで出てきそうな、かなりのポテンシャル。ゴロッとした具材をさっくりと混ぜてます。お酒のアテとして作られた、大人味。

時知らずのハラス。

ギリギリ食べられましたね。最近では海の様子も変わったらしく、いよいよ貴重品。

コロッケ。

もう、なんて事ないのがこの上ない。そう言うコロッケ。ちなみにこの日のお通し。

カツサンド。

久しぶりでした。相変わらずの食べ応え。未体験の方は是非ともオーダーしてみて頂きたい。


フランス料理で「クネル」ってあるじゃないですか。グラタンのような、はんぺんのような。恐らく、それ。

上品な味わいでしたよ。

カレーも久しぶり。キーマタイプのカレーですが、よーく見ると、聡咲マニアにはたまらない「スケキヨスタイル」。

冷やしトマトもひと手間、ふた手間。皮が剥かれているので、食感が違います。

皿で食べるすき焼き。

割下のいい香り。最後は卵ごとご飯にかけて頂きました。

 
夏野菜の煮浸し。

もしかすると…「夏野菜」と言うキーワードに、妙に反応するカテゴリーのお客さんが多かったんですかね、この頃。

鯖味噌。

コレまた久しぶり。聡咲のサバ味噌は、サラリとした味付けが特徴です。

北海シマエビ。

これもギリギリ食べられました。道東で獲れる、ご馳走。濃厚な味わいはビールにピッタリなんです。

生春巻き。

野菜もたっぷりなのがありがたい。昔から何故か、生春巻きがメニューにあるとお願いしてしまいます。


再び、ポテサラ。

サラダ菜が良いですよね。レタスではなく、あくまでサラダ菜ってのが、正統な洋食屋さんスタイル。

…の様な気がします。



豚の生姜焼き。

聡咲に通い始めた頃からマスターは、「生姜焼きの正解が分からない」とボヤいておりました。なので、お願いするたびに、スタイルも変わる。今回は厚切り肉で。


ちょいちょい、映っていた「フィギュア」。今もカウンターにありますが、これはとあるローカル局で水曜深夜に放送されている、とある番組の最新作とも縁深いそうで。

この再現度の高さに、僕も感服しまして。色合いとか、文字のフォントや配置、光の加減。半端ないです。

このミニ行燈の経緯など、詳しくはマスターまで。

でも。

マスターは昔から、「あの番組」自体にはあまり興味がありませんので、その辺りはお忘れなく(笑)。



江別市のフレンチ「シェ・キノ」で米寿のお祝いを。

2023-06-18 | イタリアン・フレンチ
しばらく前ですが。

父の米寿のお祝いをしなきゃなぁ、と思っていたわけですが、本州の家族を呼ぶにはやはり諸々心配だと。

孫はもちろん、曾孫もいるわけですが、このご時世にして結構凄い数なんですよ。

本当なら一堂に介してお祝いできれば一番なのですが、父の意向もあり、大袈裟な事は今回は見送ろうと。

ただ、何もしないのはどうもなぁ、と。

なので、そう言いつつもサプライズを仕掛けてみましてね。

もう、誕生日とは全く関係ないタイミングでしたが(笑)、あらかじめ江別市にあるフレンチを予約。父には予定だけ空けておくように言っておいて、当日、唐突にお店へ連れて行きました。

住宅街に突然ポツンと現れる「シェ・キノ」は、おそらくお店ができてから15年以上は経つのでは。

地元に愛される、気楽なフレンチ。

実際、何回か訪れてますが、お子さん連れのお客さんも幾度か見かけました。

でも、当然お料理は本格派。地元の食材も使われています。
前菜は海鮮のパートフィロ包み。パリパリの薄いパイ生地の中から、様々な海鮮が。ソースは濃厚なアメリケーヌソース。

フォアグラのソテーに、ジャガイモが添えられています。

実は父はフォアグラ好きでして。もちろん、そんなしょっちゅう食べる訳では無いですが(笑)、ハレの日に家族でフレンチやイタリアンに行くと、好んでフォアグラを食べていたので、今回、お店に相談して用意して頂きました。

合間にはカボチャのポタージュ。優しい甘みでした。

白身魚のムニエルは皮はパリパリ、身がしっとり。

お口直しのシャーベットからの…

牛ヒレ肉のステーキ。名物の地元産野菜のキッシュも添えられてます。

最後のデザート。これまたお店からのお心遣いが。

このフレンチのフルコースを、米寿にして食べ切る父も正直凄いなと。

これだけ食べられるなら、まだまだ元気だなとしみじみ思う夜でした。



夜の部は別の顔(?)札幌創成川イースト「天坊」。

2023-05-22 | 中華
某サイトでは「◯名店」にも選ばれた、札幌創成川イーストエリアの町中華「天坊」さん。

その選出については、もう、全くもって異論はありません。

ただ…知り合いの方から耳にする昼のご主人と、自分がいつも目の当たりにしてる夜のご主人では(以下自主規制)

自分は夜の部しか伺ったことは無いのですが、夜も「名店」なのは間違い無いです。

ここ最近も、色々と頂いておりました。

試作…と言うか、その場で思いついた感じのラーメンを突然出して下さいました。

「サンマーメン」ってあるじゃ無いですか。神奈川辺りのご当地ラーメンで。

アレに近い感じ。でも、全体的にトロミが付いてて、そのトロミもスープと餡掛けとの中間くらい。

だからスルスルと入ってくるし、その旨みを纏った麺が素敵。不思議な食感でした。具材として野菜と豚肉もたっぷり。いつしか、新メニューとして登場してくれるのを期待してます。

味噌焼き肉。定食メニューのおかずのみをお願いしました。味噌ラーメンのタレで焼き上げているとの事。

お酒のアテにはもちろん良いのですが、やはりご飯が欲しくなります。そう言う作り方をなさってるから、当然ですが。
(^◇^;)


天津丼のアタマ。これも、天津丼のご飯の上だけをお願いしたら、快く出してくださいました。

つまりはカニ玉的な感じですね。「天坊」の甘酢餡は、ことさらにいい塩梅。

味噌ラーメン。最近は、気づくと他のお料理を頼み過ぎてお腹いっぱいで、ここまで辿り着けないんです(笑)。この日は久しぶりに、締めとして頂くことが出来ました。

生姜好きな自分のために、多めに入れてくださいました。昔ながらの味噌ラーメンです。

エビチリ。確か給料日に頼んだ記憶が(笑)。メニューの中でも、価格がトップランカーですが、それにも納得。

エビ玉。カニ玉を海老で作るとこうなります。これも給料日メニューですね(笑)。他には無い味わいです。


チャーシュー。軽く中華鍋で炒めてから出されます。なので、脂身のとろけ具合も素敵。

広東麺。これにライスを付けるのが、理想の締めですね。

レバニラ。お裾分け的に小皿で出して下さいました。そのレバーの食感は絶妙。ステーキで言うならミディアム。火の通し具合の違いでしょうか。臭みも無い。

実は自分はレバニラ自体、全く苦手では無いですがオーダーする事は少ないんですね。肉を食べるなら…と、ついつい、酢豚や青椒肉絲とかに行ってしまう(笑)。

他のお店のレバニラでは、食感とか風味がイマイチだなと感じる事が多いのですが…

それとは全くもって一線を画すレバニラです。下拵えの丁寧さなどは、やはり味に出ます。

唐揚げ。
いつも頼むもんですから、もう一枚、別の日の唐揚げを(笑)。

半分は甘酢餡をかけて。最初にオーダーするのは、コレか先程のチャーシューのどちらかが多いです。

衣のサクサクさと、肉汁が本当に溢れる身の味わい。中華鍋で揚げるからこの仕上がり、って事もあるのかも。

醤油ラーメン。東京の「中華そば」の様なあっさりしたスープではなく、こってりした味わいです。そして、これも昔どこかで食べた様な懐かしさが。

餃子の鉄板で焼いたホッケ。

急に「ホッケ、焼きますか?」とご主人に聞かれ(笑)、思わず「はい!」と答えたら、ホッケを普段焼き餃子を焼く、あの長方形型の焼き台へ。

確かに、蒸し焼きにしつつも皮目はしっかり焼き上げる事ができる。ホッケを焼くには実はこの上ないのかも。

出していただいたホッケは、期待通りしっとりした身。口にするとホロホロに。

ちなみに、ホッケを焼いた後はしっかり鉄板を洗うので、餃子がホッケ風味になる事は無いそうですので(笑)ご安心を。

回鍋肉。シャキッとしたキャベツの、瑞々しい食感と甘さ。油通しの絶妙さなんでしょうね。やはり、家庭でこの味を出すのは難しい。プロの技の結晶のような逸品。

試作バージョンのワンタン麺。

ワンタン麺はメニューには無いのですが、試作品があるから食べてみないかとご主人が。

とある「要素」について、ご主人も改良が必要だとお話をなさってましたが、確かに東京などで頂くそれとは若干の「違い」が。

ベースのラーメン自体が素敵な味わいですから、このプロトタイプからどう研ぎ澄ましていくかと言う事になる訳ですが…いつかメニューに載って欲しいですね。

餃子。焼き目が綺麗。皮は薄めで、その餡は野菜が多め。

餃子単体なら、厚めでもっちりした皮も良いのですが、特に酒のアテとなるとこの軽めの食べやすさが有難い。もちろん、ラーメンやチャーハンと共に頂いても、最強にして最高の「脇役」に徹する奥ゆかしさを感じます。


油そば。

コレも隠れた逸品。麺類となると、どうしてもラーメンに目が行きがちですが、この油そばはかなりのポテンシャル。

実際、この油そばにハマってこれしか食べない方も居るとか居ないとか。

一度はお試し頂きたい。


味噌焼肉定食。

味噌ラーメンのタレで焼き上げた豚肉。やはりご飯と共に食べたくなり(笑)。マヨネーズも付いてますしね。ご飯泥棒の筆頭です。

麻婆茄子。

他のお店では、茄子がクタッとしてる事が多いのですが、こちらのお店の麻婆茄子は、茄子がシャキッとしてて瑞々しい。

噛むとまるで茹でたてのアスパラの如く、水分が溢れます。

この味わいに目から鱗、でした。

青椒肉絲。

これは定食サイズなので、単品のものより少なめ。

定食のおかずのみ、と言うオーダーがお願いできるのは、酒呑みには本当に有難いです。


行者ニンニクたっぷりラーメン。

ある日、とある常連のお客様が、採ってきたばかりの行者ニンニクと共にご来店なさり、ご主人に渡してまして。

じゃあ、コレで締めのラーメン作りますか、とご主人が。

サッと炒めた行者ニンニクに、豚肉や半熟の卵も。スタミナの塊のようなラーメンに。

この時、ちょうど体調がイマイチだったんです。一気に元気になりました。



そんな訳で、また気付くとこの文字を眺めつつ引き戸を開け、いつものカウンターに座っている事でしょう…

気付くと来てしまってるのが、町中華ですよね。