じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

岩見沢市の郊外に突如現る町中華「十三里(とみさと)」。

2023-12-31 | 中華
前を車で通りかかるたびに、気になってたんです。

この壁の色ですからね。

場所は岩見沢市の郊外。と言うか、市民スキー場の真ん前。後ろには、シーズンオフの施設が静かに佇んでました。

他に建物はコンビニや民家が数軒。静かなエリアです。

そもそも、何のお店かと思ってたら。

中華。いわゆる「町中華」ですね。よく見ると「旭川ラーメン」の文字。

どうやらチャーハンが有名らしいので…

チャーシュー麺と半チャーハンを。

確かに旭川ラーメン的な味わいのチャーシュー麺。

旭川ラーメンは豚骨ベースのスープに、海鮮系のスープを加えた醤油ラーメンが基本ですが…

むしろ「町中華」の味わいですね。飾らない味。

チャーハンは具沢山。かなり具の割合が高くて、食べ応えあります。グリーンピース的に枝豆が入ってるのが良いですね。ガツガツ食べたいチャーハン。

で、多分コレも名物なのかなと思い…

カツカレーをオーダー。

このざっくりした感じが良いですね。見てると、作り方も若干「ざっくり」してる部分もあるのですが(笑)、これも紛う事なき町中華のカレー。

サラダはソーセージがVサインしてました。マヨネーズがどっかり。素晴らしい。

交通量の多い道路沿いなので、運送関係のドライバーがお腹を満たすにはこの上ないでしょうし、スキー場の真ん前ですから、ロッジの食堂的な使われ方もされてるのかなと。

スキーで冷えた身体に、このラーメンはたまらんでしょうね。

そして、地元の常連さんと思しき方もお客さんに。郊外とは言え、その辺りは「町中華」なことに間違いはないようです。




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夜の部は別の顔(?)札幌創成川イースト「天坊」。

2023-05-22 | 中華
某サイトでは「◯名店」にも選ばれた、札幌創成川イーストエリアの町中華「天坊」さん。

その選出については、もう、全くもって異論はありません。

ただ…知り合いの方から耳にする昼のご主人と、自分がいつも目の当たりにしてる夜のご主人では(以下自主規制)

自分は夜の部しか伺ったことは無いのですが、夜も「名店」なのは間違い無いです。

ここ最近も、色々と頂いておりました。

試作…と言うか、その場で思いついた感じのラーメンを突然出して下さいました。

「サンマーメン」ってあるじゃ無いですか。神奈川辺りのご当地ラーメンで。

アレに近い感じ。でも、全体的にトロミが付いてて、そのトロミもスープと餡掛けとの中間くらい。

だからスルスルと入ってくるし、その旨みを纏った麺が素敵。不思議な食感でした。具材として野菜と豚肉もたっぷり。いつしか、新メニューとして登場してくれるのを期待してます。

味噌焼き肉。定食メニューのおかずのみをお願いしました。味噌ラーメンのタレで焼き上げているとの事。

お酒のアテにはもちろん良いのですが、やはりご飯が欲しくなります。そう言う作り方をなさってるから、当然ですが。
(^◇^;)


天津丼のアタマ。これも、天津丼のご飯の上だけをお願いしたら、快く出してくださいました。

つまりはカニ玉的な感じですね。「天坊」の甘酢餡は、ことさらにいい塩梅。

味噌ラーメン。最近は、気づくと他のお料理を頼み過ぎてお腹いっぱいで、ここまで辿り着けないんです(笑)。この日は久しぶりに、締めとして頂くことが出来ました。

生姜好きな自分のために、多めに入れてくださいました。昔ながらの味噌ラーメンです。

エビチリ。確か給料日に頼んだ記憶が(笑)。メニューの中でも、価格がトップランカーですが、それにも納得。

エビ玉。カニ玉を海老で作るとこうなります。これも給料日メニューですね(笑)。他には無い味わいです。


チャーシュー。軽く中華鍋で炒めてから出されます。なので、脂身のとろけ具合も素敵。

広東麺。これにライスを付けるのが、理想の締めですね。

レバニラ。お裾分け的に小皿で出して下さいました。そのレバーの食感は絶妙。ステーキで言うならミディアム。火の通し具合の違いでしょうか。臭みも無い。

実は自分はレバニラ自体、全く苦手では無いですがオーダーする事は少ないんですね。肉を食べるなら…と、ついつい、酢豚や青椒肉絲とかに行ってしまう(笑)。

他のお店のレバニラでは、食感とか風味がイマイチだなと感じる事が多いのですが…

それとは全くもって一線を画すレバニラです。下拵えの丁寧さなどは、やはり味に出ます。

唐揚げ。
いつも頼むもんですから、もう一枚、別の日の唐揚げを(笑)。

半分は甘酢餡をかけて。最初にオーダーするのは、コレか先程のチャーシューのどちらかが多いです。

衣のサクサクさと、肉汁が本当に溢れる身の味わい。中華鍋で揚げるからこの仕上がり、って事もあるのかも。

醤油ラーメン。東京の「中華そば」の様なあっさりしたスープではなく、こってりした味わいです。そして、これも昔どこかで食べた様な懐かしさが。

餃子の鉄板で焼いたホッケ。

急に「ホッケ、焼きますか?」とご主人に聞かれ(笑)、思わず「はい!」と答えたら、ホッケを普段焼き餃子を焼く、あの長方形型の焼き台へ。

確かに、蒸し焼きにしつつも皮目はしっかり焼き上げる事ができる。ホッケを焼くには実はこの上ないのかも。

出していただいたホッケは、期待通りしっとりした身。口にするとホロホロに。

ちなみに、ホッケを焼いた後はしっかり鉄板を洗うので、餃子がホッケ風味になる事は無いそうですので(笑)ご安心を。

回鍋肉。シャキッとしたキャベツの、瑞々しい食感と甘さ。油通しの絶妙さなんでしょうね。やはり、家庭でこの味を出すのは難しい。プロの技の結晶のような逸品。

試作バージョンのワンタン麺。

ワンタン麺はメニューには無いのですが、試作品があるから食べてみないかとご主人が。

とある「要素」について、ご主人も改良が必要だとお話をなさってましたが、確かに東京などで頂くそれとは若干の「違い」が。

ベースのラーメン自体が素敵な味わいですから、このプロトタイプからどう研ぎ澄ましていくかと言う事になる訳ですが…いつかメニューに載って欲しいですね。

餃子。焼き目が綺麗。皮は薄めで、その餡は野菜が多め。

餃子単体なら、厚めでもっちりした皮も良いのですが、特に酒のアテとなるとこの軽めの食べやすさが有難い。もちろん、ラーメンやチャーハンと共に頂いても、最強にして最高の「脇役」に徹する奥ゆかしさを感じます。


油そば。

コレも隠れた逸品。麺類となると、どうしてもラーメンに目が行きがちですが、この油そばはかなりのポテンシャル。

実際、この油そばにハマってこれしか食べない方も居るとか居ないとか。

一度はお試し頂きたい。


味噌焼肉定食。

味噌ラーメンのタレで焼き上げた豚肉。やはりご飯と共に食べたくなり(笑)。マヨネーズも付いてますしね。ご飯泥棒の筆頭です。

麻婆茄子。

他のお店では、茄子がクタッとしてる事が多いのですが、こちらのお店の麻婆茄子は、茄子がシャキッとしてて瑞々しい。

噛むとまるで茹でたてのアスパラの如く、水分が溢れます。

この味わいに目から鱗、でした。

青椒肉絲。

これは定食サイズなので、単品のものより少なめ。

定食のおかずのみ、と言うオーダーがお願いできるのは、酒呑みには本当に有難いです。


行者ニンニクたっぷりラーメン。

ある日、とある常連のお客様が、採ってきたばかりの行者ニンニクと共にご来店なさり、ご主人に渡してまして。

じゃあ、コレで締めのラーメン作りますか、とご主人が。

サッと炒めた行者ニンニクに、豚肉や半熟の卵も。スタミナの塊のようなラーメンに。

この時、ちょうど体調がイマイチだったんです。一気に元気になりました。



そんな訳で、また気付くとこの文字を眺めつつ引き戸を開け、いつものカウンターに座っている事でしょう…

気付くと来てしまってるのが、町中華ですよね。
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お久しぶりの「順香」の麻婆豆腐。

2022-12-23 | 中華
平日のお昼時。

広めの客席が、しっかり埋まってました。多少、待ちましたもの。流石の人気。

札幌の観光名所、時計台…の北にあるビルの地下。

中華料理のお店「順香」に来るのは
、久しぶり。

この盛りのいい麻婆豆腐。ランチ限定なのが残念。お酒が欲しくなります。

ご飯は大盛りでちょうどいいくらい。確実にご飯が進みます。

辛さもほどよく、山椒の痺れも控えめ。甘さと旨味もちょうど良い。

平日の昼間にヒリヒリする様な辛さの麻婆豆腐なんて食べたら、午後に色々響きますから(笑)。

食べたら、「さあ、午後も頑張ろう」と思える様な、そんな麻婆豆腐です。


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本当にもう秋も終盤ですが過ぎ去りし夏を思い出しつつ札幌「香州」の冷やし中華に想いを馳せる。

2022-10-11 | 中華
本当に夏なんかとっくに終わってますが(笑)。

夏の風物詩を、今年も食べた事を刻みたいもので。

そんな訳で、札幌中心部の「香州」です。

この冷やし中華も、食べずに夏は終われない。

そう思えるメニュー。

とにかく例年、具沢山。

パインが入ってましてね。賛否両論ですが、僕は好きです。

豚の唐揚げですとか…

青菜炒めなんてのも食べてましたが。

とりあえず今年も。

冷やし中華、食べ終わりました。


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過ぎ去りし夏を惜しみつつ頂く札幌「天坊」の冷やし中華。

2022-09-06 | 中華
多分、もう終売してると思うのですが…
札幌の「創成川イースト」エリア、二条市場そばの町中華「天坊」の冷やし中華。

麺には胡麻ダレを絡めて、周りに醤油ダレを注ぐと言う、それだけで味変も楽しめる逸品。

その頂に輝く、みかんの缶詰も素敵。

凄く手間がかかってるのを感じる味わい。

中華丼のアタマで飲むビールの美味さよ。

チャーシューも、甘辛加減が絶妙。軽く炙ってくださるのがありがたい。


鶏の唐揚げは、胸肉なのであっさりしつつもジューシー。

半分には、その場でサッと作った熱々の甘酢をかけて下さいます。


お酒もご飯も止まらない、肉もやし炒め。

パリパリしつつも、中身はトロリとした春巻き。これもビールが進みます。


そして。
他のお店では、まず見かけない「麻婆冷やし中華」。

下には通常通りの冷やし中華が。分かりづらいですが、クラゲや胡瓜など、冷やし中華の具がチラリと覗いています。

その冷やし中華に熱々の麻婆豆腐をドカッと載せてます。

これが癖になる味でして。

讃岐うどんにも「ひやあつ」なんてメニューがありますよね。

蕎麦にも、熱いつけ汁に冷たい蕎麦を浸して食べる「◯◯せいろ」的なメニューが。

冷たいものと熱いものの共演。

それを冷やし中華で。

これは斬新。衝撃の味わい。そして、何だかやたらと「合う」。

冷たい麺に、熱々の麻婆豆腐を絡めつつ啜る。新鮮な体験。

刻んだ胡瓜に、軽く火が入ると食感も風味も変わります。

これは参りました。

でも。

多分、既にシーズンオフ…のはず。

なんでここまで引っ張ったかと言うと、もう一つあったんですよ。

「天津冷やし中華」。

ご想像の通り、熱々の天津丼の「アタマ」を冷やし中華に載せてる訳です。

コレも気になる。食べたい。

食べた上でブログにも載せよう。

そう思ってたんですけどね。一年後に持ち越しとなりました。残念。




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