札幌の円山界隈。裏参道にある、鉄板焼とお好み焼きのお店。
やはり、立地的にもいきなり店内がお洒落。黒を基調とした、落ち着いたバーのような佇まい。
見れば、片隅のテーブル席では、円山ならではのセレブな雰囲気全開のマダムが(鉄板焼屋ですが)お茶なんてしてまして。
そんな中、短パンにTシャツ、サングラスでドカドカと男一人で入っていって、いきなり生ビールをあおるわけでしてね…
顔馴染みのスタッフさんが居るから許されるよなぁ…と(笑)。
でもですね。
そんなラグジュアリーな雰囲気とは裏腹に、出てくるお料理は値段も含めて気楽な感じです。
一枚目の写真はとんぺい焼き。鉄板焼のおつまみには外せない一品ですが、卵がふわふわ。
結構、他の鉄板焼屋さん等で頼むと、卵がざっくり焼かれてたりするんですが、こちらのはソフトな口当たり。いきなり技の光る逸品が。
で、焼き鳥もあります。
炭火で焼かれた焼き鳥は、専門店のような素敵な焼き上がり。十分メインを張れる焼き鳥です。
値段も一本130円くらいからなので、これは某焼き鳥チェーンと変わらないですね。実際、焼き鳥だけ食べに来るお客さんもいるようです。納得。
鉄板焼と言えばこちらも外せない。
十勝和牛のロース。和牛って、良いですよね…。塩と特製ソースで、二つの味わいが楽しめます。
こちらも一般的な鉄板焼屋と比較しても、かなり気軽に頼める値段かと。
そして、もちろんこれも。
お好み焼き。関西風です。
具材には海鮮も肉もたっぷり。海老が頭出してます(笑)。そして、道産小麦を使った生地は、外はカリッと、中はふんわりとしています。
何やら、関西出身の方がこれを食べて絶賛したとか。
プロの技と味を実感できるお好み焼きでした。こんなお好み焼きには、最近中々お目にかかれませんでしたね。
飲み物も円山価格ではなく、場所柄から言っても比較的格安だと思います。
オリジナルのお酒なんかもありまして。
パイナップルを半分絞って作った、生搾りパイナップルサワー。
今まで出会った生搾りサワーでは一番豪快でした(笑)。半分ですからね。それを目の前でスタッフさんがグイグイ搾ってくれたんですが、何とも力強い。搾るスクイーザーも専用のものとかで、しっかり芯が抜ける優れもの。
これは何とも贅沢で楽しいお酒でした。
お店に居たら、家族連れのお客さんも来ていました。確かに、メニューのラインアップも値段も、家族連れでも十分安心して楽しめるものですね。
セレブからファミリー、男の一人酒まで(?)、様々な楽しみ方のできる、嬉しいお店ではないかと。
でも、子供のうちからこんなお洒落な店でお好み焼きを食べるなんて、円山のお子さんはやっぱりひと味違いますね…
(^_^;)