…確かにビックリしたんですよ(笑)。このメンチカツサンドには。
分厚いメンチカツにシャキシャキ野菜、さらにポテトサラダまでもが。メンチカツだからこそ、食感が近いポテトサラダが合うのは納得な訳ですが…
持つとずっしり重い。
こちらのお店の逸品のひとつ、カツサンドとはまた違う満足感。あのカツサンドが一本背負いなら、メンチカツサンドは寝技でしょうか。
…あ、解りづらいですか?
(^_^;)スミマセン
ここしばらくメニューに載っていますが、突然姿を消して二度と会えなくなる可能性があるので(笑)、見かけたら是非お試しいただきたい。
この、お腹が圧倒的な幸せに満たされる感覚、他の店のメニューには中々ないですよ。同じ満腹でも、この店の満腹は別格。そう思ってしまいます。
そんな、時々強烈な力技で客を驚かせる、札幌ススキノ『本気食聡咲(まじしょく・そうさく)』であります。
今回も、こちらで最近戴いたお料理をご紹介。
まずは、五目揚げ出し豆腐。
出汁の深みも嬉しい、具沢山の揚げ出し豆腐。寒い夜に、これで熱燗やりながら…なんてのも素敵。
ピリ辛ゴマだれチキンサラダ。
ゴマの風味と程よい辛さを纏わせたチキンに野菜。モモ肉は歯応えを残しつつも柔らか。余計な脂も落ちて、野菜と共にあっさりさっぱりといただけます。居酒屋の上等な前菜。
鴨ネギ串。
見た目通り、伝説的に最高とされる食材の組み合わせを解りやすい形で実現(笑)。確かに、先人の言う通りだなと。
ぎんなん草の味噌汁。
ぎんなん草は「ホトケノミミ」とも呼ばれる、稚内が名産地の海草。独特の風味とヌメリがあります。
冬になると、稚内市街地のすぐ横の前浜で、胴付姿の漁師さんやその奥さんが手摘みしていました。
子供の頃は稚内に住んでいたので、学校の帰り道で何度も見かけた光景です。当時は稚内にも流氷が着岸するような寒さ。極寒の海の中で黙々と作業する漁師さんは、見てるだけでも寒そうでした。
まさに冬の珍味。子供の頃、我が家の食卓にも何度も登場した味噌汁。懐かしい味です。まさか、ススキノで再会できるとは。汁にもトロミがついて、飲めば体も温まります。
聡咲のメニューには四季折々、こうした北海道や全国のマニアックな(笑)食材が時々登場します。どうかお見逃し無く。
ザンギ。
北海道流の鶏の唐揚げ。その味付け・揚げ方の定義は様々で、名前の由来にも諸説が。
味付けとして主流なのは、鶏肉をニンニクや生姜を利かせた醤油ダレにしっかり浸けて揚げる、と言う感じでしょうか。いわゆる「唐揚げ」と比べ、濃い味付けです。
ザンギであるなら、衣には北海道のジャガイモで作ったデンプンを使わなくてはならない、なんて定義もありますね。
ちなみに名前は「炸子鶏(ザー・ ツゥ・チー)」と言う唐揚げに似た中国料理の名前に由来する、と言う説をよく聞きますね。
そんなお話はともかく、こちらのお店のザンギは、多くの道民が納得する味。
長いもバター醤油風味。
この時、実はマスターは不在でして。聡咲のブログにも書いてましたが、関西への旅に出ていたんですね。で、この日はスタッフのナルさんが御一人で厨房を。で、ホール担当はマスターの息子さん。
こういう時に来てこその聡咲マニアですよ(笑)。このチャンス(?)を逃してはならないと、意気揚々とお店にいきました。
で、いきなりメニューにない料理を頼むと言う、嫌な客な訳です(笑)。
長いもがあると言うことで、素揚げにしてバター醤油で絡め、青紫蘇の千切りをフワリと載せる。
長いもは、揚げるととても風味と食感が良いのですが、そこへバター醤油の風味を上乗せ。青紫蘇の爽やかさも相まって、何とも素敵な酒肴に。
で、さらに…
和風オムライスをオーダー。これもメニューにはありません。すみません(笑)。
でも、出汁の利いた銀餡がかかったあっさり味のオムライスは、こちらの希望通り。ナルさん、ありがとうございました。調子に乗ってすみません。
(^_^;)
そして、颯爽と大阪・京都の旅から舞い戻ったマスターのお料理には…
古の都の風が(笑)。
まず、豆腐のガーリックオイル焼きには、ちりめんがパラリ。
京風出汁で炊いた大根は、盛り付けも雅で素敵な雰囲気。さらに鰹が利いた出汁は、口にしてからしばらく、しみじみとその旨味の中で舌を泳がせてしまいました。その出汁が存分に染み込んだ大根。菜の花は絶妙な苦味のアクセントに。
まさに関西の料亭の味。…関西の料亭に行ったことはないですが(笑)、恐らくそうです。
実際マスターは、京都では和食屋さんで昼食を召し上がったそうなので、早速そのエッセンスを取り入れたのかと思い…
「京都帰りはやはり料理も京風になるんですね~!まさしく京の風を感じますよ~!!」
なんて生意気を言ったら、
「まったく嫌な客だよ!(笑)」
と、怒られました。
(^_^;)
それはともかく。
皆さんも、関西の空気をたっぷり吸ってリフレッシュして、さらに力強さを増したマスターのお料理を食べに、聡咲を訪れてみてくださいね。
しかしまぁ…
旅の道中の天気にしても、現地での様々な「出会い」にしても…
マスターは奇跡の人ですな。
(^_^;)
この「旅」についてご存じ無い方は、詳しくは「聡咲」のブログをご覧くださいませ。
分厚いメンチカツにシャキシャキ野菜、さらにポテトサラダまでもが。メンチカツだからこそ、食感が近いポテトサラダが合うのは納得な訳ですが…
持つとずっしり重い。
こちらのお店の逸品のひとつ、カツサンドとはまた違う満足感。あのカツサンドが一本背負いなら、メンチカツサンドは寝技でしょうか。
…あ、解りづらいですか?
(^_^;)スミマセン
ここしばらくメニューに載っていますが、突然姿を消して二度と会えなくなる可能性があるので(笑)、見かけたら是非お試しいただきたい。
この、お腹が圧倒的な幸せに満たされる感覚、他の店のメニューには中々ないですよ。同じ満腹でも、この店の満腹は別格。そう思ってしまいます。
そんな、時々強烈な力技で客を驚かせる、札幌ススキノ『本気食聡咲(まじしょく・そうさく)』であります。
今回も、こちらで最近戴いたお料理をご紹介。
まずは、五目揚げ出し豆腐。
出汁の深みも嬉しい、具沢山の揚げ出し豆腐。寒い夜に、これで熱燗やりながら…なんてのも素敵。
ピリ辛ゴマだれチキンサラダ。
ゴマの風味と程よい辛さを纏わせたチキンに野菜。モモ肉は歯応えを残しつつも柔らか。余計な脂も落ちて、野菜と共にあっさりさっぱりといただけます。居酒屋の上等な前菜。
鴨ネギ串。
見た目通り、伝説的に最高とされる食材の組み合わせを解りやすい形で実現(笑)。確かに、先人の言う通りだなと。
ぎんなん草の味噌汁。
ぎんなん草は「ホトケノミミ」とも呼ばれる、稚内が名産地の海草。独特の風味とヌメリがあります。
冬になると、稚内市街地のすぐ横の前浜で、胴付姿の漁師さんやその奥さんが手摘みしていました。
子供の頃は稚内に住んでいたので、学校の帰り道で何度も見かけた光景です。当時は稚内にも流氷が着岸するような寒さ。極寒の海の中で黙々と作業する漁師さんは、見てるだけでも寒そうでした。
まさに冬の珍味。子供の頃、我が家の食卓にも何度も登場した味噌汁。懐かしい味です。まさか、ススキノで再会できるとは。汁にもトロミがついて、飲めば体も温まります。
聡咲のメニューには四季折々、こうした北海道や全国のマニアックな(笑)食材が時々登場します。どうかお見逃し無く。
ザンギ。
北海道流の鶏の唐揚げ。その味付け・揚げ方の定義は様々で、名前の由来にも諸説が。
味付けとして主流なのは、鶏肉をニンニクや生姜を利かせた醤油ダレにしっかり浸けて揚げる、と言う感じでしょうか。いわゆる「唐揚げ」と比べ、濃い味付けです。
ザンギであるなら、衣には北海道のジャガイモで作ったデンプンを使わなくてはならない、なんて定義もありますね。
ちなみに名前は「炸子鶏(ザー・ ツゥ・チー)」と言う唐揚げに似た中国料理の名前に由来する、と言う説をよく聞きますね。
そんなお話はともかく、こちらのお店のザンギは、多くの道民が納得する味。
長いもバター醤油風味。
この時、実はマスターは不在でして。聡咲のブログにも書いてましたが、関西への旅に出ていたんですね。で、この日はスタッフのナルさんが御一人で厨房を。で、ホール担当はマスターの息子さん。
こういう時に来てこその聡咲マニアですよ(笑)。このチャンス(?)を逃してはならないと、意気揚々とお店にいきました。
で、いきなりメニューにない料理を頼むと言う、嫌な客な訳です(笑)。
長いもがあると言うことで、素揚げにしてバター醤油で絡め、青紫蘇の千切りをフワリと載せる。
長いもは、揚げるととても風味と食感が良いのですが、そこへバター醤油の風味を上乗せ。青紫蘇の爽やかさも相まって、何とも素敵な酒肴に。
で、さらに…
和風オムライスをオーダー。これもメニューにはありません。すみません(笑)。
でも、出汁の利いた銀餡がかかったあっさり味のオムライスは、こちらの希望通り。ナルさん、ありがとうございました。調子に乗ってすみません。
(^_^;)
そして、颯爽と大阪・京都の旅から舞い戻ったマスターのお料理には…
古の都の風が(笑)。
まず、豆腐のガーリックオイル焼きには、ちりめんがパラリ。
京風出汁で炊いた大根は、盛り付けも雅で素敵な雰囲気。さらに鰹が利いた出汁は、口にしてからしばらく、しみじみとその旨味の中で舌を泳がせてしまいました。その出汁が存分に染み込んだ大根。菜の花は絶妙な苦味のアクセントに。
まさに関西の料亭の味。…関西の料亭に行ったことはないですが(笑)、恐らくそうです。
実際マスターは、京都では和食屋さんで昼食を召し上がったそうなので、早速そのエッセンスを取り入れたのかと思い…
「京都帰りはやはり料理も京風になるんですね~!まさしく京の風を感じますよ~!!」
なんて生意気を言ったら、
「まったく嫌な客だよ!(笑)」
と、怒られました。
(^_^;)
それはともかく。
皆さんも、関西の空気をたっぷり吸ってリフレッシュして、さらに力強さを増したマスターのお料理を食べに、聡咲を訪れてみてくださいね。
しかしまぁ…
旅の道中の天気にしても、現地での様々な「出会い」にしても…
マスターは奇跡の人ですな。
(^_^;)
この「旅」についてご存じ無い方は、詳しくは「聡咲」のブログをご覧くださいませ。