じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

唐突に、厚別区役所の「食堂」へ。

2024-10-10 | 食堂
平日の昼間。

厚別区役所に行く機会が。

そこでふと、思い出しました。

「区役所の食堂が開いてる時間だ」と。

なかなかそんな時間帯に、区役所にも行けないので、これは千載一遇のチャンスだと。

早速地下に。

役所の食堂感溢れるメニューです。素晴らしい。

カレーやラーメンも食べたいし、スペシャルランチのネギトロ丼や、びっくりランチの八宝菜も捨てがたい…担々麺まであるじゃないか…

完全に迷いってしまい(笑)、選んだのは…

「昼食膳」のやきとり丼と蕎麦のセット。

「膳」に弱い(笑)。

野菜サラダも付いてて、栄養のバランスの良さも流石。

実はこの手の「役所の食堂」、安くて美味しい事が多いですよね。

大通公園沿いの札幌市役所には、18階に中華の美味しい食堂があって、良い眺めと共にビールも飲めたりできますし、手稲区役所の食堂は「メガザンタレ定食」が有名。

(ザンタレとは、北海道流の唐揚げ「ザンギ」にタレを絡めた、釧路方面のソウルフードですね。)

区役所の食堂巡りも楽しそうだなぁ、なんて思いつつ、やきとり丼を噛み締めておりました。


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三笠市「髙島屋食堂」の生姜焼きも食べてますよ。

2022-11-29 | 食堂
三笠市の果ての洋食屋さんはもちろんですが。

同じく三笠市の「髙島屋食堂」にも行ってましたよ。もちろん。

やはり、食堂と言えば…生姜焼き。

甘めの味付けにはご飯がすすみまくります。

さらに小鉢が麻婆豆腐ってのが、これまた泣けてくる。

食堂のお母さん達も、変わらず人懐っこく温かい迎えてくださいます。

それにしても。

三笠市のお店って、何かと凄いような。

炭鉱町の底力でしょうか。


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【三笠市食堂紀行三部作:完結編】三笠市「髙島屋食堂」の温もりご飯。

2022-09-06 | 食堂


三笠市の中心部から少し山間に入った場所に佇む、何とも長閑な店構え。

「髙島屋食堂」を最初に訪れたその日は、全国的にも暑さが厳しく。

奥の厨房から不意に現れたエプロン姿のご婦人が、「涼しげで一番良いね」と、タンクトップ姿の自分に気さくに話しかけてくれました。

恐らく調理担当と思しき、その方の他には、二人のフロア担当の「お母さん」が。

実際、地元の常連らしきお客さんから、当然のように「お母さん、暑いねー。」なんて声をかけられている。

そんな、地元密着感が半端ない「お母さん」達が取り仕切る、「食堂」として盤石なお店でした。

「食堂」と言いつつも、むしろ洋食屋さんに近い雰囲気。

名物「バラカツカレー」。バラ肉のカツと、王道のルーカレーは具もしっかり。


キャベツがたっぷりなのも有り難い。

骨つきの大きなザンギも名物だと聞いたのですが、流石にカツカレーと大きなザンギ、ってのもヘビーかなという事で。

ミニザンギを。味付けが確かに「ザンギ」のそれ。濃すぎず、でも鶏肉の風味をしっかり引き立てるスパイシーさ。絶妙な味わいでした。

後日、再訪。

前回、バラカツカレーを食べつつ、メニューを眺めていると、「ポークソテー」が目に付き、次回はコレと決めていました。

そんな訳で、狙い通りポークソテーをオーダーすると、調理担当と思しきお母さんが不意に現れて、「ちょっとコレも食べてみてよ」と。
酢の物をサービスして下さいました。甘さと塩加減が優しい。

ポークソテーにもしっかりと…
皿に盛られたキャベツが。

そして、熱々の鉄板に載って登場。
ジュウジュウと、派手に食欲を掻き立てる音を立てています。

厚みもあって食べ応え充分。

そして何故か付け合わせは、揚げたての野菜の天ぷら。

椎茸にピーマン、ナスの天ぷらは、衣もサクサク。

この付け合わせは中々無いのでは。鉄板に載った天ぷら、ってのも新鮮な感覚。

この辺りにも親しみを感じると言うか、「料理上手なお母さんが作ってくれたご飯」的な温もりが滲みます。

見た目も味も洋食屋さんのお料理なんですが、その味わいにはどこか、家庭の味を感じます。まさに、隠し味のように。

そして、再びお母さんが登場。
「これも食べないかい?名物なんだよ」と、小皿に盛られたカレールーを出して下さいました。

これで「ミニカレー」状態に。何だか手厚くおもてなしをして頂けました。

と、なれば、さらに再訪するより他ない。
今度はポークチャップを。豚肉の厚みと、ザクッとした歯応えの良さは、ポークソテーと変わらず。

このソースがまた、豚肉の旨味を引き立てて、ご飯がやたらと進む味わい。

そしてやはり、付け合わせは野菜の天ぷら。

今回はナスと椎茸に、ズッキーニ。鉄板のソースを絡めると、これまた素敵。

その日はお昼前に行ったのですが、既に満席に近い状態。

それでも、お母さんが合間に席まで来て、話しかけてくれます。

北村温泉帰りだったので、そんな話をしてましたね。

こちらを訪れると、何故か毎回、天気は晴れ。この時も見事な秋晴れが。

さて、次は…

生姜焼き定食辺りを頂きに伺いましょうかね…。



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【三笠市食堂紀行三部作:番外編】「みつい食堂」の"昔ながらの"オムライス。

2022-07-26 | 食堂
「昔ながらのオムライス、って何ですか?」

三笠市の「みつい食堂」に再訪したその日は、北海道もついに夏らしい暑さとなりまして。

こちらの食堂、外観はバリバリの昭和感なんですが、中に入ると…思いの外、クーラーがガンガン効いてる。

食堂と言うと、どうしても夏場は扇風機に団扇で暑さを凌ぎながら…なんてイメージでしたんで。

こりゃ、ありがたい。

と思いつつ、オムライスをオーダーしたら、学生さんと思しき女性のスタッフさんが、周りの人生の先輩たるスタッフさん達に問いかけていたのが…「昔ながらのオムライスって、何?」と言う疑問。

どうやら、他のお客さんがオムライスを食べつつ、口にしたそのキーワードが気になった模様。

「ほら、今はオムレツを上でパカっと開くやつとか、オシャレなのがあるでしょ…」

と、その素朴な疑問に多少戸惑いを見せる、人生の先輩達。

正直、オーダーした客の至近距離で、そのメニューについて語られてしまうと、何だか微妙な居心地の悪さもあったりします(笑)。

つまりは要するに…

こう言うオムライスな訳ですが。

まさしく「昔ながらの」オムライス。薄焼き卵で包むタイプです。ラーメンスープも付いてます。完璧。

でも、10代の皆さんにはピンと来ないんですね。やはり。

このオムライスにテンション爆上がりするのは、基本、昭和生まれの人間ですからね(笑)。


それにしても見事なビジュアルです。

結局、納得したかどうかは微妙な、そのうら若きスタッフさんは、「暑いとオムライスがよく出ますよねー。」なんてプチ情報も。

そうなんだ…なんて思いつつ、鮮やかな色合いの薄焼き卵を突き崩し、赤く染まったチキンライスにケチャップを絡めつつ口に運ぶ。

これこれ。これが「昔ながら」。

その若き女性スタッフさんには、ありふれた日常のひとつかも知れないですが…

その目の前ではいつも、歴史的遺産とも言えるオムライスが連日、作り出されてる訳です。

それは実は、とても貴重な経験だったりする事に、彼女はいつか気づく日が来る…

と、期待したいです。
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【三笠市食堂紀行三部作:第二弾】炭鉱町の力強さが染み込んでくる「みつい食堂」のご飯。

2022-06-26 | 食堂
三笠市と言えば、炭鉱で栄えた街。

「炭鉱町はラーメンと蕎麦とカレーが美味しい」という、個人的法則。

新札幌のコミュニティFMの、とある番組のパーソナリティさんも同意してくださったので、間違いないです(笑)。

そして、それを確かめるべくしばらく前には更科食堂で、蕎麦とラーメンを頂いた訳ですが…



三笠市の中心部にも、その法則を証明する様な食堂がありました。

もう、外観からして力強い。


お願いしたのは「カレーセット」…のカレーを追加料金でカツカレーにして頂いたもの。

店員さんに相談したら、快諾して下さいました。

両方、食べたかったんです(笑)。

まずは、この絵に描いたような昔ながらのラーメンから。セットのラーメンは麺が半玉くらい。この後にカレーが控えてますから、ちょうど良い。

本当に子供の頃に食べた「食堂の味」ですね。

初めてなのに懐かしい。

そして、残ったスープと共に…


カツカレーを。

キャベツとマヨネーズが有り難い。

ルーは恐らく…ラーメンスープでカレールーを溶いたんでしょうか。

具材はなし。潔いカレールーです。

しばらくすると、表面に「膜」が張るやつです(笑)。「ライスカレー」とも言えそうな、ノスタルジックな味。

久しぶりですね。この感じ。王道にして横綱クラス、演歌界の大御所の様な堂々たる「食堂のカレー」です。


メニューも豊富です。

食べながら、次に来た時に何を食べるか吟味。

こちらのナポリタンやミートソース、広東麺あたりも捨てがたい。

後ろのテーブルでは、サラリーマンのグループが、ワシワシとカレーやラーメンをワイルドにかっ喰らっていました。

こういうお店のご飯は、食べると何だか力が湧き上がります。

ネットも携帯も無いような時代。色々言うより、まず食べる。食べて沢山働く。その為のご飯。

確かに食べると、ストレートに力が湧いてくる。

炭鉱で働く人々を、こんなご飯が力強く支え続けたんでしょうね。


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